戻る

前ページ   次ページ

和書 500834 (141)



死学 安らかな終末を、緩和医療のすすめ
販売元: 小学館

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

確かに緩和医療は最近その重要性が注目されている分野であり、若くしてその分野に飛び込んだ筆者は大したものだと思う。しかし、医者になってたかだか数年で何がわかるのか、どれだけの患者さんを診たというのか。積極的治療を否定するには早すぎではないかという印象もある。緩和を勧めたいからといって、苦痛を覚悟して積極的治療に臨んでいる患者さんの壮絶な覚悟をないがしろにする権利はない。どのような最期を迎えるか。その選択を迫るときに、医師の個人的な思想で惑わせるべきではない。必要な情報を提供する事は医師個人の主張を刷り込む事ではないと思う。患者さんやその家族が自分たちで考え悩み苦しんだ末に緩和医療をいう道を選んだ時に、その思いを尊重し支えていく存在でなければならない。
身内をホスピスで看取った者として、また、緩和ケア施設で働く者として、この本はやや偏った内容であると感じた。




シグナル伝達―生命システムの情報ネットワーク
販売元: メディカルサイエンスインターナショナル

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

細胞内情報伝達系は生物学研究の中でも進展が早い分野の一つですが、この本は新しい情報を網羅的に解説してあり、とても役に立つ本だと思います。もちろん「網羅的」に詳しく解説出来るわけはないので、「広く浅く」です。しかし著者がイントロダクションで話しているように、著者らも勉強しながら執筆したということで、単なる情報の羅列ではなく、著者らの中で消化した上で解説してあるため、体系的に広い分野を理解できるのではないかと思います。もっと詳しく知りたい場合は、他の専門書を参考にすれば良いだけで、机上に置いてリファレンスとして使うのにも良い本で、とってもお奨めです。




死者からの告発―法医学者の事件ファイル
販売元: 世界文化社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

法医学の教授が書いている本なので、内容の全てはノンフィクションです。読みやすい本です。本の最後では、いじめ問題やホームレス狩り、猫の惨殺に触れなど何かが間違っていると社会に警鐘を鳴らしています。法医学にたずさわる者は、やはり真実を見抜くするどい洞察力と正義感が大事なのだと思います。




市場原理が医療を亡ぼす―アメリカの失敗
販売元: 医学書院

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

アメリカ在住の李啓充医師がアメリカ医療の実態を紹介するシリーズ3冊目。

これまではアメリカ医療の紹介にとどめていたが、本書から、日本の医療構造改革批判を展開。医療政策評論とも言える内容になっている。
前作から引き続き、市場原理により運営されているはずのアメリカ医療における市場原理の矛盾をこれでもかというほど見せ付けられる。
このアメリカ医療の問題点を踏まえて、アメリカ医療をモデルとして進められている日本の医療構造改革批判が展開される。
 このアメリカ医療制度批判から日本の医療構造改革批判への展開は圧巻といえるほど、強い説得力を持つ。国内からの視点では決して得られない鋭い批判である。
 また、コスト、クオリティ、アクセスの観点から医療制度の「常識」を解りやすく解説しているくだりもあり、初心者でも気軽に読めるのが本書がさらに優れているところである。
 日米を問わず、医療制度に関心のある方にお勧めの一冊である。




市場化の中の「医療改革」―国民皆保険制の行方
販売元: 新日本出版社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






システム工学と仏教―「人間主役」時代の生きる知恵 (ダルマブックス)
販売元: 佼成出版社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






死生太平記―反脳死論序説 (ゆまにのんふぃくしょん)
販売元: ゆまに書房

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






死生学―他者の死と自己の死
販売元: 医学書院

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






死生学とはなにか
販売元: 日本評論社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

何を述べたいのか判然としない印象を受ける本である。教科書的であるというのか、幕の内弁当のように死生学の一通りのことは記載されているが、この本を読んで、触発されるということが、ありうるのか?
      
「死後の世界は漠然とした灰色の世界で覆われ、死ねば万事が終わり、未来はないと考える人が多い。そのためか、死後については暗いイメージを抱きがちである。日本でがんの末期患者に病名を告知することがほとんどないのは、このように未来に対するはっきりとした展望がないからではないだろうか。」と述べているが、これなど逆に告知する医師に明確な死生観がないことを隠蔽している表現ではないのか。




人間にとって医学とは何か (自然と人間シリーズ)
販売元: 新日本出版社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 近年、よく話題になる医療倫理に対して真っ向から取り組んだ本です。
 第一章で人類と医学との関係を歴史をおって振り返り、第二章で、「薬害問題」、「患者の権利」、「脳死と臓器移植」といった現代医学の課題について問題提起がされています。

 この本の推薦できる点としては、①「医学」と「医療」を明確に分離して考えていること、②歴史的な視点に立ち返った考察が多いこと、③患者の目線から医療を捉えていること、が挙げられます。
 医療問題に関心がある方に、特にお薦めしたい1冊です。


前ページ   次ページ

戻る

仮想世界 - シューティング/レース/電車ゲーム フライトシミュレータ