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和書 500834 (246)



「死ぬ瞬間」をめぐる質疑応答 (中公文庫)
販売元: 中央公論新社

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 つくづく感じるのは、こういったオープンなミーティングそのものが、日本にはまだまだ足りないなということでした。たまにNHKで行なう生討論がせいぜいという気がします。
 ロス博士が行なったこれらのミーティング以降、患者と死と、その家族に対するケアの在り方について、世界中が初めて考えさせられ、変化を促されて来たのではないでしょうか。
 病院なのに、二言目には牧師や神といった言葉が飛び出すのが当たり前の欧米と日本では事情が随分と異なりますが、長年、医療者の“都合”を主体、患者やその家族をあくまで“対象物”として取り扱って来た日本の医療現場も、“痛みや心のケア”“患者と家族の癒し”について、ゆっくりとながら、確実に変わって行くものと思います。
 ロス氏の言葉には、国や宗教の壁を遥かに超えた非常に深いメッセージ性が込められているように思えます。
 医療従事者に限らず、我々全員が必ず迎える“死”について、もう少し前向きに考える機会になるのではないでしょうか。




「死の医学」への序章 (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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これはドキュメンタリーである。ひたひたとおしよせてくる「死」の恐怖が、どれだけ神経を蝕んでいくのかが、克明に記されている。どれだけの人間が死に直面し、その時においてどれだけのものを残る人間たちに置いていったのか、それは著者の柳田氏の温かい人間性と冷静な視線とで筆舌に尽きる。これを読むことによって、「死」という誰もがもつ、逃れることのできない共通の恐怖と、誰しもが捜し求める「生きるとは何か」を読み取るには充分な作品である。ここに挙げられた「生と死の真実」は、人生において一度は読んでおくべきものだろう。著者自身のことにも中では語られているが、著者自身を最も書いたものとしては、「犠牲(サクリファイス)」がぜひ必読であろう。




「死の医学」への日記 (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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サナトロジー(死学)の入門編として、実際の臨床を交えたノンフィクション作品がこれだ。柳田氏の、淡々としていながら核心をつく判り易い文体も大きな魅力のひとつだが、本質は昨今の医療界で患者の生活の質をあらわす「クオリティ・オブ・ライフ(QOL)」という言葉が、本来は患者の立場で論ずべきである事を再認識させられる点にある。現在でも、医者の立場からみた患者のQOLが語られるのが常であるが、医療従事者には早くこの間違いに気付いて欲しいと願う。海外の書ではこの分野のパイオニアであるエリザベス・キューブラー・ロス博士が有名であるが、日本における臨床的なサナトロジーの考察では柳田氏の書物が群を抜いている。本書の初版は古いが、現代に置き換えても全く違和感を感じないのは医療の質の変革がないためだとしたら、あまりにも悲しい。




「死の医学」への日記
販売元: 新潮社

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サナトロジー(死学)の入門編として、実際の臨床を交えたノンフィクション作品がこれだ。柳田氏の、淡々としていながら核心をつく判り易い文体も大きな魅力のひとつだが、本質は昨今の医療界で患者の生活の質をあらわす「クオリティ・オブ・ライフ(QOL)」という言葉が、本来は患者の立場で論ずべきである事を再認識させられる点にある。現在でも、医者の立場からみた患者のQOLが語られるのが常であるが、医療従事者には早くこの間違いに気付いて欲しいと願う。海外の書ではこの分野のパイオニアであるエリザベス・キューブラー・ロス博士が有名であるが、日本における臨床的なサナトロジーの考察では柳田氏の書物が群を抜いている。本書の初版は古いが、現代に置き換えても全く違和感を感じないのは医療の質の変革がないためだとしたら、あまりにも悲しい。




「殺人」と「尊厳死」の間で―脳外科医の告白
販売元: 主婦の友社

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脳外科医や医療に関して絶対的な信頼をしている人は読まない方が良いでしょう。
そうでなければ、結構ショッキングな内容が多いのですが、医療の裏を知るには良い本だと思います。

日の当たってるいる所だけ見て、自分や自分の家族の命を預けるのはどうかと思う。
知らない方が良かったとあるいは思える様な事でも、日の当たらない陰の部分も知った上で、
自分や自分の家族の命を預ける方が断然良いと思う。




「治るがん」と「治らないがん」―医者が隠している「がん治療」の現実 (講談社プラスアルファ文庫)
販売元: 講談社

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異端者はいつの世も阻害、迫害されるものである、例え、それが根拠にもとづく正論であったとしても、私は、近藤誠氏の取り組みと氏の医療論にあらかた納得がいく、何を信ずるかは本人次第である、癌という名の虚病、その真理、現代医療を妄信するのもその人の人生、例え悲惨な末路を迎えようとも、現代医療を疑う、否定するのもその人の人生、例え命が続こうとも、要は自らの頭で、知能で、知識でインテリジェンスで考える事である、そのための慧眼書である




『犠牲(サクリファイス)』への手紙 (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

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対談集あり、インタビューあり、「サクリファイス」発表のその後がさまざまな観点から
語られる、内容の濃い一冊。河合隼雄の「人間一人の人生は、その長短にかかわらず
壮絶だ」という言葉は、真理に近いものを感じる。
読者からの手紙も胸を打つ。10年間息子の死を病死だと偽り続けた母、罪悪感に悩み続ける
家族たち。それは世間の自殺への偏見と無知から来ているのだろうが、あまりにもむごい。
むしろ日本は死に対してあまりにも粗雑だ。
いい本である。自死遺族やその周辺の方に読んでいただきたい。自死について実践的に考える
初端とないい本です。




『犠牲』(サクリファイス)への手紙
販売元: 文藝春秋

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対談集あり、インタビューあり、「サクリファイス」発表のその後がさまざまな観点から
語られる、内容の濃い一冊。河合隼雄の「人間一人の人生は、その長短にかかわらず
壮絶だ」という言葉は、真理に近いものを感じる。
読者からの手紙も胸を打つ。10年間息子の死を病死だと偽り続けた母、罪悪感に悩み続ける
家族たち。それは世間の自殺への偏見と無知から来ているのだろうが、あまりにもむごい。
むしろ日本は死に対してあまりにも粗雑だ。
いい本である。自死遺族やその周辺の方に読んでいただきたい。自死について実践的に考える
初端とないい本です。




「生」の自己決定―「がん告知」と人生の最終章を考える
販売元: 三五館

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「生」を最後まで輝かせるホスピス・ハンドブック (講談社ニューハードカバー)
販売元: 講談社

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「病院で死ぬと言うこと」の著者が書いた本であるが、優しい人柄が行間から読み取れる。ホスピスへの相談の仕方から始まり、様々な悩み事への対応が書かれ、丁寧な説明書となっている。告知についても本人と家族の意志の尊重が一番であると経験から記載している。ホスピスへの入院を考えている人には、最適の書であろう。


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