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和書 499784 (32)



ながい旅 (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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大岡昇平氏の戦争モノでは、多くの読者さんらは「野火」「俘虜記」「レイテ戦記」を思い浮かべられるんちゃいますやろか。わては、シニカルで、かつどこかフランス哲学か何かの描出的な心理描写の文章が大好きなんですけども、「俘虜記」の横に並んでおった本書も買うてきて、読みました。最初は、大岡氏の晩年の比較的小品、くらいにしか思っておらず、読み出させていただきました。

「野火」「俘虜記」も大岡氏の実体験に基づくノンフィクション的作品と、読者はどうしても思いますけども、ほしたら、本作は岡田司令官に基づくノンフィクション作品。大岡氏の岡田中将への強い共感が感じられて、実に懐が深い作品じゃ。例年終戦のころになるとテレビでみる太平洋戦争関連の番組は、ともすると重い感じがせんでもないですけども、本作は、そういう意味突き抜けた感じがする。死や戦争のおろかさを感じさせるというよりは、超越した、強靭な岡田資氏の精神がすがすがしく、かつ共感に満ちて強く感じさせられる作品なんですなあ。

巣鴨の、岡田氏の亡くなった跡を今度訪ねたいと思うと共に、大岡氏のあのクールな、特にかなり軍執行部への批判的な「野火」や「俘虜記」での文脈は、何ゆえやったのやろう、と思います。大岡氏も歳を重ねて、愛国的なものに共感を深めていかれはったのか?あくまで、岡田氏への個人的共感なのか?戦後の不安定な世相で、大岡氏も本心を書けへんかったのかも、ということをほのめかすくだりも本書に出てきとります。

本書冒頭にある、岡田司令官の家族写真と戦中、戦後の写真、この厳しい中にも優しさを感じさせる写真は、わての小さい頃の、小学校の校長の厳しさと優しさを想起。実に含蓄が深い、夏の宝物のような作品です






ながさきのコルベ神父 (聖母文庫)
販売元: 聖母の騎士社

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なぜ、ナチスは原爆製造に失敗したか〈上〉―連合国が最も恐れた男・天才ハイゼンベルクの闘い (福武文庫)
販売元: ベネッセコーポレーション

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なぜ、人を殺してはいけないのですか
販売元: 幻冬舎

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なぜ、人を殺してはいけないのですか

本書ではその答えをキリスト教のなかに見出しています。
つまり仏教徒にはその答えは得られません。
仏教的にいうなら、人を殺したりすると次は畜生に生まれ変わるよ、
という感覚でしょうか?

中盤以降はえんえんとキリスト教の話が続くので、
その辺をわかった上で読まないと、ものすごく退屈な本になります。




なぜこの道を?―17人の司祭の手記 (パウロ文庫)
販売元: 女子パウロ会

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なぜ私は生きているか―J・L・フロマートカ自伝
販売元: 新教出版社

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なぜ貝の化石が山頂に?―地球に歴史を与えた男ニコラウス・ステノ
販売元: 清流出版

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なにも見ていない―名画をめぐる六つの冒険
販売元: 白水社

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中身に関するレビューは下の方がうまくまとめていらっしゃる通りだと思う。
少し難しさを感じる場面はあるが、絵を見るのが好きな人であれば一気に読める。
それほどのスピード感があり、絵画に対する真摯な姿、深い洞察力には感銘を受けた。

いくつかの章は会話調で進んでいて、一見真面目な本でないような印象を持つが、
簡単に書いているように見えて実はとても高度な内容を論じている。
本書はもちろん翻訳なのだから、原書をうまく意訳するのは大変なことであったと思う。
訳者には感謝するとともに、やはりこのような書物がもっと多く日本語にならないものか、
プロの方々にはぜひ奮起していただきたい。

最後に、本書を読むと「絵画の見方は一つではない」ことを再認識させられる。
少しばかり学習が進むと「この絵はこう見るべき」という考えに陥ってしまうが、
頭のコリをほぐすのに最適であるとも感じた。




ぬくもりの人間学―歴史に学ぶ本当の日本的リーダーの条件
販売元: 東経

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はじめて学ぶグループワーク (MINERVA福祉ライブラリー)
販売元: ミネルヴァ書房

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