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和書 499786 (143)



はりま陰陽師紀行 (のじぎく文庫)
販売元: 神戸新聞総合出版センター

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1988年9月に結成された姫路市の「播磨学研究所」が開催した2005年度の播磨学特別講座「陰陽師のふるさと播磨」で使われた講義録を再編集したものだそうです。陰陽師を現代で流行らせた 張本人、作家の夢枕獏を初め関西の大学の先生方7人と講談師旭堂南海の話しが入っています。最初の夢枕獏の講義では五芒星のルーツと本来の意味、3本足のカラスの話、中国雲南省と古代日本の弥生文化との関係など、中国現地まで行き、そこで分かった話があり、内容は新鮮です。また田中久夫の講義の中で、播磨に陰陽師達が集まって来た理由として、播磨の佐用町が天体観測に適した土地であったことが言われています。成る程と思いました。木場明志に依ると、日本の暦は貞観4年、864年以後823年間も改暦されず、最新の造暦計算法も中国から輸入されなかつ たので、暦と実際の太陽の動きとが差が広がっていってしまったこと。それを陰陽師の賀茂家が口 伝で補い、彼等の寡占につながったそうです。これは今後もっと調べる価値のある領域のような気 がします。
 講義の合間に挟まれている旭堂南海の郷土史的な播磨の陰陽師関係遺蹟の紹介も楽しく、娯楽的な読み物として気楽に読めます。
 





はるかなる南十字星
販売元: 新人物往来社

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はるかなシベリア―戦後50年の証言
販売元: 北海道新聞社

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はんこと日本人 (日本を知る)
販売元: 大巧社

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ばあちゃんに聞いた宗任伝説―何故東北の安倍一族が九州の安部になったのか
販売元: 日本図書刊行会

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ばさら大名のすべて
販売元: 新人物往来社

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ひかりのたね―「あの時代」を生きた少女の日記
販売元: 汐文社

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ひぐらしが啼く
販売元: 新風舎

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ひげの梶さんと利家とまつを歩こう! (ひげの梶さん歴史文学探歩シリーズ)
販売元: 南々社

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ひこうぐも―撃墜王・小林照彦陸軍少佐の航跡 (光人社NF文庫)
販売元: 光人社

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私は大東亜戦争での航空戦史が好きではあるものの、特に陸軍飛行第244戦隊について詳しい訳ではありませんでした。同隊のウェブサイトや、何冊かの本で、断片的に知っているだけです。
しかし、この本は、陸軍航空や244戦隊についてあまり知らない人にでもお薦め出来る一冊だと言えます。
この本は同隊の戦隊長として、三式戦闘機「飛燕」や、五式戦闘機を駆って獅子奮迅の働きをした小林照彦陸軍少佐の奥さんがお書きになった本であり、戦記ものと言うよりも、戦中や戦後の夫やお子さん達についての愛の物語だと言えます。
それだけに、妻の目を通して描かれる小林少佐の、夫や父親としての姿をじっくりと堪能出来る感動的な本だと思いました。
女性・妻という立場の方ならではの視線を味わえると同時に、ふんだんに引用された夫の日記も、史料価値が高いものです。
夫の照彦氏は、戦後航空自衛隊に三佐として入隊され、惜しくも事故で殉職されますが、妻である著者にとって、15年に満たない夫婦生活が、如何に濃い時間であったかがひしひしと伝わって来る好著です。
口絵の数枚の写真も素晴らしく、特に戦後の自衛隊時代の写真は私は初めて目にするものであり、驚きでした。米国での訓練時代に撮られた、懇意にしていた米国人家族とのにこやかな写真は、「強くて優しい」照彦氏の人柄が偲ばれます。
とにかく、航空戦記が好きな方、陸軍航空が好きな方には、お薦めの一冊です。


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