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和書 499784 (162)



ガダルカナル兵隊戦記―最下級兵士の見た戦場 (光人社NF文庫)
販売元: 光人社

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ある全く正常な理性をもった一兵士が、刻々と悪化していき遂には地獄と化した戦場において自らもマラリアと栄養失調で死をも覚悟したその心境の変化を如実にまとめ上げた一級戦争体験記です。最後はこれでもう玉砕かと思われる状況から一転救助という形で終わっていますがもうちょっとブーゲンビル、ラバウル島においての回顧等があればもっと素晴らしいものになっていたと思います。




ガダルカナル戦―人間の記録 (徳間文庫)
販売元: 徳間書店

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楽器の考古学 (ものが語る歴史シリーズ)
販売元: 同成社

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急降下爆撃 (学研M文庫)
販売元: 学習研究社

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個人の記録である。
であると同時に、空からながめた大局観もうっすら読み取れる。
スターリングラードの話が前のほうに書かれている。
家々、一つの部屋、工場の壁の一片を巡って戦っている。
だから爆撃には注意の上にも注意を重ねなければ友軍を傷つけてしまう。
航空写真も日々配られていたという。

ある日、ソ連の反攻が始まる。
上空から一団の兵士に出会う。同盟のルーマニア軍だ。
算を乱して潰走してくる。ぞっとする光景だった。
地上に立ち止まって戦う友軍がいないと、爆撃しても、大洋に小石を投じるようなむなしさを感じたという。

日付、地名、所属などがそれほど詳細には書いていなくて、他書との照合がややむずかしい。





空母ガムビアベイ (学研M文庫)
販売元: 学習研究社

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第二次大戦中、空母という海戦の女王であった長い槍が、戦艦に懐に飛び込まれて砲撃されたケースはまれですが、そのうちの一つが一連のレイテ海戦の中の一つ、サマール沖で起きました。6隻の米護衛空母が大和を含む栗田艦隊の巨砲の下にさらされたのです。この珍しいシーンをクライマックスに、脇役を地味に努めることの多かった護衛空母からの視点による太平洋海戦記が語られます。
正規空母に比べ速度は遅く、搭載機も二流といってよいジープ空母とその護衛駆逐艦は、しかし意外な健闘を見せて奮戦します。ここでしかあまり読めないシーンが詳しく語られ、おすすめです。




独ソ戦史 焦土作戦〈下〉 (学研M文庫)
販売元: 学習研究社

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この10年間では、寝床で一番よく読んだ本です。

第2次世界大戦の裏側、ドイツとロシアの戦いをドイツ側(負けた側)の沢山の人からの聞き取りで書かれたノンフィクション作。

特に「焦土作戦」の後半は、一つの国家、民族が滅んでゆく壮大な叙情詩である。
圧倒的な兵力差のロシア軍を相手に、勝利を治めてた智将マンシュタインがヒトラーから罷免されてからの東部戦線はガタガタに崩れ始めてゆく。

絶望的状況下にあっても前線の指揮官、兵の勇気、努力、自己犠牲的精神は米、英、日の戦史では見当たらない。
東部戦線での約束事みたいのがある。それは
「決して捕虜になるな!」
日本のような玉砕、とか生きて捕囚の辱めを受けるな、という精神的なものでなく、ロシア軍の捕虜になると負傷者であろうが、民間人であろうがおかまいなく残虐な殺され方をしたのだ。(詳しく書くと誰も暗くなるので書かない。)
だから命がけでものすごく戦う。アメリカみたいに休養もない。
マイナス25度〜40度の猛烈な寒気の中戦い、ぬかるみで一歩も進めない状態を救出作戦のために向かう。

とにかくドイツ人指揮官は死守命令に従い何千、何万の部下を犬死にさせるか、良心に従い自己判断で撤退(その場合命令不服従で自分は銃殺!)どっちにするかの選択でものすごく苦悩するのだ。

そして最終的な決断をするのだが、ものすごくドラマチックだ!

とにかく一番上に立つ指導者(ヒトラー)が頑迷だと、何十万の人間が犠牲になってしまうというのである。

作者のパウル・カレルはそれを読み応えのある一級の作品にしている。読み始めたら寝られない!

