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和書 492412 (217)



はじめに慈悲ありき (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

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はじめは駄馬のごとく―ナンバー2の人間学 (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

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相変わらず、永井先生の毒舌(?)が冴え渡る一作。特に義経のパートはもう
滅多切りですね(苦笑)。

歴史上の人物の中でもナンバー2と目される人物をピックアップし、さらにその中で
ナンバー2として成功した人物(北条義時、徳川秀忠、藤原不比等)と失敗した人物
(源義経など)の両方を紹介しながら、ナンバー2として成功するための秘訣を
見出そうとしている、独特の作品。

 しかもエッセイ調なのでそもそも読みやすい永井先生の作品がより読みやすく、
そして毒舌も冴え渡るという、非常に魅力的な作品となっている。

 惜しむらくは、この作品が既に絶版になっている(少なくとも新品は購入できない)
ことか。確かに2007年現在、好きこのんでナンバー2に甘んじようとする人間は少ない
のかもしれないが、ナンバー2だからできること、楽しみがあるはずで、この作品には
それが溢れている様に個人的には感じている。

古本でも良いので入手して一読をお勧めしたい作品である。




はずかしかったものがたり (フォア文庫 B)
販売元: 童心社

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はずれの記 (角川文庫)
販売元: 角川書店

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はちまん〈上〉 (角川文庫)
販売元: 角川書店

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内容は、内田作品によくある社会的問題を取り上げたもの。でも、今回は女カメラマンとか出ていて、働く女性として同じような観点で本が読めました。




はちまん〈下〉 (角川文庫)
販売元: 角川書店

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重い主題ゆえのラストか……。論理とか理屈だけで解決し得ないほど大きな問題を背負ってしまったときの、浅見光彦、というより作者の結着の付け方としてこれしかなかったのだろうと、肯定的に解釈しました。




はなれ瞽女おりん (新潮文庫 み 7-13)
販売元: 新潮社

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はましぎ (角川文庫 緑 298-14)
販売元: 角川書店

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はみだし生物学 (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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本書のベストセリフ
「善哉、蝸牛子よ、――泳ぎ、走り、はねるもののけたたましい成功にくらべ、
君の歩んだ道はぱっとしないものだったとはいえ、
それはアメーバ以来、否、さらに古く根源的な『地をはう生命』の
謙虚にして寡黙・質朴・平穏の伝統をうけつぐものだ。
Qui va piano va sano e lontano. を文字どおり『地で』行くものの姿だ。
面をあげてたけだけしくきらきらしい黄道にいどむよりは、
君はつつましく顔を伏せて、いぶし銀の光にみちた白道を歩め。
さすれば、露の世は須ゆにして、露とすぎさり、
文明動物のまがまがしく大げさないがみあいも、
君にとっては所詮、その角上の争いにしかすぎぬのであろう。
――かたつむり枝にはい…
――世はなべてこともなし」

蝸牛フェチの小松氏らしい科学解説書だが、
全ての科学ネタを文学と融合させたら大傑作になったろうが、
ほとんどは生物の教科書読んでるような味気ない文ばかりである。
さわりは日常エッセイで読み易くしてあるが、
ほとんどは無味乾燥な教科書文なので、
サイエンスエンタメとしては退屈。
SF作家らしいセンスオブワンダーな仮説も皆無。
メインテクニックはアナロジーばかりである。
小松氏は文系だから仕方ないが、
動物を擬人化するという科学的間違いは、
科学解説書として致命的なミス。
スティーヴン・ウェッブ の「広い宇宙に地球人しか見当たらない50の理由」 が、
やはり科学解説書のオールタイム1だな。





はみ出し刑事 (徳間文庫)
販売元: 徳間書店

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 表題だけを見ると『新宿鮫』やハリー・ボッシュのようにハードボイルドな主人公を連想してしまいますが、さにあらず。直情径行の気味があって、捜査係の員数外なのはいいとして、嫁に逃げられ、毎日酒びたり。酒場で隣り合った誰彼に「俺は駄目な男なのさ」と泣き言をたれるのは、どう見ても格好よいヒーローの姿ではありません。
 また捜査方針に反対を唱えるにしても、根拠が「なんとなく、そう思ったから」というのも、小説の登場人物とはいえ、いかがなものか。事件の真相も自然に割れるものが多く、もはや推理小説と呼ぶこともできやしません。ページかせぎとしか思えない、だらだらした会話からは、著者のやる気のなさまでが透けて見えてきます。
 昭和50年に刊行された作品ですから、推理作家としてスランプの時期に書かれたものでしょう。本書を読んでいる間「唄を忘れたカナリヤ」という西条八十の詩の一節が、ずっと頭の中に浮かんでいました。『招かれざる客』『空白の起点』『霧に溶ける』等々、数多くの傑作をものにした本格推理の鬼才も、スランプの時には推理小説の書き方までも忘れてしまうのだなあ、と……。
『同行者』や『日曜日には殺さない』等、あまりにも無謀な試みに挑んだが故に失敗してしまった作品も多い著者ですが、本書はそんな著者には珍しい、正真正銘の、いっそ気持ちがいいくらいの「駄作」。これから笹沢左保を読んでみようかと思っている皆さん。くれぐれも、本書を1冊目にしないように。
 でも徳間文庫の笹沢作品の中でも、本書の売れ行きっていいみたいですね。


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