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和書 499786 (400)



鹿鳴館 (岩波ブックレット―シリーズ「日本近代史」)
販売元: 岩波書店

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本書によって「鹿鳴」とは、賓客を迎えて鹿が鳴く、という意味で『詩経』の詩からとられたことを知りました。

当時の外務卿だった井上馨が、日本と外国の間に横たわる不平等な条約の関係を改善するために、コンドルに依頼して鹿鳴館を設計させました。

筆者によりますと、「教育や宗教まで、生活習慣から都市計画にいたるまでを、極端にいえば、日本国中のすべてをヨーロッパ風に改造」しようと目指しました。

日本の西洋化、近代化を進めることは当然ですが、鹿鳴館を建築し、
連夜ダンスパーティーを行うことが、
条約改正のために有効な方法だとは今の我々なら誰も考えませんね。

「鹿鳴館文化」というものは、文明開化の象徴でもあると同時に近代国家建設という明治という時代が生んだ「あだ花」だったとも言えるでしょう。

この本は、岩波ブックレットで非常に廉価ですが、内容は、政治史、経済史、文化史、外交史までをカバーし、非常に読みやすい本になっています。




大津事件―ロシア皇太子大津遭難 (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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覚書 幕末の水戸藩 (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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水戸といえば、御三家のひとつである。黄門さまでおなじみ、徳川光圀が大日本史編纂を始めたことでも有名だ。この大日本史なるもの、内容は儒学の解釈から君子を天皇に結び付ける皇国史観であった。したがって水戸では勤皇派が生起する遠因ともなった。 そしてもうひとつ問題なのが藩主が江戸に在府していて、藩政に参与していない藩でもあった。こうすることで家老をはじめとする門閥勢力が跋扈してしまった。こうした藩主以上に門閥派が強くなる一方、幕末において藩制改革を断固実行せんと藩主についたのが他ならぬ徳川斉昭であった。 藩主になる前から反動的に門閥派から反対に会ながらも、藤田東湖と会沢、そして戸田などの重臣が支えて抑え込むことができた。藩校である弘道館と、三大庭園たる偕楽園、ロシアに備えた城郭と反射炉の建設、そして追い捕り狩りなど刷新的な藩政を敷いた。一方でこの頃から尊皇思想が席巻したのは周知であろう。自ら尊皇教育を推奨して、かつ重役として徴用した。 しかし井伊直弼が大老となることで悲劇となる。利害関係が激化しており門閥派は内通していた。そうして安政の大獄が起こる。ここで斉昭をはじめ大量の革新派は一網打尽にされてしまう。もう既に大地震で藤田と戸田というブレーンは事故死してしまっていた。桜田門外が終わるやいなや、斉昭も死去してしまう。 こうなるともはや混沌として収拾がつかなくなってきた。門閥派が実権を再び握ることになる。門閥と勤皇派との軋轢は日々に高まり、天狗党の乱にまでなっていく。若者の狼藉から端を発したものの、藩内全土に広まった。門閥派と勤皇派の大量殺戮で事は終わるが、忘れてはならない歴史の出来事だろう。 本書は共産主義者の山川均の妻であり、なおかつ女性運動家の山川菊栄の筆致による覚書である。山川氏の祖父は藩校、弘道館の校長ようだ。




折たく柴の記 (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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海東諸国紀―朝鮮人の見た中世の日本と琉球 (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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新版 きけわだつみのこえ―日本戦没学生の手記 (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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飛行機の燃料を片道分しかつまずに、敵陣に突っ込む神風特攻隊。
よく外国の人から
「日本人はなぜそんなことができるのか?」と理解されなかったと言います。

ですが、この本を読み終えたあと、こんな言葉が浮かんできました。
「彼らは特別に異常だったわけではない。」

大切な家族を守るために、早く戦争を終わらせ、日本の未来を明るくするために。
そんな思いで彼らは「必死」の覚悟で戦争に向かっていました。
彼らの葛藤が綴られた日記がこの本には詰まっています。
彼らが望んだ未来を、今生きているすべての人に読んでほしい一冊です。




嬉遊笑覧(二) (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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嬉遊笑覧〈3〉 (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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極光のかげに―シベリア俘虜記 (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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著者は、帰国後大学教授(静岡大学、和光大学)として教鞭をとっているわけですから、いわゆるインテリゲンチャーです。だからというわけではありませんが、あとがきに「真実を真実として伝えよう」という意思を感じます。文章は、感情的にならず、客観的に押さえられていて、読む側としては、逆に引き込まれてゆきます。些細な出来事も多かったはずですが、それには、言及していません。人とのふれあい、俘虜生活のながれなど、俘虜としての生活が非常にわかりやすく描かれています。会田雄次の「アーロン収容所」と双璧をなす俘虜記といえるでしょう。最後に、民主化運動として俘虜の間に広がった些細な自称に対する「批判と自己批判」「つるしあげ」に遭遇したロシアの老大佐のことばは、今の日本人が読んでも身につまされるのではないでしょうか。いまこそ、大局を見なければいけないと痛感いたしました。




近世畸人伝 (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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