かみさんの寝物語に朗読すると、興味のないかみさんも「面白い!」という。




擲弾兵―パンツァーマイヤー戦記 (学研M文庫)
販売元: 学習研究社

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パンツァー・マイヤーとして知られる著名な武装SS指揮官が自らの戦中・戦後の戦いについて綴った名著です。おそらく小林源文氏の劇画の元ネタだと思います。
本書をもって武装SSの全てが分かったように思うのは誤りだと思いますが、武装SSの一つの真実を示していることは事実だと思います。この時代の戦史に興味を持つ人には是非読んで欲しい一冊です。文庫化もされましたので、価格的に敷居の高い人にはそちらをお勧めします。
一つだけ残念なのは、フジ出版社版にあった武装SS各師団の師団マークや編成についての付録資料が無くなっていた点です。




バルバロッサ作戦〈上〉―独ソ戦史〈上〉 (学研M文庫)
販売元: 学習研究社

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本書は1941年の独ソ開戦から43年のスターリングラード攻防戦までを戦闘面を中心に叙述したノンフィクション戦記である。この続編は「焦土作戦」となる。「バルバロッサ作戦」を読むと、独ソ戦の凄惨苛烈ぶりがよく分かる。これほど大規模にして激烈な戦争はかつてなかったし、これからも多分ないだろう。大戦争などという表現では追いつかない。古代ペルシャ戦争も、ペロポネソス戦争も、ポエニあるいはハンニバル戦争も、あるいはナポレオン戦争も大戦争かもしれないが、独ソ戦はそれらをはるかに凌ぐ。まさに戦争の中の戦争といってよい。
現代のドイツ人もロシア人も、こんな戦役を戦い抜く根性はもはやあるまい。戦後日本人が今や日露戦争も大東亜戦争もできないのと同じである。
全体にかなりの迫力で、当時のドイツ軍の強兵ぶり、ソ連軍の粘り強い戦いぶりともに鮮やかな印象で読者に刻まれていく。当時のドイツ軍の装備や編成には先進的な部分と意外に古ぼけた部分とが混在していたようだ。また膨大なソ連を全面征服するには人的にも物的にも国力不足だったようだ。しかし敗北したとはいえ、戦史に圧倒的な記憶として残る戦いを遂行したドイツ民族にはやはり驚きを禁じ得ないのである。




バルバロッサ作戦〈下〉―独ソ戦史 (学研M文庫)
販売元: 学習研究社

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上巻に続き独ソ戦の前半1941年から43年の動向を描いています。モスクワ侵攻の挫折後、総統はコーカサスの資源を求めてソヴィエト領南部へと軍を向け「ブラウ作戦」を発動します。まず、第11軍によるクリミア掃討から始まり、スタリングラードの降伏で終わる本巻では前年と違いソ連軍の強い抵抗に遭います。いまだその威力を失っていないドイツ軍ですが、戦線の拡大とともにその弱点が次第に現れてくる時期ともなります。もはや作戦そのものが健全な動機からおこされる時代は終わった事がはっきりとするでしょう。
コーカサス油田を目指すA軍集団は激しい抵抗にもかかわらず山脈の最高峰に登頂、峠を超えてアジアへと道を開こうとします。その一方B軍集団はスタリングラード方面へ戦力の乏しいイタリアやルーマニアの同盟軍とともに進みますが、最終的な破局はここで起きるのです。スタリングラードは戦略目標としてはそれ程重要ではなかったにもかかわらず最高司令官はこの都市に固執します。この強固に守られた都市で激しい市街戦を展開しながら少しづつ前進するドイツ軍ですが、ソ連は弱体な同盟軍の戦線を突破、逆にドイツ側が包囲される事態が生じてしまいます。このスタリングラードにあるドイツ第6軍の取り扱いに関して前線司令部と最高司令部との間の意見の食い違いが新たに発生し、作戦は思うように進まなくなります。包囲線突破をこころむドン軍集団に対しても激しいソ連軍の抵抗は容赦なく、やがて厳しい冬がおとずれます。この地においてついにドイツ第6軍は降伏、大打撃を受けてドイツの東部戦線は次の厳しい後退と「死守」の時代を迎える事になるのです。




バルバロッサ作戦〈中〉―独ソ戦史 (学研M文庫)
販売元: 学習研究社

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独ソ戦はパラノイアに近い独裁者であるヒトラーとスターリンが
お互いの妄想をガチンコでぶつけ合った戦いであるため、特に
遠く離れた日本人には理解できない点が多い。
この上中下3巻を読めば、戦いの輪郭がわかり、大変勉強になるが
読み通すために(こういう本に慣れてない人には)やはり気合が必要。
この値段でこの内容ならば私なら買いです。

独ソ戦、WWⅡに興味がある方は買って損はありません。


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