和書 499784 (112)
エルサレム・ミステリー―ユダヤ謎の古文書を追え (徳間文庫)
販売元： 徳間書店
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聖者伝説―365日、あなたを守護する聖人たちのものがたり (elfin books series)
販売元： 学習研究社
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エルベ号艦長幕末記
販売元： 新人物往来社
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カラー版 エロスの美術と物語―魔性の女と宿命の女
販売元： 美術出版社
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この本には「魔性の女と宿命の女」という副題がちゃんと付いている。
だからこの本がファム・ファタルを中心とした論述になっていることには何の問題もない
のである。作品例として多数の美しい画像を使っており、なかには日本人などには初めて
お目にかかるような絵や画家も多い。そういう楽しさもこの本にはある。
ここで扱われている虚実含めたヒロインたちの名前を列挙すれば、背景となった西方世界
の歴史や神話の広大な宇宙が透けて見えるようだ。ヨーロッパ人たちが囚われ続け、また
世界にも影響著しい屈折したエロス（愛）の実相も姿を見せる。
私の好きなクラーナハの作品も多数あり、かつてウイーン美術史博物館で見た「ホロフェ
ルネスの首を持つユディト」の艶やかな画面を懐かしく思い出す。
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エロスの文化史
販売元： 勁草書房
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中国・朝鮮のエロティック・アート (エロティック・アートギャラリー 東洋編)
販売元： 本の友社
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中近東のエロティック・アート (エロティック・アート・ギャラリー 東洋編)
販売元： 本の友社
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性愛人類史観 エロトポリス―荒俣宏COLLECTION2 (集英社文庫)
販売元： 集英社
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社会資料集みたいで､いやらしくない。
通関業者「あなたが海外から取り寄せてる
雑誌はポルノだから､消費税がかかる」
著者「これはポルノではない」という会話
にて､ポルノとピンナップの違いを述べる項が
一番良かった。
縁切寺東慶寺史料
販売元： 平凡社
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鳶魚江戸学 座談集
販売元： 中央公論社
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江戸の研究者を志す人、江戸を舞台にした小説を書く人、テレビや映画の時代考証家を目指す人が、一度はお世話になるといわれているのが、三田村鳶魚（エンギョ）の著書だそう。
吉川英治が、『宮本武蔵』は時代考証がめちゃくちゃだと鳶魚にこっぴどくやられて以来、鳶魚の本をこっそり読んでいたという逸話もある。時代小説家がみんな恐がっていた鳶魚とは、一体何者だったんだろう？ と、興味をいだいて買った。
この本は、大名の生活、江戸の地名、江戸の名所、風俗、三河万歳などの芸能、前田家、火消し、加賀鳶、江戸歌舞伎など、テーマ別に毎回２人ほど、合計４３名の方々が朝倉治彦氏の司会で対談をしたものをまとめたものである。
この対談者の顔ぶれがすごい！ 江戸文学、日本史、民俗学で有名な大学教授から、池波正太郎、松本清張、池田弥三郎……の面々である。鳶魚が各方面に与えた影響がしのばれる。
「江戸の名所」では、広重の『名所江戸百景』を指して、「あれ、全部名所ですか？」には、思わず笑った。わたしもそう思っていたから。随所に偉ぶらない、こういう話題も多いので読みやすい。他にも、ふうむと唸ったり、ああそうだったのかと得心したりと、何ともいえない深い味わいが、読んでいて楽しかった。
出版界は今も江戸ブームである。これらの知識、情報の出典は、ほとんどが鳶魚の著作を底本にしたらしいことがわかる。
江戸時代に興味がある人でも、文庫本でたくさん出ている鳶魚の著作を前にして、鳥や魚がつく変な名前に、何かエタイがしれない感じで尻込みする人も多いと思う。そういう人は、この本から入ると鳶魚の理解がしやすいと思いますよ。……実は、わたしもそうでした。