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和書 499786 (73)



ある情報将校の記録 (中公文庫)
販売元: 中央公論社

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 憲兵将校というと大変恐ろしい印象があるけど、著者は非常に良心的というか、冷静で理性的判断をもって任務に当たっており、憲兵はどうあるべきかを深く考えていたようだ。御自分で書いているとおりだとすればだけど。
 士官学校事件などにも関わってるけど、やはり上海での活動が興味深かった。影佐機関で汪精衛政権樹立に関わったり、晴気慶胤の後任として特務工作を担当したりしている。貴重な記録だ。ただ肝心なところで具体的描写に欠けるような気がする。




ある日本兵の二つの戦場―近藤一の終わらない戦争
販売元: 社会評論社

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ある日系二世が見たBC級戦犯の裁判
販売元: 草思社

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ある日韓歴史の旅―鎮海の桜 (朝日選書)
販売元: 朝日新聞社

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現在、韓国南部に鎮海という都市がある。韓国語読みでチネとかチンヘとなるこの街は、日本が進出する以前は、乃而浦(ネイボ)と言われた小さな漁村であった。また対馬の宗家の出先機関である倭館が置かれたこともある。この地方都市が都市化したきっかけは、日露戦争である。ロシアとの戦争に先立って日本は「日韓議定書」に基づき、李氏朝鮮王朝に対して様々な内政干渉を行った。この乃而浦の接収もその一つである。かなり強引な方法で土地接収が行われた乃而浦は、日本軍の軍港となり、あのバルチック艦隊を撃破した連合艦隊主力も「鎮海」と改称された朝鮮半島南部の港から出航したことは案外知られていない。日露戦争の後、鎮海は日本人によるロータリー式の都市計画がなされ、植民地朝鮮における典塊??的な「日本式都市」として発展する。日本人町が作られ、神社が立てられ、鉄道駅が作られ、そして桜並木のある公園まで作られていく。

本書は、独立後も「鎮海」と呼ばれ、本来日本人が植えた桜並木が現在も名物になっている韓国の一地方都市の歴史をたどり、植民地時代の朝鮮人と日本人の庶民の交流、解放後の「韓国の都市」としての変貌、そして今も残る日本支配時代の遺物などを淡々と紹介している。




ある明治人の朝鮮観―半井桃水と日朝関係
販売元: 筑摩書房

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半井桃水と言うと、真っ先に樋口一葉の想い人ということが思いつきます。
一葉に関する研究本での半井桃水像はどれも同じような印象があり、桃水の人物像について、あまり追究がなされていません。
この本は論文の形式を取っていますが、日朝関係を中心にした桃水自身の生き様や活動を追った興味深い内容となってます。

対馬出身の桃水は物心ついたころから朝鮮に対して平等な視点で関心を持ち続けていて、朝鮮に対する造詣はかなり深かったそうです。
日本の、朝鮮に対する態度にもかなり抵抗を示していて、常に朝鮮に対し、平等でいようとする姿勢が窺えます。

この本を読んでいると、半井桃水がいかに人間としてのスケールが大きい人か、ということがわかります。

一葉が彼に恋してしまうのもわかる気がします。
一葉の作品が後世に残るほどの傑作になったのも、やはり、彼女自身の才能もあるかもしれませんが、私が思うに、桃水との関係が大きいのではないかと思ってます。
事実、一葉が作家として才覚を振るったのは桃水と別れてから。

桃水との別離を経て彼女が作り出したヒロイン達は意志が強く、人格が与えられ、一女性としての幸せを追い求める凛々しい女性ばかり。
「家の名を守るため」という名目で、萩の舎の人たちの忠告によって桃水との交際を絶たざるを得なかった一葉。
明治時代、家制度が厳然と存在する中で、女性が自由に恋愛をすることは許されていませんでした。

一葉も時代の壁によって、桃水との交際を絶たざるを得ませんでした。
桃水と別れた後で彼女が生み出したヒロイン像にはこうした苦い経験が根底にあったのではないでしょうか。
一葉の心を恐らく、最後まで捉えさせたに違い半井桃水はやはりタダモノではなかった。




ある明治人の生活史―相沢菊太郎の七十八年間の記録 (中公新書 (714))
販売元: 中央公論社

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ある晴れた日の出来事―12月8日と8月15日と (かもがわブックレット)
販売元: かもがわ出版

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ある朝鮮総督府警察官僚の回想
販売元: 草思社

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「大日本帝国統治下の朝鮮半島では日本語が強制され、朝鮮語が禁止された」というのは、一般には「通説」かもしれません。それがデタラメであるということを示すだけでも、この本の価値はあります。当時において朝鮮人(法的には日本人ですが)も高等試験に合格していわゆるキャリア組になっているものもいたし、朝鮮半島で警察署長をしているものもいたし、太平洋戦争劈頭の日本の進撃に歓喜するものもいた、ということは、否定できないことで、これを踏まえた上で、「歴史認識」とやらを語って欲しいと思います。




ある歩兵の日露戦争従軍日記
販売元: 草思社

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ある歴史家の出逢い―書物と人と
販売元: 雄山閣

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