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和書 499784 (52)



枯れ葉作戦の傷跡 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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聞き書き ある憲兵の記録 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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私は大学の課題でこの本を読むことになったのですが、題名の通り、戦争中(満州事変からポツダム宣言、シベリア抑留)の実際に人物、土屋芳雄さんの話です。
戦争の本っていうと、被害にあった民衆、中国の人、朝鮮の人などのことが多いですが、これは戦争中の加害者から見た話。

憲兵になるまで、心優しかった土屋さんは、兵隊社会の中でうまくやってくため、上官に認められて自分の家族が恥をかかないために残虐行為を繰り返したのでした。
中国人に対する拷問は本当に酷く、「うわあ・・・」と思うものがあります。戦争中の軍事教育がいかに人を酷い人間に変え、いかにその人の人生を狂わせてしまうかがわかります。

土屋さんは今でも殺してしまった人に対して後悔してもしきれない思いをいだいておられるようです。
この加害者もある意味被害者に思えてなりませんでした。




紀州―木の国・根の国物語 (朝日文芸文庫)
販売元: 朝日新聞

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 1978年に出た単行本の文庫化。ほかにも角川文庫版、小学館文庫版などがある。
 なかなか重い本であった。
 紀州半島のあちこちを旅しつつ、差別の問題へと踏み込んでいく。新宮、古座、田辺、御坊…。さらに伊勢や松阪へも。
 差別されている側へのインタビューや訪問が中心となっている。話を聞き、現場を目の当たりにし、それを文章化していく。描き出されるのは、複雑で根深い問題だ。解決の糸口すら見えない。
 もともと1977-78年に『朝日ジャーナル』に連載されたもの。いまではどうなっているのだろうか。
 ただ、本としては語りっぱなし、放りっぱなしという印象も強い。よその土地の人間には、どういうことなのかちょっと分かりにくい。




暗闇の戦士たち―特殊部隊の全て (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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特殊部隊(軍事系)の現実に行われた作戦の経緯を詳細に描くと同時に、各国の有するSASやデルタフォース・レンジャー・グリーンベレーなどの組織の特徴やその訓練風景も克明に描写している。また、実名で多くの隊員や指揮官が登場し当時の作戦の推移と結末を、生き生きとした言葉で語っている。陸・海・空の一般部隊とは一線を画す特殊部隊は、独自の組織と戦略と装備を持ち、課せられた極めて困難な作戦の遂行に全力を注ぐ。その隊員たちの気質もまた個性豊かであり、そのおのおのの特殊技術を生かしながら、敵戦線後方に侵入し、人質の救出、近接航空支援の管制、敵通信施設の破壊とさまざまな作戦をこなしていく。まさに少数精鋭の戦う男たちの集団である。




言論統制下の記者 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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巡洋艦インディアナポリス号の惨劇 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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重巡洋艦インディアナポリスは太平洋戦争末期に日本軍の潜水艦の攻撃で沈んだ。それが長い悲劇の始まりだった…という、待望の邦訳だったが失望した。原著は素晴らしい出来なのに、邦訳書はだいなし。訳はいい。しかし原著には収録されていた多くの写真やインディアナポリスの被爆位置の推定図、各章のはじめにある当事者の顔写真などがバッサリとカットされている。あまりにカットされているので、はじめは落丁かと思ったくらいだ。当然、参考文献や索引もカットされている。はっきり言って、この邦訳書はひどい。原著を汚している。もし原著者が抗議してきても不思議ではない。

さて、本の内容は素晴らしいの一言。いわゆる戦記物ではない。原爆運搬という極秘任務や5日間もの地獄の漂流、生存への執念や諦め、艦長のマクヴェイへの不当な軍法会議などが語られている。中でも生存者がサメに襲われるエピソードはおぞましくも迫力を感じる。ちなみにスピルバーグ監督の名作、ジョーズにインディアナポリスのエピソードが描かれている。

著者は多くの問題を投げかける悲劇のノンフィクションを描いた。一級の冒険ドラマとして、闇に埋もれた悲劇の物語として最高の本である。なのに邦訳書の構成はひどい!原著の素晴らしさ半減である!原著の生々しさがない!多少英語が苦手でも、原著の購入をおすすめしたい。




常紋トンネル―北辺に斃れたタコ労働者の碑 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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スターリングラード 運命の攻囲戦 1942-1943 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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600ページの大容量だが、兵士の日記やコメントがふんだんに盛り込まれているので、ドキュメンタリー小説のように難なく読みこなせた。
ただ解説用の挿絵などが少なく感じたので、ネットで調べながら知識を深めていった。




戦場体験 「声」が語り継ぐ歴史 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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朝日新聞「声」をまとめたもの。投稿されている方々は全体的に感情を抑えて淡々と記述しているように感じるが、それだけ悲惨さが伝わってくる。いくら読んでも自分は実際の体験をしていないから投稿者の方々の本当の感情を共有できる術もなく、知識として、あるいは想像でしか当時の状況がわからない。だからといって徐々に戦争体験が風化する社会で同じ道に進んで行こうとするおろかな政治家のような人間にはなりたくない。自分自身の中でそれを喚起するための一助となる書籍。




戦争―体験者の貴重な証言〈1〉 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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