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和書 499784 (147)



日本の選択〈7〉「満州国」ラストエンペラー (角川文庫)
販売元: 角川書店

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北京の碧い空を―わたしの生きた昭和 (角川文庫)
販売元: 角川書店

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マイ・アメリカン・ジャーニー“コリン・パウエル自伝”―統合参謀本部議長時代編 (角川文庫)
販売元: 角川書店

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 湾岸戦争のもう一人の英雄,シュワルツコフ将軍の自伝を先に読んでいたため,非常に興味深く読み終えた。

 シュワルツコフは父親が軍人であり,典型的な WASP の課程に育ち,父の仕事の都合で外国生活が長かった事から,ドイツ語,フランス語,ペルシャ語を,話す。ウェストポイントへ進学,以後,軍人としての出世街道を進んでいる。
 一方,コウリンパウエルは貧しいジャマイカ移民の子どもで,マイノリティー,ニューヨークのサウスブロンクスに育ち,小学校から大学までニューヨークから出る事もなく育っている。軍に入隊したのは予備役将校訓練課程を終えてニューヨーク市立大学を卒業してからであり,シュワルツコフとは出自も育った環境もまるで異なるが,入隊してからの彼もまた,出世街道を突き進んでいる。

 出世街道を歩んだ二人であったが,様々な意味で,対照的であった。最後まで軍人であったシュワルツコフと,本人が望むと望まざるとにもかかわらず,政治との繋がりを深めたパウエル。シュワルツコフの自伝に,こんなくだりがあった。
 統合参謀本部議長の候補者の一人であったシュワルツコフは,知人から「統合参謀本部議長はパウエルに決まるだろう。彼はホワイトハウスとの繋がりが深いし,軍人と言うより政治家だ」と聞かされている。それに対し,シュワルツコフは「パウエルは根っからの軍人だ。ベトナム戦争で前線で戦ったんだ」と,パウエルを擁護して書いている。

 この一文に,シュワルツコフとパウエルの違いが見て取れるのではないだろうか。何よりも,生粋の軍人である事を誇りとしたシュワルツコフ。彼は確かに頭脳明晰だろうが,文章の端々に激しい性格を感じさせ,その上エリート臭が嫌みに鼻につく。一方,マイノリティー出身のパウエルは,周囲の人間を良く監察し,いい意味で敵を作らない。こうした彼の温厚な性格ゆえに,上からも下からも信頼されて活躍の場を広げ,最終的に,彼の才能は軍人の枠を超えている。

 こうした対照的な二人に共通していたのは,圧倒的な愛国心と,国を守るのは自分だ,という,強い自負心である。日本では「愛国心」はなにやらタブーめいているが,何のてらいもなくそれを口にできるアメリカ人が,素直に羨ましく眩しく見える。





マッカーサーと吉田茂〈上〉 (角川文庫)
販売元: 角川書店

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マッカーサーと吉田茂〈下〉 (角川文庫)
販売元: 角川書店

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見果てぬ夢「明石原人」―考古学者直良信夫の生涯 (角川文庫ソフィア)
販売元: 角川書店

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記者の窓から〈5〉戦争がなくても平和でない (角川文庫)
販売元: 角川書店

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ターンエーガンダム〈5〉月光蝶 (角川スニーカー文庫)
販売元: 角川書店

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読んでいてグエン・サード・ラインフォードの役割と、その過酷な境遇に驚きました。ただアニメを先に見てこちらを読んだので、グエン・ラインフォードがモビルスーツに乗っている姿が想像出来ませんでした。家臣の何方かが「紳士は機械人形になど乗ってはいけません」と進言する方、いらっしゃらなかったんですかね‥‥。
惜しむらくは冨野氏ご自身のノベルズを読みたかったです。




感性の歴史学―社会史の方法と未来 (神奈川大学評論ブックレット)
販売元: 御茶の水書房

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金沢・大聖寺・富山に流された浦上キリシタン (聖母文庫)
販売元: 聖母の騎士社

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