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和書 499808 (220)



わかるワーク 新編新しい社会歴史―東京書籍版中学社会
販売元: 東京書籍

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わがふるさと―大正から昭和の川崎
販売元: 多摩川新聞社

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わがふる里近江の湖西
販売元: サンライズ印刷出版部

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わがまち蕨の戦後十五年史
販売元: さきたま出版会

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わが九州記 (荒木精之著作集)
販売元: 熊本出版文化会館

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わが千年の男たち
販売元: 文藝春秋

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わが半生―「満州国」皇帝の自伝〈上〉 (ちくま文庫)
販売元: 筑摩書房

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 中国近現代史を生きた溥儀の自伝。大変に興味深い。

 皇帝の地位をはく奪された後、復活にありとあらゆる策略を練った日々。そして、日本軍の計画に乗り、「満洲国」皇帝となるために中国東北地方で暮らした日々。
 最初に読んだとき、私はなぜそんなに皇帝の地位にこだわるのか解らなかったが、今となると祖先から受けつがれた地位をなくしてしまった一族の悲哀をひしひしと感じる。

 後編では共産党の意向にそった内容となっている。
 ソ連と中国での捕虜生活が書かれているが、ソ連での捕虜生活は何の収穫もなく、中国での生活で人生が変わったという感想は、新中国で一市民として生きることに必死だった彼の姿が想像できる。

 自分で人生を切り開くことができず、ほんろうされるばかりだった一人の人間の悲哀を深く感じる。




わが半生―「満州国」皇帝の自伝〈下〉 (ちくま文庫)
販売元: 筑摩書房

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この本を評価するのは難しい。溥儀のわが半生は、彼自身の性格や、満州国の存在と同じく、様ざまな面を抱えていて、一筋縄では理解できない。溥儀は変わり身の早い男だった(参考:東京裁判の溥儀証言)。自分の地位と生命を守るためには平気で嘘をついた男である。この性分については存命の身内からも、たびたび苦言が飛び出している。つまり彼の自伝であるこの書籍も、所詮は中国共産党の支配下で書かれ(ることが許され)たものであり、その差分を差し引いて読まなければならないのだ。世界を揺るがした彼の自叙伝だけに、彼の率直な意見が聴きたいところだったが、現代ではすでにそれも叶わない。彼自身の筆が綴ったこの書籍は、とても重要な文化財的意義を持っているように感じるが、反面、彼の“言い逃れ”証言によって、その後の同時代に対する歴史研究の際、罪を被った人や、いわれのない先入観を押し付けられてしまった人がいた(そしてそのほとんどが未だ論争の中にいる)のも事実である。いわばこの書籍は無価値と文化財の狭間を揺れ動いているのである。




わが南京プラトーン―一召集兵の体験した南京大虐殺
販売元: 青木書店

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わが友マキアヴェッリ―フィレンツェ存亡 (中公文庫)
販売元: 中央公論社

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イタリアの都市国家、なかでもルネサンスの中心となった共和国として、フィレンツェとヴェネツィアの歴史はおさえておきたいところです。後者に関しては同じ作者に「海の都の物語」という大作・好著があり、それがカバーしてくれますが、前者、特にコシモ・メディチが実質的に支配するようになって以降の歴史は、解説をいれて629ページに及ぶ本書がカバーしてくれます。というのは、本書はマキアヴェッリがフィレンツェ共和国の官僚として、そして失脚して以降の本人の言動を中心にすえて彼が活躍した時代を生き生きと描くとともに、その前後の歴史、つまりマキアヴェッリが生まれる前、生まれてから官僚に登用されるまで、そして死後フィレンツェ共和国がトスカーナ大公国になってしまうまでの歴史も簡潔に記してくれているからです。この構成が素晴しい。

マキアヴェッリ本人は有能だが、決して権謀術策の人ではなく、まさに「わが友」と呼びかけたくなる人間味あふれる人物だったことが本書でよくわかります。特に失脚中に、夜書斎で読書、つまり古の人と対話をするときにわざわざ官服を身につけていたという冒頭のエピソードが感動的です。わが国の漢詩に「一穂の青燈万古の心」という読書の醍醐味を集約した名句がありますが、それに通じます。歴史ものの読書を愛する人にとって、このエピソード一つとっても「わが友」と呼びかけたくなる人物にマキアヴェッリが思えてきませんか。


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