和書 499786 (103)

からくり儀右衛門―東芝創立者田中久重とその時代

かるた「新・養生訓」―薬いらずの老いじたく

かわさき歴史ウオーク

かわさき民衆の歩み―明治・大正・昭和

「かわた」と平人―近世身分社会論

かわら版 徳川事件史―家康の江戸入城から慶喜の大政奉還まで 庶民の眼が見た江戸事件通史 (舵輪ブックス)

かわら版歴史の道 中山道―信濃路二十六宿の旅

きけ わだつみのこえ―日本戦没学生の手記 (上) (光文社文庫)

きけ わだつみのこえ―日本戦没学生の手記 (下) (光文社文庫)

もちろん涙なしでは読めない部分も多いのだが、
未来も希望もうばわれ、死を覚悟した彼等の手記のなかには、
なにか理解をこえたふしぎな明るさが内在していて、
それがときたまぼくを勇気づける。

戦場での生活というのはおそろしく孤独だったろうが、
満天の星空なんかはとってもさわやかだったのではないか。
深夜、そんな環境にいる若い兵隊さんのことを想像してみると、
ふと、彼等と交信しているような気分になるのだ。

そうしたひとびとのよすがを偲ぶことはぼくにとっていつでも
すがすがしい経験である。

きけ わだつみのこえ〈第1集〉―日本戦没学生の手記 (カッパ・ブックス)