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和書 500824 (299)



患者の孤独―心の通う医師を求めて
販売元: 草思社

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 前作「認められぬ病」に引き続き興味深く読んだ。 患者としては深く同情するが、科学者の著作として読むと「なんと科学者の才能の無い人だろう」 が正直な読後感である。 
 著者は医学部の助手をしたことがあり、かつ大学の卒論は「大腸菌の薬剤耐性」だという。そして夫は筑波大学の生物学の教授であった人である。 ところがこの本の内容は得体の知れぬ病に苦しみ、おろおろする夫婦の物語である。 何処を読んでも、「よし医師に分からぬなら私が研究してやろう」 の一文がない。 夫婦ともこの病気を研究するのに最も適した人であるのに、気が付かない。才能の無い人はこうしたもので目の前に自分の専門領域とかさなる絶好の研究対象があるのに気が付いていない。 




レッツ・スタディ患者のための糖尿病読本〈2003年版〉 (レッツ・スタディ)
販売元: 桐書房

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レッツ・スタデイ 新版 患者のための糖尿病読本 (レッツ・スタディ)
販売元: 桐書房

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患者の目医者の目ぐるっと回って…―僕の生命倫理学
販売元: 中央公論事業出版

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患者白書―よりよい患者・医療者関係をめざして
販売元: 日本評論社

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患者満足度―コミュニケーションと受療行動のダイナミズム
販売元: 日本評論社

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ISO9000シリーズ認定取得に関連して顧客満足度の評価をせねばならず、参考にしたく読み始めた。結局のところ医師と患者間のコミュニケーション、医師自身が患者と向き合う姿勢を見せることの重要性について満足度という視点から書かれていた。しごく当たり前のような事柄だが、今の医療を患者本位に変革させるために絶対に必要なことであると、再認識することができた。そういう意味で医師に声援を送ってくれているように思う。
患者満足度評価の方法論、評価する上で陥りやすい誤りについても記載されており、当初の目的をほぼ達成することができた。




患者見殺し医療改革のペテン「年金崩壊」の次は「医療崩壊」 (ペーパーバックス)
販売元: 光文社

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 新書のなかでも光文社は面白い。あたりはずれが大きいのだ。光文社ペーパーブックはその中でも非常に扇情的で偏った本が多くしかも厄介なことに面白いのである。
 しかし本書はかなりまっとうで良心的な内容だ。医療改革の主な問題、医療で改善されるべき点はその通りであり、本書で医療問題については一通り学べると言い切って過言ではない。(因みに私も著者も医者である)特に強調したいのは日本の医療の問題は高価なことではなく、医療教育がずさんで程度が低いことによる医療者のレベルの低さである点だ。(これは同じ教科書でもハリソンと日本の内科教科書を比べれば明らか)おまけに本書のいい所は、アメリカを徒に褒めないこととジニ係数等社会の全体を視野に入れた分析である。基本的に医者はインテリジェンシーと視野について程度の低い人が多く、医者の書いた本は稚拙な本が多いが本書はその点で十分に及第点。
 ただし、外科医が内科医を馬鹿にするという件はよくない。外科は手術できる全身状態の良い患者を扱っており、本当に修羅場を見ているのは内科だ。くれぐれも読者は内科医や皮膚科医を馬鹿にすることの無いように気をつけて欲しい。




患者よ、がんと闘うな (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

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表現の仕方や細かな間違いをあげつらうのは簡単でしょう。 けれども少なくとも乳がん治療のこの15年間の変化を見たとき、この本の与えた影響は相当大きかったのではないかと思います。

15年前であれば間違いなく乳房全摘で、もしかするとハルステッド手術を受けていたかも知れない人たちが温存手術を受けられるようになり、温存療法が大半というような病院も出てきています。 またセンチネルリンパ節生検によってリンパ節郭清の後遺症に苦しむことも減って来ました。 郭清するにしてもステージIに留めることが増えています。 この本の主な主張である「手術偏重」と「リンパ節の過大切除」は、15年前には間違いなく事実だったのです。

そして外科医(手術医)が全権を握るのではなく、放射線科医・病理医・腫瘍内科医などがチームとなって集学的な治療をするのも常識となって来ています。 手術原理主義で治療法を考えるのではなく、手術・放射線療法・化学療法を組み合わせて考えるようになったのです。

さらにセカンド・オピニオンも普通に行われるようになりました。 同じ患者に対して外科医と放射線科医と腫瘍内科医の考える治療方針に違いが出るのはむしろ当たり前で、「一つの正解」など決してないことがほとんどだということです。 それどころか、同じサンプルを診断しても、病理医によって悪性・良性・不明(経過観察)に分かれてしまうこともあるのです。 その中から自らの治療をどうするか決めていかなければならないのですから、まさに情報戦であり持久戦である、そう思うようになりました。 そのような考えを持つきっかけになったのがこの本だったと言っても過言ではありません。 それだけのインパクトを持った内容だと思います。

なお、もう少しわかりやすく最近の情況を説明した本として、中川恵一の「がんのひみつ」、ここ20年間の乳がん治療の変化を理解するための本として生井久美子の「私の乳房を取らないで 患者が変える乳ガン治療」もお勧めします。




患者よ、がんと闘うな
販売元: 文藝春秋

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表現の仕方や細かな間違いをあげつらうのは簡単でしょう。 けれども少なくとも乳がん治療のこの15年間の変化を見たとき、この本の与えた影響は相当大きかったのではないかと思います。

15年前であれば間違いなく乳房全摘で、もしかするとハルステッド手術を受けていたかも知れない人たちが温存手術を受けられるようになり、温存療法が大半というような病院も出てきています。 またセンチネルリンパ節生検によってリンパ節郭清の後遺症に苦しむことも減って来ました。 郭清するにしてもステージIに留めることが増えています。 この本の主な主張である「手術偏重」と「リンパ節の過大切除」は、15年前には間違いなく事実だったのです。

そして外科医(手術医)が全権を握るのではなく、放射線科医・病理医・腫瘍内科医などがチームとなって集学的な治療をするのも常識となって来ています。 手術原理主義で治療法を考えるのではなく、手術・放射線療法・化学療法を組み合わせて考えるようになったのです。

さらにセカンド・オピニオンも普通に行われるようになりました。 同じ患者に対して外科医と放射線科医と腫瘍内科医の考える治療方針に違いが出るのはむしろ当たり前で、「一つの正解」など決してないことがほとんどだということです。 それどころか、同じサンプルを診断しても、病理医によって悪性・良性・不明(経過観察)に分かれてしまうこともあるのです。 その中から自らの治療をどうするか決めていかなければならないのですから、まさに情報戦であり持久戦である、そう思うようになりました。 そのような考えを持つきっかけになったのがこの本だったと言っても過言ではありません。 それだけのインパクトを持った内容だと思います。

なお、もう少しわかりやすく最近の情況を説明した本として、中川恵一の「がんのひみつ」、ここ20年間の乳がん治療の変化を理解するための本として生井久美子の「私の乳房を取らないで 患者が変える乳ガン治療」もお勧めします。




患者は客だ!―正しい医者の選び方教えます
販売元: 風媒社

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日本ではアメリカとは違い金持ちも貧乏人も
等しく安く標準的な医療を受けることが出来る。
全額自費の自由診療であれば患者を「客」といってよいであろうが
現行制度では医療費は7割以上は健康保険制度でまかなわれている。
社会主義的制度のなかに資本主義的な「客」という概念を持ち込む
のは見当違いである。
患者は患者であって「客」ではない。



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