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和書 500062 (384)



現代の図書館―図書館概説
販売元: 勉誠社

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現代流行(はやり)本解体新書―ベストセラーの本当の読み方
販売元: PHP研究所

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 当代髄一の読み手である谷沢永一氏と渡部昇一氏のお馴染みコンビが世に贈る書評対談です。谷沢氏は終章で書評の系譜について、1977年から『文藝春秋』に連載された丸谷才一・山崎正和・木村尚三郎『鼎談書評(文藝春秋・1979)』と『三人で本を読む(1985)』、『固い本やわらかい本(1986)』を指して「全3巻は、これから書評を書き語る者が、決してこれ以下であってはならぬと、自らを戒めるための基準であろう」と高く評価しています。しかし、惜しいことに、これらの本は経済分野を積極的に取り上げてはいませんでした。その不満に対する谷沢氏の回答が本書なのです。

 本書の視点は、経済や技術を扱う本を常識人の次元で批評するというものです。確かに谷沢氏は国文学、渡辺氏は英語学が専門で、経済の専門家ではありません。しかし、こと書籍を読み解き、紙背を徹することに関して両氏の右に出る者は皆無と言って過言ではないでしょう。その眼力の正確さは本書で著作を取り上げられた27人を見れば一目瞭然です。

 本書の「日本の現状は、もはや西洋の経済学の枠をはみ出てしまっている。その現実を素直にとらえたのは、プロの経済学者ではなく、すぐれた素人の眼だった(P. 17)」という指摘は極めて重要です。したがって「専門家以外の人が書いた本が専門家のもの以上に注目される(P. 17)」という現象が起こるのです。この点は本書に登場する筆者諸氏の経歴を見ると明白です。大前研一や長谷川慶太郎、唐津一、中川八洋、石井威望などはいずれも工学部の出身者なのですから。しかし、これらの工学部出身の諸氏が書いた経済本が最も重みがあり、現状を的確に解釈しているのではないでしょうか。1989年とやや古い本ですが、本書に登場した諸氏は現在、最も活躍している執筆家になっています。先見性に富み、経済の実態を知るうえで極めて優れた一冊です。




現代評論家人名事典
販売元: 日外アソシエーツ

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現代用語の基礎知識 (1984)
販売元: 自由国民社

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現代用語の基礎知識 (1985)
販売元: 自由国民社

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現代用語の基礎知識 (1986)
販売元: 自由国民社

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現代用語の基礎知識 (1997)
販売元: 自由国民社

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現代用語の基礎知識 (1998)
販売元: 自由国民社

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現代用語の基礎知識 2001年版
販売元: 自由国民社

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現代用語の基礎知識 2002年版
販売元: 自由国民社

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刊行を重ねるごとにますます洗練の度合いを増してゆく本書は、「社会人として何か勉強しておかねば」と昨今の時代の趨勢に危機感を抱いている企業人におすすめできる、いわば社会人のための教科書といえる。へたに新書版の教養本を買い集めるよりは、本書を一冊読破する方が、よほどためになるし、充実感もひとしおである。特にそういう覚悟のない人には分厚い枕程度の役割した果たしてくれないが、それは本書の責任ではなかろう。


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