戻る

前ページ   次ページ

和書 499808 (383)



鞍山昭和製鋼所―満洲製鉄株式会社の興亡
販売元: 徳間書店

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






晏子〈上〉
販売元: 新潮社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

本屋さんで全三巻で並んでいたこの本の帯に、あおり文句がついていました。「乱世に一筋の生き方をつらぬく」この一文に惹かれました。即座に日本の「武士道」を連想させられました。

舞台は中国。時代は春秋戦国時代。まさに「義」や「礼」を重んじ、戦の最中でもそれを忘れない見事な人物たちが多く描かれています。「武士道」連想したのもあながち間違ってはいなかったようで、正々堂々と生きる人々に感銘と清清しさを感じました。ただ、漢字を覚えるのが大変だったなぁ・・・。




アンシァン・レジームと革命 (講談社学術文庫)
販売元: 講談社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






アンシアン・レジームの国家と社会―権力の社会史へ
販売元: 山川出版社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






アンシアン・レジーム期の結婚生活
販売元: 慶應義塾大学出版会

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

アンシアン・レジーム期の結婚生活についてあらゆる新発見ができる一冊だと思います!




アンシャン・レジーム (ヨーロッパ史入門)
販売元: 岩波書店

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

イギリスの作家ジョージ・オーウェル(1903-1950)の言葉に、「過去を支配する者は未来を支配する。現在を支配する者は、過去を支配する。」と言ふ言葉が有ります。「正史」を書く者は、未来を支配する、そして、その「正史」は、現在の支配者によって書かれる、と言ふ意味ですが、この本(「アンシャン・レジーム」)を読んで、私は、オーウェルのこの言葉を思ひ出さずに居られませんでした。私達は、フランス革命を進歩と見なし、フランス革命前のフランス社会をその革命が打倒した、遅れた旧体制(「アンシャン・レジーム」)と見なす見方に馴らされて居ます。しかし、これは、フランス革命の勝者が書いた歴史に過ぎません。オーウェルの言葉で言へば、フランス革命で勝利した結果、「現在を支配する者」と成った人々が、自分たちの社会支配を正当化する為に語って来た歴史、と言ふよりは、イデオロギーであった側面が、多々有るのです。もちろん、フランス革命前のフランスの社会体制(「アンシャン・レジーム」)には、現在の尺度で見れば、「遅れた」面は、多々有りました。しかし、それでは、それは、革命と言ふ名の殺戮によらなければ変革される可能性の無い、どうしようも無い体制だったのでしょうか?私達は、学校教育等の影響から、そう問ふ事を忘れて居ます。しかし、フランス革命を賛美し、旧体制(アンシャン・レジーム)を一方的に悪とする一般的な見方には、実は、フランス革命の勝者であり、その後の世界を動かし、支配した人々のイデオロギーが、反映されて居ると、私は、思ひます。私は、日本人は、フランス革命について、ナイーヴなイメージを持つ傾向が強いだけに、そう問い直す必要が有ると、思ひます。イギリスの歴史家ウィリアム・ドイル氏によるこの本は、フランス革命前のフランス社会の体制(「アンシャン・レジーム」)を多角的に見直すと共に、フランスやその他の国々で、歴史家や思想家が、革命とアンシャン・レジームについて、いかなる議論をして来たかを検証する内容と成って居ます。極めて興味深い本ですが、私は、革命前のアンシャン・レジームには、実は、代議制的な仕組みも有ったと言ふ事実や、フランス革命から80年近くが経った19世紀なかばにおいて、自由主義的な思想家であったトクヴィユ(Tocqueville)が、既に、フランス革命は、むしろ自由を破壊し、専制政治への道を開いたとして、フランス革命を批判して居たと言ふ記述などに強い印象を受けました。この本を、ルネ・セディヨの「フランス革命の代償」(山崎耕一訳・草思社)と併せて読む事をお薦めします。(西岡昌紀/内科医)




暗示の話―心と体のコントロール (自然界の驚異シリーズ)
販売元: 文一総合出版

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






安城いまむかし―写真集
販売元: 名古屋郷土出版社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






按針と家康―将軍に仕えたあるイギリス人の生涯
販売元: 出帆新社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






安政江戸地震 (ちくま学芸文庫)
販売元: 筑摩書房

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

幕末直前の安政2年(1855年。明治維新の13年前)に江戸を襲った「阪神」クラスの直下型大地震の記録と、それが徳川幕府の崩壊に及ぼした影響を扱った本。
と書くとなんだかオカルトめいてしまうけど、野口さんはプロの歴史家らしくきちんと書いていて、おかしなところはない。当時の体制が抱えていた矛盾や問題が地震を境に一挙に顕在化し、幕末の騒乱へとつながっていくというのだ。構造性と事件性を融合させる(ほとんどポストモダン的な)手腕は見事である。

この本で最も嬉しいのは、幕末騒乱のエネルギーの源を実感させてくれることだ。坂本竜馬や新撰組の話を読んでいても、彼らを突き動かしているものが何なのか今ひとつ納得できない部分があったのだが、本書はそれをはっきりさせてくれる。幕末の江戸は地震を皮切りに、台風や疫病に続けざまに見舞われ、内戦と外戦の出費(薩英戦争と下関砲撃の賠償)によるインフレに悩まされ続けていたのだ。おまけに、農村部の出生率上昇のせいで人口増加がやまないから、騒乱の規模は一向に縮小しない。首都がこれだけ混乱しつづけていれば、政情が不穏にならないほうがむしろ不思議である。
慶応三年の政変と「打壊し」「ええじゃないか」の並行進行について、筆者は次のような印象的なフレーズを書いている。

「それは一国あげて総ハレ状態になった民族の祭典であった。打壊しのために振り上げられていた手が卑猥な踊りの手振りになった。幕府瓦解という政治革命さえ、その一つのイベントであるような天地が開けた。(中略)踊る人々は明らかに別世界を見ていたのだ」(pp.239-40)

幕末の志士たちは、こういう社会現象のなかで活動していたのだと思った。


前ページ   次ページ

戻る

仮想世界 - シューティング/レース/電車ゲーム フライトシミュレータ