戻る

前ページ         

和書 500878 (400)



筋の発生と分化に関する基礎的研究〈昭和56年度〉―江橋班研究報告書 (1982年)
販売元:

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






筋の発生と分化に関する基礎的研究〈昭和57年度〉―江橋班研究報告書 (1983年)
販売元:

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






筋の発生と分化に関する基礎的研究〈昭和58年度〉―江橋班研究報告書 (1984年)
販売元:

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






近未来の医業経営―消える病院、残る病院
販売元: 厚生科学研究所

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






逆転の発想21―サバイバル病院経営
販売元: 日本医療企画

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






逆引き薬の副作用事典
販売元: 三一書房

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






偽薬効果
販売元: 春秋社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

偽薬効果という興味深い現象に関する論文集。本格的研究書は現時点で日本唯一だろうか。論文24本のうち、50年代が4本・60年代が2本・80年代が6本・90年代前半が5本(※3本が90年)・90年代後半が7本。なお注意点として、本書には偽薬効果のメカニズムについての生理学的・神経学的研究は入っていない。

「読者の方々にご判断いただく」との編集方針から、歴史的な(価値しかない)有名論文あれば近年の手堅い研究あり、人類の医療史における歴史的位置づけ・肯定と懐疑・臨床や研究の場での問題・手術と偽薬・各種実験手法への影響などなど、偽薬にまつわるエトセトラの広がりと混乱を立体的に把握できる構成になっている。全体として7:3くらいで『心の不思議な力』マンセーに傾いてはいる(怪しげなトンデモ話満載の論文まで入ってる)ものの、

・偽薬は主観に凄い効果あるよ派
・肉体にまで効果あるよ派
・それは言い過ぎというか君らの研究穴だらけだよ派
・偽薬効果のノイズを補正したい派(本当の薬効を確かめるのが主で偽薬は脇だよ派)
・偽薬効果を役立てたい派(人間って不思議だね派)
・催眠術は凄いよ派

といった多様な論点をフォローしている。「偽薬は凄い」の典拠として今なお持ち出される有名なビーチャー論文の不備を徹底批判した第5章や、実験からゴミ取りするには単なる二重盲検法は不足だと主張する第12章、偽薬使用と倫理問題(特にインフォームドコンセントとの関わりから)を論じた第15章が興味深かった。巻末の厖大な文献案内(ほとんど海外文献)はさすが。

難点として、読者に判断を預けて「編者による各論文の論評は避けた」ために各研究がその後どのように追試され現在どんな価値を持つのかが不明。多様性の裏面として見通しが非常に悪い。ついでに初出が一覧でなく各章最初のページにあるだけなので見づらい。玉石混淆がはっきりしすぎ。値段も高い。総合して星三つ。




偽薬のミステリー
販売元: 紀伊國屋書店

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

偽薬、プラセボという言葉は既に一般に浸透した用語となっているが、プラセボにまつわる背景知識について正確に理解できている人はまだまだ少ないのではなかろうか。本書では、一貫してプラセボを取り上げ、大きなテーマとして「なぜ薬効のある薬ではなくプラセボを治療に使ってはならないのか?」という疑問へ話を進めていく。

プラセボが多額の研究費と時間を投下して開発された新薬よりも効果を示すという事例は多々あるが、それは一体なぜなのか。いわゆる「思い込み」という心理学的な効果が強く働くわけであるが、プラセボがそれほどの「薬効」を持つのであれば、なぜこれを薬として用いてはならないのか? この一見馬鹿馬鹿しくも見える提案は、実は重要な問題を提起している。実際に薬効を発揮する薬は、当然何らかの副作用も存在する。ところが、プラセボには(理論上では)そのような副作用はない。それでもある程度の薬効を示すならば薬の一つとして使ってはなぜいけないのか? 実際の薬を使うことに問題があると判断した医者が患者に内緒でプラセボを処方する行為は罪になるのか? 医療倫理の立場も絡めて、徹底してプラセボについて考察を進めていく内容はこれまでにないスタイルでなかなか面白い。

ただ、原著者の執筆力なのか翻訳者の技量によるのか、そのあたりは定かでないが、とにかく文章が読みにくい。相手の正確な理解が求められる一般科学書でこれは致命的である。本文第7章を区切りに翻訳者が変わっている。前半部は実際に製薬企業での勤務経験を持つ訳者、後半部はプロの翻訳者が関わっているが、総じて後半のほうが読みやすい感じはあった。やや専門的な内容であるため、あえてその道の経験者を起用したのかもしれないが、もう少しこなれた訳出が欲しかった点が惜しい。





業界の常識―よくわかる医薬品業界 (業界の常識)
販売元: 日本実業出版社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






<業界の最新常識> よくわかる医療業界 (業界の最新常識)
販売元: 日本実業出版社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

ほんとうに片隅だと思いますが、医療業界で仕事をしている身として、振り返ってみると病院、あるいはそれを取り巻く環境をあまりにも知らなさすぎると思い、入門書の意味合いで購入。案の定自分の無恥さを改めて知りました。医療業界を取り巻く、流行りの言葉、基本となる業界が詳しく記載されている。MRとかまったく存在意識したことなかったなぁ。また最近の政府の動向も改めてイメージがつかめた気がします。客観的に見た、IT化、電子カルテ化のメリットも見直せた気がする。入門書としては最適だと思います。病院の方々と接する機会のある人は是非一読しておくべきだと思います。


前ページ         

戻る

仮想世界 - シューティング/レース/電車ゲーム フライトシミュレータ