戻る

前ページ   次ページ

和書 499808 (342)



海人と天皇〈上〉―日本とは何か (新潮文庫)
販売元: 新潮社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

~推古天皇から始まる日本古代の女帝の時代を中心に、律令体制を確立してゆく歴史の流れを説く、梅原古代学の集大成とも言える内容です。論を進めていくうちに、やがて藤原不比等の娘とされる宮子(文武天皇妃)の出自を巡る謎解きへと移っていきます。「神々の流竄」からの読者ならおなじみの論かもしれませんが、論証はより精密になっていて、謎解きの面白さ~~も味わえます。
西川照子氏による巻末の注釈もかなりもボリュームがあります。民俗学の文献を中心とした縦横無尽の引用が、本文とはまた違った視点から歴史の断片を浮かび上がらせています。この注釈だけでも読む価値ありです。~




海人と天皇〈下〉―日本とは何か (新潮文庫)
販売元: 新潮社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






海人(あま)と天皇―日本とは何か〈上〉
販売元: 朝日新聞社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

~推古天皇から始まる日本古代の女帝の時代を中心に、律令体制を確立してゆく歴史の流れを説く、梅原古代学の集大成とも言える内容です。論を進めていくうちに、やがて藤原不比等の娘とされる宮子(文武天皇妃)の出自を巡る謎解きへと移っていきます。「神々の流竄」からの読者ならおなじみの論かもしれませんが、論証はより精密になっていて、謎解きの面白さ~~も味わえます。
西川照子氏による巻末の注釈もかなりもボリュームがあります。民俗学の文献を中心とした縦横無尽の引用が、本文とはまた違った視点から歴史の断片を浮かび上がらせています。この注釈だけでも読む価値ありです。~




海人(あま)と天皇―日本とは何か〈下〉
販売元: 朝日新聞社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






天の岩戸ものがたり〈第1巻〉 (シャングリラの本)
販売元: サンブリッジ

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






天の日本古代史研究
販売元: 作品社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

古代史研究といっても論文ではなく、多分に感覚的なエッセイに近い。日本原住民がインドの西や東南アジアから海を渡ってきた点、日本が単一民族ではない点、大和朝廷以前に日本原住民による「王朝」があった点などについて賛同する部分は多いが、その論証となると、現在まで残っている地名などの言葉だけが頼りになってしまうところが弱点ではある。それでも八切説に説得力があるのは、八切が展開する古代日本の世界が妙に辻褄が合ってしまうからだ。そこには日本原住民の悲しい歴史がある。節分や京都の大文字焼きの由来、この本のなかでは触れていないが、ねぶた祭りの由来などを聞かされると、ハッとさせられる。その洞察力には脱帽するしかない。八切史観が心に響くのは、真実の断片がちりばめられているからにほかならない。悪い冗談を集めたような偽の歴史書である『日本書紀』をまじめに読むぐらいなら、八切の本を読んだほうが、はるかに真実の歴史に近づけるのではないだろうか。




天の日本古代史研究―八切史学
販売元: 日本シェル出版

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






天翔船(あまかけるふね)に乗って―古代史新発見物語 (講談社文庫)
販売元: 講談社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






天翔船(あまかけるふね)に乗って―僕の古代ロマン
販売元: PHP研究所

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






甘粕大尉 (ちくま文庫)
販売元: 筑摩書房

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 「満州」というと個人的には石原 莞爾に惹かれるのだが、石原と対立した「満州の夜を支配する男」甘粕もまた充分魅力的な男だということがわかった。
  角田氏は当時の関係者に丹念に取材し、一般にイメージする「主義者」大杉栄の幼い甥まで惨殺した「残虐な憲兵」というイメージを払拭する。(大杉栄の妻伊藤野枝の話は瀬戸内寂聴氏の「美は乱調にあり」が抜群に面白いので参照されたい)
 
 恐らく軍上層部の命に従って罪をかぶったことであらわされるように骨の髄まで軍人で、天皇を頂点とする日本に命を捧げた男は、大杉一家虐殺事件を機に闇の世界に足を踏み入れる。
 後半生は傀儡国家満州国の実力者として辣腕を振い、満映では経営者としても指導力を発揮。一方「趣味は国際的謀略」と称される裏の部分については謎が多くあまり記述されてはいない。

 甘粕の魅力は一方で現実主義・合理主義で時には冷たい面もありながら、満州人や中国人も庇護し(あくまで主=日本、従=満州という範囲の中でだが)、北京の街路樹を伐採しようとした軍に対し「戦後日本が野蛮な国と誹(そし)られる」と主張しそれを忌避するなど、広い視野に立っていたことだろう。

 角田氏の筆致はあくまで冷静で事実を追っているが、文庫版の最後にある中国人留学生虐殺事件(これは甘粕とは関係ないが)についてはかなり感情を込めて書いている。朝鮮人虐殺については有名でも、これは今では大部分の日本人が知らないことだろう。




前ページ   次ページ

戻る

仮想世界 - シューティング/レース/電車ゲーム フライトシミュレータ