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和書 499808 (372)



京都のなかの朝鮮―歩いて知る朝鮮と日本の歴史 (歩いて知る朝鮮と日本の歴史)
販売元: 明石書店

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京都の中京区に生まれ住んで50年になります。それでも、知らないことや新しい発見があることを考えますと、京都の歴史の奥は深いです。

この『京都のなかの朝鮮』は、京都の歴史の中で様々な影響を与え、その痕跡を残し、文化の発展に多大な貢献をした渡来人の足跡を記したものです。私も学生時代、京都の大学で歴史を専攻し、朝鮮文化がいかに多く残っているかを調べたことがありますので、この本は30年ぶりにそれを再確認するために読みました。

全編を通じて、京都市内の様々な区域に残された諸遺跡を写真と見やすい図を使い、丁寧に実証した本です。使用された史料も読みやすく解説してあり、過去の研究史も丹念に追い、歴史の知識をさほど持たない方にも分かりやすく書かれています。

一例を挙げますと「秦氏と太秦の地名」の一節には、京福電鉄嵐山線の難読駅名「太秦(うずまさ)」の地名についての考証が書かれてありました。国宝指定第1号の弥勒菩薩半跏思惟像で有名な広隆寺と、映画村がありますので、「うずまさ」と読めますが、普通は無理ですね。
この広隆寺は、京都最古の寺院ですし、秦氏の氏寺でもありますが、何故「うずまさ」というようになったかは、諸説があり、まだ定説とはなっていません。

他のページも興味深い事例が並んでいます。よく知っている京都の知られざる一面を垣間見た思いです。




滋賀のなかの朝鮮―歩いて知る朝鮮と日本の歴史 (歩いて知る朝鮮と日本の歴史)
販売元: 明石書店

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千葉のなかの朝鮮―歩いて知る朝鮮と日本の歴史 (歩いて知る朝鮮と日本の歴史)
販売元: 明石書店

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東京のなかの朝鮮―歩いて知る朝鮮と日本の歴史 (歩いて知る朝鮮と日本の歴史)
販売元: 明石書店

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奈良のなかの朝鮮―歩いて知る朝鮮と日本の歴史 (歩いて知る朝鮮と日本の歴史)
販売元: 明石書店

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兵庫のなかの朝鮮―歩いて知る朝鮮と日本の歴史 (歩いて知る朝鮮と日本の歴史)
販売元: 明石書店

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歩いて愉しむ大江戸発見散歩
販売元: アーク出版

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販売元: 多賀出版

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有賀喜左衛門著作集〈3〉大家族制度と名子制度―南部二戸郡石神村における
販売元: 未来社

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歩く (シンプーブック)
販売元: 新風舎

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