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和書 492412 (276)



わが六道の闇夜 (中公文庫 A 19-6)
販売元: 中央公論新社

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この作品にまだレビューが一つもないのは不思議だが、今はもう水上勉も忘れられつつあるのか、この文庫でなく全集に入ったのを読むことになったのか。私の場合は、本棚にもう20年近く前に買って読まずにいたのをふいに読んだというのが経緯。そして、この自伝の赤裸々さに驚嘆した。今まで映画でしか作品を知らなかったのだが、これほどの人生を歩んできてそれを題材に文学の世界で成功したとは驚きだ。しかし、これは本当に稀な例で、世の中は彼と同じような境遇で結局埋もれたまま一生を終わる人間が殆どなのである。読後、だからひどく暗い気持になった。




わが勲の無きがごと (幻冬舎文庫 (つ-2-14))
販売元: 幻冬舎

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わが勲の無きがごと (文春文庫)
販売元: 文芸春秋

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わが千年の男たち (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

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わが友マキアヴェッリ―フィレンツェ存亡 (中公文庫)
販売元: 中央公論社

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イタリアの都市国家、なかでもルネサンスの中心となった共和国として、フィレンツェとヴェネツィアの歴史はおさえておきたいところです。後者に関しては同じ作者に「海の都の物語」という大作・好著があり、それがカバーしてくれますが、前者、特にコシモ・メディチが実質的に支配するようになって以降の歴史は、解説をいれて629ページに及ぶ本書がカバーしてくれます。というのは、本書はマキアヴェッリがフィレンツェ共和国の官僚として、そして失脚して以降の本人の言動を中心にすえて彼が活躍した時代を生き生きと描くとともに、その前後の歴史、つまりマキアヴェッリが生まれる前、生まれてから官僚に登用されるまで、そして死後フィレンツェ共和国がトスカーナ大公国になってしまうまでの歴史も簡潔に記してくれているからです。この構成が素晴しい。

マキアヴェッリ本人は有能だが、決して権謀術策の人ではなく、まさに「わが友」と呼びかけたくなる人間味あふれる人物だったことが本書でよくわかります。特に失脚中に、夜書斎で読書、つまり古の人と対話をするときにわざわざ官服を身につけていたという冒頭のエピソードが感動的です。わが国の漢詩に「一穂の青燈万古の心」という読書の醍醐味を集約した名句がありますが、それに通じます。歴史ものの読書を愛する人にとって、このエピソード一つとっても「わが友」と呼びかけたくなる人物にマキアヴェッリが思えてきませんか。




わが名はタフガイ ハードボイルド傑作選 (光文社文庫)
販売元: 光文社

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いい短篇集でした。
「賭ける」は東北の大学フェンシング部での恋愛模様に絡めた作品。自分も山形に住んでおり、また北京オリンピックでのフェンシングの注目度の高まりもあり、偶然にも最新トレンドを反映した作品になりました。仕掛けはわかりやすいものでしたが、ラストのシーンは痺れました。
「夜に潜む」は大藪ハードボイルドの傑作。冷静な文体が緊張感を盛り上げ、ラストも期待通り。欠点ありません。
「最後の賭け」は、裏社会を生きてきた男が引退する為に引き受けた最後の仕事の顛末。いい作品で深い余韻が残る。みんなのバックボーンが詳細に表現されていないところが、逆に読者の想像力を高める作用をはたしている。
「物と心」は超短篇。兄弟の心情のみを題材とした、異色な作品。これもまたハードボイルド。
「夜が暗いように」は家族の暗部がラストで現される秀作。事件を追うごとに、その真相が現されてくる。
「美しの五月」は親をかばう子供がいとおしい。でも仕掛けはちょっと都合よすぎるかもしれませんね。
「熱い痣」は青春の苛立ちがムンムンと香る作品。これはこれでよい作品となっていると思う。
「ハッピーエンディング」は片岡作品らしい、洋物の薫りがプンプン。本格的なカーチェイスと銃撃戦。綺麗な女性と外車。場所と登場人物が日本人だけ。殆ど海外ハードボイルド作品となっています。
「非常線」は仕掛けが絡まりあい、正統派ミステリになっている。依頼者のその仕掛けの一員。
「ちきこん」はこんなことねーだろ、的な作品。だからこそ痛快感が残る。いい作品です。
「ロス・カボスで天使とデート」は探偵物語の工藤ちゃんが登場する作品。お茶面な探偵らしく、ラストはにんまりさせてくれます。
これだけさまざまな作品をいっぺんに読むことができる本作はきっとあなたを満足させてくれることでしょう。





わが夢と真実 (江戸川乱歩推理文庫)
販売元: 講談社

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わが女ひとの記 (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

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わが子が消えた (光文社文庫―海外シリーズ)
販売元: 光文社

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わが子に教える作文教室 (講談社現代新書)
販売元: 講談社

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息子が夏休みの読書感想文の宿題をやってるのを見て、ふと思い出し読んだ一冊。
何かの役に立てばと「読書感想文」の部分を読み始めたら、「読書感想文」の宿題は害になるだけなので、敬遠の四球だと考えなさいとのこと…役に立ちませんでした。
しかし、道徳教育と国語力を混同させちゃいけないこととあくまでも子供が喜んで文章を書くように仕向けることを著者は何度も繰り返し主張していて、とても説得力がありました。
子供の文章力、国語力を鍛えるにはどうしたらよいかを考えると同時に、大人にとっての国語力とは何かを考えるのに奥深い一冊でした。



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