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和書 499784 (133)



海市のかなた―戦艦「陸奥」引揚げ
販売元: 中央公論新社

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吉村昭の「陸奥爆沈」と、文庫のあとがきにあった放火犯と思われる人物の遺体が第四砲塔内から発見されたという報告を読んで、その後の引き上げの顛末が書かれているのかと思い、手に取った。純粋に陸奥が沈んだ原因がなんだったのか、吉村本とは違う推理を期待したが、著者の意図はそういうところにはなかったようである。船長の未亡人を中心に、関係者が陸奥を引き上げるために行政とかけあい、様々な企業の思惑に翻弄されながら、最後に引き揚げが実現するまでを描いているので、私のような下衆な興味で読んではいけない本なのだろう。星の数は私の勝手な期待がはずれたからであって、こういう本を読みたい方にとってはもっと高いだろう。




回心―やくざが生まれ変わるとき
販売元: サイト出版

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主人公の吉田さんは、歴史的な武闘派ヤクザです。しかも山口組でさえ表向きは扱いを禁止している覚醒剤を大量にさばいて儲けていた救いようの無い悪いヤクザです。そんな人が救われたのは韓国人の奥さんの祈りと神様が示された沢山の奇跡のおかげでした。イエスも実際に行われたのですから、奇跡の存在は確かですが、「奇跡によって信じる」信仰はどうもうさんくさい気がします。しかし、これほど最悪な人間が救われるには神様の奇跡しかないということも解ります。「吉田さんみたいな立派なヤクザになろうと思ってましたが、吉田さんがクリスチャンになったので、私もクリスチャンになりました。ハレルヤ!」という元不良青年の証しを聞いたことがあり、神様は吉田さんを用いられているのです。「絶対に救われない人間というのはいない」ということを確信させてくれる本です。毎日新しい金儲けの方法を考え続けなければならないヤクザの実態も良く解ります。




海上護衛戦 (学研M文庫)
販売元: 学習研究社

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かつて本書には、その読者カードで「血湧き肉踊らざる戦記」などといった感想が多数寄せられたそうである。あまりにも負けっぷりがよく、日本とアメリカのドンパチを劇的に読みたい読者には少し不満が残ったからであろう。しかし、本書は21世紀の今もなお読み継がれている。

そもそも戦争や戦闘というものは、補給や兵站があって初めて成立し、四面環海の島国である日本は、今も昔もそのほとんどを海上輸送に依存しているのである。しかし、日本海軍はシーレーンの確保に完全に失敗した。それがアジア・太平洋戦争の帰結である。

本書は、その実像を海上交通保護作戦を専管した海上護衛総司令部の作戦参謀であった大井篤がまとめたものである。とりわけ、映画「男たちの大和/YAMATO」を見て「感動した」などという感想を漏らしていた方々には大井の「国をあげての戦争に、水上部隊の伝統が何だ。水上部隊の栄光が何だ。馬鹿野郎」と叫んだ言葉の意味をよく考えてもらいたいと思う。

ちなみに後掲の付表は、学術的に引用する際には必ず原典確認をする必要があるだろう。




海戦・空母翔鶴―「翔鶴」軍医官日記 (太平洋戦争ノンフィクション)
販売元: 今日の話題社

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知り合いの韓国人医師が「徴兵制のある韓国では医学部卒は中尉で、大学院卒は大尉で退役できます」なんて言ってたのをきっかけに旧日本軍の軍医に興味を持ち読んでみました。空母翔鶴に乗艦し数々の実戦に参加した筆者の迫力ある描写が印象的です。最後に命を預ける「軍医殿」に対しては軍隊内といえどかなりの待遇があったことが伺えます。映画「男たちのYAMATO」にも軍医が出てくるシーンがありますが、あれでも抑えめの描写なようです。




開戦前夜―日独同盟秘史〈上〉 (日文ノベルス)
販売元: 日本文芸社

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開戦前夜―日独同盟秘史〈下〉 (日文ノベルス)
販売元: 日本文芸社

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回想太平洋戦争
販売元: コンパニオン出版

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回想の学童疎開
販売元: 近代文芸社

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回想の芸術家たち (弥生叢書)
販売元: 国鉄厚生事業協会

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回想のラバウル航空隊―海軍短現主計科士官の太平洋戦争
販売元: 光人社

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