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和書 499786 (286)



淡路島の古代・中世研究
販売元: 神戸新聞総合出版センター

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阿波丸撃沈―太平洋戦争と日米関係
販売元: 成山堂書店

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Roger Dingman, Ghost of War: The Sinking of the Awa maru and Japanese-American Relations, 1945-1995, Naval Institute Press, 1997の邦訳である。

著者は、南カリフォルニア大学でアメリカの軍事史や外交史を教えており、本書では「アメリカ潜水艦戦史上最大のエラー」であった阿波丸事件を日米双方の史料を駆使して詳らかにしている。とりわけ、著者の「阿波丸の悲劇についての日本側とアメリカ側の事情を探ることにより、読者に、この戦争についてのより深い、より成熟した見方を持ってもらいたい」という熱意は高く買いたい。

しかし、アメリカ側の視点がもろに出てしまっており、日米の歴史認識の溝の深さを痛感した。おそらく阿波丸事件を通してアジア・太平洋戦争に対する日米の歴史認識の差異を浮き彫りにすることが、著者の真の意図であったのであろう。そして「日米両国民は彼らの共有する過去におけるこの最大の争いを、自己満足的な、互いに矛盾する国民的記憶でゆがめることなく、確固たる歴史の研究に基づいて、再検討しなければならない」という著者のメッセージは、明確に私に届いた。その著者の熱意と努力を高く評価したいと思う。




阿波丸はなぜ沈んだか―昭和二十年春、台湾海峡の悲劇
販売元: 朝日新聞

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泡盛の考古学 (勉誠新書)
販売元: 勉誠出版

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安重根と伊藤博文
販売元: 恒文社

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安永九年安房千倉漂着南京船元順号資料 (関西大学東西学術研究所資料集刊―江戸時代漂着唐船資料集 (13-5))
販売元: 関西大学出版部

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暗黒日記―1942‐1945 (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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 著者は「現代外交史のメモ・備忘」としてこの日記を綴っていたのだという。時事問題に対する考察はあくまで冷徹。親米・知米派としてアメリカとの開戦の不可を訴え、勇ましい愛国論を唱えるマスコミ・ジャーナリストに辛らつな批判を加える。
 それとまったく矛盾しない、日本という国に対する愛情と、日本人として生き、そして死んでいこうという覚悟。これこそ求められて久しい、正しいリベラリストのあり方ではなかろうか。
 清澤の誠実さがにじみ出た好著である。




暗黒日記〈1〉 (ちくま学芸文庫)
販売元: 筑摩書房

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 当時日本には三人しかいなかったと言われる(あとの二人は石橋湛山と馬場恒吾)「本当の反戦論者」清沢洌の日記。日本ナショナリズム研究の泰斗、橋川文三による編集である。開戦から一年経過した正月の日記から開始されている。
 当時、アメリカの実情を知るものなら、この戦争が敗戦に終わることは誰でも予期できていた。この清沢の日記は将来の資料としてあらかじめ準備されたものである。すなわち、当時の新聞の切り抜きを随所に挟んで、いつどのような報道があったのか、再現できるようにしてあるのだ。もちろん内容は戦局に関するものが多いが、日本国内の政治の動きについても詳しく述べてある。
 この日記を読むと、ここまで清沢が反戦リベラルの姿勢を貫いたことには、もちろん彼のアメリカ体験があるのだが、その英米流の自由主義をあまりにも無批判に受け入れてしまっている点(例えば、新婚のベッドを開放して客に見せるアメリカの習慣を実行して叩かれていることにその一端がかいま見れる)や、彼の能力と財力の支えが必要だったことなどは見逃してはならないだろう。
 しかし、それは彼の存在を過小評価する理由にはなりえない。岩波文庫の「評論集」と共に、清沢の思想を知る上では本書は欠かせない。




暗黒日記〈2〉 (ちくま学芸文庫)
販売元: 筑摩書房

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暗黒日記〈3〉 (ちくま学芸文庫)
販売元: 筑摩書房

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