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和書 500824 (275)



片足喪失の記―たとえ“ガン”であっても
販売元: 柘植書房

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カタカナ現場用語辞典―技術の現場の1000語
販売元: アイピーシー

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カタクリの花のように―母と私の二人三脚闘病記
販売元: 文芸社

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形を読む―生物の形態をめぐって
販売元: 培風館

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 「これは、わたしの形態学総論である」と<はじめに>で著者は書く。しかし、決して専門書ではなく、専門の解剖学を進めるにあたり「自分はいったいどう考え、どう扱うつもりなのか。・・・そういう学をどう続けたらいいのか。」と「ブツブツ考える始末になってしまった」ことをまとめた、ということである。
 専門的な具体例を説明しながらの学問的な語り口はわかりやすいけれども論理的でもある。いや、論理的であるからわかりやすいのかもしれない。読者を想定してというよりは、著者がこの後の本に表した考え方を自分の中でまとめながら、ぐいぐいと書いていったのではないか、と感じさせる勢いがある。しかし、乱暴ではなく、粛々と丁寧な文章で綴られている。

 「形態の意味や解釈をあつかう理由は一つである。それは、そうしたものが、けっきょく、自分の頭の中の現象だと考えるからである」「相手が馬鹿だと、本来伝達可能であるはずの情報が、伝達不能になる。これを、とりあえず「馬鹿の壁」と表現しよう。」といった文章があり、「唯脳論」「バカの壁」に表された著者の考えがまとまっていく過程が記されているかのようである。特に最終章(第十章)には、唯脳論に至った著者の考えがまとまって著されていると思う。

 比較形態学、機能解剖学、発生、進化という、著者の専門に関わる事例を使って書かれているので、専門的な興味も充分満たしてくれるが、形態を考える、形態を研究する学者の考え方を書いた、という点では「形態学の考え方の総論」である。そういう意味では少しクロード・ベルナールの「実験医学序説」のような位置づけでができるかもしれない。研究者が論理を展開するときの、自分の頭の中の動きとして考えて読んでみて欲しい部分がたくさんある。
 著者の比較的初期の著書であり、著者の主張の原点、生成過程をみるような本である。




語り合う医療―患者のおもい、医療者のこころ
販売元: 創元社

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語り部歌人・鳥海昭子のほんのり入院記
販売元: 本の泉社

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勝ち目のない闘い
販売元: 松籟社

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勝手に訪問―大学病院の選びかた 東京編 (幻冬舎文庫)
販売元: 幻冬舎

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葛藤の日々590
販売元: 文芸社

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死の科学―生物の寿命は、どのように決まるのか (カッパ・サイエンス)
販売元: 光文社

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