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和書 500894 (103)



血圧の話 (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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著者は、九州大学医学部付属病院長、国立循環器病センター総長を歴任した、権威中の権威。しかしながら、本書は素人向けに非常にわかりやすく書かれている。

・血圧とはどんなもので、どうやって測るのか、それに何の意味があるのか。
・高血圧とはどういう状態をいうのか、なぜおきるのか。
・高血圧がもとで、どんな病気が引き起こされるのか。
・どのように治療するのか

といった内容で、高血圧についてひと通りのことは理解できるようになっている。既に高血圧の治療を受けている人にはそれどころではないかもしれないが、人間ドックや健康診断で血圧が高めと言われて少し心配な人にはうってつけの本と言える。

その道の権威が書いた入門書というのは、実は大変わかりやすく、内容も簡潔にして充実しており、知識を仕入れるには大変お得であることが多い。いちばん興味深かったのは、

「なぜ高血圧になるかは、じつはよくわかっていない」p46

という一文である。これこそ、権威中の権威でなければ書けない文章だろう。養老孟司氏の著作を読んでいても、よくわからない、というフレーズが随所にでてくるが、この「わからない」がわかっている人の文章には達観があって、読んでいて納得感が深い。

ともあれ、健康診断で高血圧気味、といわれた人には是非一読をお勧めしたい。その価値のある本である。




認知症とは何か (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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ボケの原因を探る (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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 本書は、脳や記憶の基礎研究の面からアルツハイマー病の研究を行ってきた著者による解説書である。
 臨床面や介護面からアルツハイマーを記述した本が多いなかで、この本は病気の根本にさかのぼって考えさせるという意味で、参考になる部分が多い。
 しかし、その反面、ニューロンやシナプスなど高校の生物の時間のような解説が長く続くので、脳に関する基礎的な知識のない人にはシンドイ内容かも。また、臨床や介護についてほとんど書かれていないため、介護のポイントを知るために切実な思いをもって読むには、全くふさわしくない。
 「アルツハイマーについて知りたい人」より「脳科学に興味のある人」が読んだ方が良いのではと思ってしまうぐらいであり、良くも悪くも「脳研究の実験室からみたアルツハイマー解説書」である。




エイズとの闘い 世界を変えた人々の声 (岩波ブックレット (No.654))
販売元: 岩波書店

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2枚のこどもの写真からこの本ははじまる。
ひとりはブラジルの、ひとりはアフリカの子どもである。
同じエイズという病気にありながらひとりは生に希望をもち、ひとりはホスピスで静かに死を待っている。

日本の一企業でコストの制約を受けながら医療に関わっているもののひとりとして、特許は当然守られてほしいと願う。
この本はそんな私に非難や攻撃ではなく、淡々とした事実として「開発コスト」や「権利」という当然のことを上回る現実を語っている。

特許、知財の影の部分に光をあてた一冊。知財に興味のある方にもおすすめの1冊。




インシュリン物語―糖尿病との闘いの歴史 (1965年)
販売元: 岩波書店

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インスリン―分子メカニズムから臨床へ
販売元: 講談社

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インスリン治療実践マニュアル
販売元: 南江堂

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インスリン治療実践マニュアル
販売元: 南江堂

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インスリン治療実践マニュアル
販売元: 南江堂

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インスリン抵抗性と生活習慣病―高血圧・糖尿病・高脂血症・肥満
販売元: 診断と治療社

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