和書 500062 (165)
有栖の乱読 (ダ・ヴィンチブックス)
販売元: リクルート ダヴィンチ編集部
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有栖川作品のファンなので、この本も読んでみた。やはり、推理作家の読書歴には色々な意味で興味を持ってしまう。作家になるような人はどんな本を読んできたのか?
答え・・・自分の好きな本。
有栖川ファンにも、読んだことはなくても多少興味はある、という人にもOK。全く知らない、興味はないという人でも、これから推理小説を読んでみよう、という人なら、真似をして読み始めるのも立派な手。
本当は多くを占める後半の「ベストミステリ100」が本の主眼なのかもしれないが、本がないと生きて行けない人間の一人としては、前半の、読書歴や経験談に「ある!ある!」とついつい興奮してしまった。
その他、本なしではいられない人間のどうしてもハマる道(交通費、食費を削って本を買う、などなど)次々と出てきて、「そう!そう!」であった。作家であれそうでない人間であれ、本がなくては生きていけない人間の生態は似たようなものらしい。
これを機会に、フト自分が読んできた本を思い出した。読んだら内容をちゃんと憶えていないと、こういう本は書けないが。ベストミステリ100からも、読んでいないものをこれから読んでみようと思う。日暮れて道遠し。
自作解説も面白かった。抱いていた疑問のうちいくつかが解けたし、「やっぱりねぇ」と再確認したところもあった。
有山嵩 (個人別図書館論選集)
販売元: 日本図書館協会
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歩いて、見て、書いて―私の100冊の本の旅 (海野弘コレクション)
販売元: 右文書院
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関西図書館マップ―関西の公立図書館361館を完全ガイド!! (アルキストの本)
販売元: 創元社
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ペーパーバック探訪―英米文化のエッセンス (アルク新書 (2))
販売元: アルク
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永井隆に愛と平和を考える―1994年度課題図書感想文コンクール (アルバ文庫)
販売元: サンパウロ
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ハイジといっしょにおぼえよう!―アルプスの仲間たちと楽しくもじやかずをまなぼう。 (5歳)
販売元: 永岡書店
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アニメ版「アルプスの少女ハイジ」のオールカラーがうれしいワークブック。5才向けでは、1-10までの数字の書き方、あいうえおの書き方等も登場。アニメ画面からの画像をふんだんに用いているので、娘も喜んでいます。
アニメ版「アルプスの少女ハイジ」のファンなら、大人でも欲しくなってしまう作りです。
ハイジといっしょにおぼえよう!―アルプスの仲間たちと楽しく思考力や観察力が身につく。 (4歳) (アルプスの少女ハイジ新・知力開発シリーズ)
販売元: 永岡書店
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オールカラーがうれしい、アニメ版アルプスの少女ハイジのワークブック。他の4才向けの類似書に比べると、4才向けにしては、ちょっとレベルが低いような気もするけれど、アニメからの画面がそのまま登場していたりして、娘は喜んでいます。アニメ版のアルプスの少女のファンなら、大人でもちょっと欲しくなってしまう作りです。
アレ何?大事典
販売元: 小学館
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本の題名からも分かるように、
知ってはいるけれども、名前までは分からない、
そういうものの名前を教えてくれる事典です。
読み物として面白いですし、
サブカル的な面白さもありますが、
他のレビュアの方も仰っているように、
繰り返し読むタイプの本ではないかも知れません。
新古書店であったら買いかな? 程度の本。
ロシアの人がかぶっているフカフカの帽子、
トイレに溜まっている水、
コンサートの時に使うペンライト
などなど、「あんなものにも名前あったの?」という
ものばかり多数載っています。
個人的に面白かったのは、
ザビエルの髪型が「剃髪」で
はげているのではなかった、ということ、
など「豆知識」的な内容が多かったことですかね?
ちょいとした話のタネやネタとしても活用できそうです。
アレクサンドリア図書館の謎―古代の知の宝庫を読み解く
販売元: 工作舎
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古代世界で知の宝庫とうたわれたアレキサンドリア図書館がどこにあったのか。
どのような建物だったのか。
図書館と蔵書はどこへ消えたのか。
この著書は一般に言われているカエサル軍の放った火による消失説を否定し、7世紀のサラセン軍による焼却であったとしている。
また図書館と呼ぶような建物(部屋)はなかったとしている。
学問的にはどう評価されているのか不明であるが、素人の私から見てもおかしいなと思ったのは次の点である。
著者は、図書館の焼失がカエサル軍の放火によるものでないのは、その後にストラボンなどが訪問して蔵書を利用しているのが決定的証拠であるように述べている。
しかし、当時アレキサンドリアを追い越して世界一の蔵書を誇るペルガモン図書館からアントニクスがクレオパトラに20万巻の蔵書を贈ったという経緯があり、これをストラボンが見た可能性はないのだろうか。
なお、引用文献など本文中に豊富で非常に参考になるが、登場人物が多い割には巻末の「主要人名事典」が貧弱というか、あまりに「主要」な名前しかない。