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ヒマラヤ登攀史 (岩波新書 青版)
販売元: 岩波書店

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モゴール族探検記 (岩波新書 青版)
販売元: 岩波書店

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 人類学/探検記の傑作として名高い一冊。
 アフガニスタンの辺境地域へ、モンゴル人の生き残りを求めて旅をした記録。当時、モンゴル人は日本人の祖先ではないかとされ、注目を集めていた。そしてアフガニスタンのモゴール族は、チンギス・ハンとそれに続く西方への大遠征時代に取り残された人たちとされ、古いモンゴル語を留めている点が貴重だったのである。
 この旅では、著者はサポート役に徹している。交通手段の手配、現地役人との交渉などを務めている。しかし、そのぶん客観的に「モゴール族」が眺められたようで、その歴史や周囲の部族との関係などが推理小説のように解き明かされていく。そのあたりは、さすがと思わされる。
 しかし、いまとなってみると、それほど優れた本ではないように感じられた。研究としては成果を残さなかったし、探検記としても魅力に乏しい。また、文章に難のある点が引っかかった。
 少し残念。




インドネシア―多民族国家の模索 (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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極北シベリア (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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 著者の専門は永久凍土地帯の地下に存在する謎の氷エドマ層。本書もエドマ層の調査のため訪れたシベリアでの体験談である。特殊専門的な内容ではあるが、きわめてわかりやすく解説されており、また体験談の比重が大きいために読みやすい。

 それにしてもソ連崩壊後のロシアは、これほどまでに無法地帯化しているのかとびっくりさせられる。放射能汚染もひどい。ソ連時代、なまじ科学力が高かっただけに、管理能力が低下すると、たちまち綻びがあらわれてしまうらしい。




三国志の風景―写真紀行 (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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主に写真を中心としていますが、
三国時代に栄えていた都市や、戦場と
なった土地に、今住んでいる人の表情や
生活を撮っている感じになっています☆
今と昔を比べるためには良いかも知れま
せんがその土地の写真が見たい人にはお
すすめしません。




西域探検の世紀 (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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西域探検の歴史と日本の大谷探検隊の関わりを描いた本書は、
あまり類がない作品になっている。特に、グレイトゲームの話は
興味深い。大谷探検隊の正確な記録は無いという事実は初めて知った。





ドナウ河紀行―東欧・中欧の歴史と文化 (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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 著者によれば、「中欧」とは単なる地理的概念(=中央ヨーロッパ)ではなく、「ドナウ河にのぞむ国々、…“ドナウネットワーク”によって結ばれたきた国々」(p.76)であって、ミルン・クンデラを引用して「『中欧』の“境界を正確に引こうとすること無意味であろう。中欧は国家ではない。それは文化であり、運命である”」(p.74)と言う。
 ドナウ源流のドイツから、オーストリア、チェコスロバキア、ハンガリー、ユーゴスラビア、ブルガリア、ルーマニア、ソ連と黒海に至るまでが紹介されていく。
 ハプスブルグ帝国領としての結びつき、オスマン・トルコの支配と独立の歴史、両大戦による変動等により、「中欧」が発展し、また阻害されいった歴史が理解されるとともに、バルカン諸国の民族問題の根も明らかにされる。
 こうした「中欧=ドナウ世界」の案内である本書は、1991年刊であるため、ソ連邦は未だ健在、ユーゴスラビアの内戦は勃発したばかり、チェコとスロバキアは分裂前であり時事性に欠けることは否めない。しかし、それを割り引いても、十分に新鮮で興味深い好著と言えよう。





ハワイ (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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 ハワイ(ハヴァイイ)を第二の故郷と考える1953年生まれの社会学博士(エスニシティ論)が1993年に刊行した本。日本人は一般にハワイについて、太平洋の楽園、最も身近な米国、擬似日本領という、主として観光によって歪められた、三つの固定観念を持っている。著者はこうした見方を是正すべく、本書ではカマアイナ(土地っ子)の視点・複眼的視点からのハワイ像を提示する。ポリネシア出身と考えられるハワイ先住民は、高度な農耕(タロイモ栽培等)・航海技術と三身分制社会(後にカメハメハ王朝へ)を持っていたが、18世紀のクック来航以来の伝染病の流行と、白人(宣教師→五大財閥等)がアジア系移民労働者を雇って経営した砂糖きびプランテーションの開発によって、ハワイは急激にどの民族集団も単独では過半数にならない複合文化社会(階層序列あり)となり、しかも白人主導のクーデタを経て、1898年米国に併合された。間もなく白人たちは、それまで養魚池・水田の地であったワイキキに海浜型リゾートを形成し、ハッパ・ハオレ音楽を売り込んで観光業を開発するが、真珠湾攻撃で始まったアジア・太平洋戦争を契機として、軍事依存体質をも帯びた。こうした観光開発は今日世界中で発生しているリゾート問題を先取りする諸問題をもひき起こした。戦後には日系人(二重の帰属意識あり)の地位が向上し、また1970年代には米国エスニシティ革命の影響を受けながら、ハワイアン・ルネッサンス(先住民意識の復興)と汎太平洋志向の動きも見られる。著者は日米の戦争と経済摩擦がハワイの諸民族を翻弄した歴史を見ながら、太平洋が日米だけのものではないことを改めて強調し、むしろハワイ史から我々が学ぶべきことを提言する。冒頭に地図が、巻末に対抗的情報の提供を意図した独自のハワイ・ガイドが付いている。民族、観光、ハワイ現地社会に関心のある人にはお薦め。




秘境・崑崙を行く―極限の植物を求めて (岩波新書)
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プラハを歩く (岩波新書)
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この本を読んでプラハを歩くと、感動が違います。歴史を知りながらの旅は良いものですね。
チェコビールの肴に最高です。


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