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和書 492412 (261)



もし僕らのことばがウィスキーであったなら (新潮文庫)
販売元: 新潮社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 この筆者の本を読むと、いつも思う。旅をしてお酒が飲みたい、と。
 この本もそうだが、決してここのビールがうまい、とか、のどごしがどうとか、そういった話はない。あったとしてもそれを殊更誇張するところはない。
 でもそれらアルコール飲料の使われ方が非常に魅力的で、ああいいな、と思わせるものがある。
 今回はアイルランドでウィスキー。ばっちりそこを旅して、それが飲みたくなった。




もだえ苦しむ活字中毒者地獄の味噌蔵 (角川文庫)
販売元: 角川書店

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椎名誠は好きな作家だが、小説は良いとは思わない。文章回しが重いし、全体的に暗い。汚い話がふんだんに出てくる。個人的な好みなので、なんとも言えないが。

ところで、その暗くて汚い目黒浩二の話はさておいて、101ページからベストセラーを作る方法というのがでてくる。どんな本でも、ベストセラーにできます。と書いてある。とても説得力があって、特に○○賞受賞作なんてのも、この手で作られてるようなのが結構ある。読んでも面白くも何ともないのに、なぜかベストセラー。有名な作家の本でも、ときにこの手で売ってあるのがあるように思われる。読んでみると目から鱗だが、やっぱり暗い。




もっとおもしろくても理科 (講談社文庫)
販売元: 講談社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

専門家の視点ではない理解のおもしろさを解説している。
理科が嫌いだという人はぜひ読んで欲しい。
西原理恵子の絵が、なんとも内容にあっている。
清水義範はつっこみだと表現している。
そう、この内容にはこの絵がぴったり。
内容の理解が進みます。




もっとどうころんでも社会科 (講談社文庫)
販売元: 講談社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

清水+西原の「お勉強シリーズ」第4弾!社会科としては第2弾!
今回もあっと驚き、サイバラも炸裂しております。

「社会科に強いと生活の彩りが豊かになり世の中を見てても面白いことがいっぱい発見できる、と思っている」という清水ハカセに賛成!私のツボを押しまくりの1冊です。

忠臣蔵の悪役、吉良上野介は、実はいいお殿様だったり、人類の脚力を考察したり、お金を巡って、教科書の大きな書き換え問題が起こったり・・・
だから、「お父さんは社会科『得意だった』んだぞ」は今は昔。歴史はどんどん塗り替えられているのです。

スーパーに行っても、珍しくない野菜が実は数奇な運命をたどっていたり、社会科的考察からするとむちゃむちゃ面白いのです。
オランダ人に関する悪口英語(ダッ!チ××)がたくさんあったりするのも、歴史的にみて、う~ん、なるほど。

最後の章の「家族甘いかしょっぱいか」で、巻頭の章「それにつけても土地のほしさよ」にリンクする、その心遣い(?)がにくい!

サイバラは各章ごとに爆裂!ハカセのエッセイに奥行き深くツッコミます。すんばらしい!

とにかく面白いこのシリーズ、親子でどうぞ。理科・社会科が楽しくなりますよ!




もっともっと自由を…… (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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もっと危ないオフィス・ラヴ〈1〉 (EASY BOOKS)
販売元: ムービック

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もっと広く!―南北両アメリカ大陸縦断記・南米篇 (上) (文春文庫 (127‐9))
販売元: 文芸春秋

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 1981年に朝日新聞社から出た単行本の文庫化。
 1978年の『オーパ!』受けて企画された、北アメリカ→南アメリカ釣行記の3冊目。本書は南米編の上巻に当たる。
 ノリとしては『オーパ!』シリーズと変わらず、開高健の文章と豊富なカラー写真が相補いながら、南米の自然や暮らしを紹介してくれる。豪快な獲物と素朴な暮らし。想像もつかないような道の生き物。「男のロマン」みたいなものは充分に感じさせてくれる一冊。
 ただ、釣行記としてはちょっと物足りない。楽しい釣りが描かれてしまっており、釣りにまとわりつく孤独感とか苦しみとかが見えてこない。精神的な深みに欠ける。




もっと広く!―南北両アメリカ大陸縦断記・南米篇 (下) (文春文庫 (127‐10))
販売元: 文芸春秋

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 下巻はペルー、チリ、アルゼンチン。
 海岸部での釣り、チリのピノチェト政権と民衆の支持、アルゼンチンの牛。
 開高は、もうすっかり枯れてしまっているのだ。釣りへの情熱もなく、食への欲求も影を潜めてしまっている。なにより世界に対する鋭い批評が失われている。
 とても寂しかった。




もっと遠く!―南北両アメリカ大陸縦断記・北米篇 (上) 文春文庫 (127‐8)
販売元: 文芸春秋

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開高健はハードボイルドの人である。そうでない人にとって、うらやましくもあるが、同時に幾分うっとうしい。読み手に気力が充実していないと、彼の文章の重量と癖に辟易してしまうことになる。

本書は上下2巻からなる北米釣行紀であり、後半は南米版「もっと広く!」に続く。釣りの描写は難しく、天才・井伏鱒二でさえ最小限の文章しか残していないが、開高健はむしろ積極的に釣りを題材として用い、そして成功していると思う。もっとも、井伏のような繊細な釣りではなく、開高のはスポーツ・フィッシングであり、両者の間には著しい隔たりがある。

本書も、釣りに関する記述は冴えている。一方で、たとえばニューヨークの都市描写は、わざわざここで読みたい話題ではない。たとえて言えば、釣りに行ったのに名所見物ばかりしているような、そんなじれったさを感じる。そういう点では話題が釣りに集中している上巻の方が密度が高く、話題が外れがちな下巻にはやや散漫な印象がある。

写真は美しく迫力があり、文庫よりも大判で眺めたい。しかし、本来は名作であるはずの下巻148~149ページの写真を見て、私が瞬間的に思ったのは、なぜか「いい気なもんだ」というネガティヴな感想であった。どうしてだろう。ご満悦の表情に、嫉妬しているのだろうか。ハードボイルドとは無縁の私にとって、彼の生き方は、所詮は見果てぬ夢であると、十分知っているはずなのに。




もっと遠く!―南北両アメリカ大陸縦断記・北米編 (下) (文春文庫)
販売元: 文芸春秋

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 1981年に朝日新聞社から出た単行本の文庫化。
 本書は北アメリカ→南アメリカ釣行記(全4冊)の2冊目。北米編の下巻に当たる。
 ニューヨークのハドソン川河口でブルー、ヒューロン湖でマスキー、セミノール湖でブラックバスに挑戦する。この巻での開高氏は、無理に釣ろうとしておらず、力が抜けている。そのためか、釣果に恵まれる。良い釣りだ。
 釣りだけではなく、アメリカの様々な風俗も描かれている。ニューヨークの猥雑さ、フロリダの老人の町。生々しく、汗くさい。
 写真も美と醜の両面を巧みに捉えている。


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