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和書 501028 (12)



思い違いの科学史 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 科学が語られるとき、それが誤りと知的淘汰の積み重ねである、という事実はあまり語られない。そこにある誤った(言葉が悪ければ”偏った”)科学観に抗してか否かは判らないが、科学における誤信と淘汰の事例を数点集めた良書である。
 扱う話も面白いものばかりで、たとえば、日本で電燈が街中に配備されつつある時代、電気泥棒の裁判があったという。面白いのは、その争点が「電気は物である、いや違う」という論争が生じた点。これが最初に出てくるが、実に面白かった。
 生物の自然発生説、熱素(カロリック)、火星人タコ説、電池=永久機関説、骨相学、重いものは早く落ちる説、などなど有名なものからマイナーなものまで多種多様である。

 そんなわけで楽しく読んだが、要点は抑えているものの、いかんせん一章が10〜20Pくらいなので、そこまで深くは論じていないのが勿体無い。でも良書。




二人で紡いだ物語 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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以前から物理学者としての米沢富美子さんの名前は存じていた。
今回、何気なく買った本であったが、紹介してくれたAmazonに
感謝している。
米沢さんの行動力・実行力にはびっくりさせられることばかり
であり、うらやましくも感じられる。
この本はそんな米沢さんが家庭と物理をいかにして両立したか、
が書いてある。読んでいてそのパワーには圧倒される。
大きな病気の話も書いてあり、決して順風満帆な生活ではないが、
要所要所で夫の一言に勇気づけられたり、励まされたりしながら
共に生きてきた姿には、読んでいるこちらが勇気づけられる。
それだけに、夫に先立たれた喪失感が痛いほど伝わってきた。
夫との別れの場面は涙なしには読めない。
読み終えて、直接米沢さんからお話を聞いてみたいと思った。





朝まだき…―医者嫌いの医者の半生記
販売元: 近代文芸社

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足跡―人はなぜ生きるのか
販売元: 文芸社

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アシモフの科学者伝 (地球人ライブラリー)
販売元: 小学館

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アシモフの科学者伝
 アジモフ博士による科学者達の伝記。この本で取り上げられているのはアルキメデスからゴダードまで人類に影響を与えた偉大な科学者30名である。その当時の科学常識・殻を打破った彼らを描くとともに、「誰が何をなした」だけではなく「なした何か」を解りやすく解説してくれている。

 この本でも随所にアジモフ博士流のユーモアーが顔を出すので、それを見つけられたファンの方達はきっと北叟笑むことであろう。勿論、ファンでない方達にも一般教養を身につけるための本としてお勧めできる。




アシュリー ~All About Ashley~
販売元: 扶桑社

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アシュリーのとても前向きな、やさしい言葉が大好きです。本が出てたのを最近知り購入しました。とても読みやすく、イラストも可愛いです。毎日読みたい本になりました。




シミュレーションで身につくマーケティング感性能力(センシビリティ) (アスカビジネス)
販売元: 明日香出版社

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当った予言、外れた予言 (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

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熱き探究の日々―DNA二重らせん発見者の記録
販売元: ティビーエス・ブリタニカ

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DNAのらせん構造の発見で有名な、ワトソンとクリックのうちのクリック(フランシス・クリック)が書いた本。敢えてDNAのらせん構造の発見についてのトピックはあまり扱わずに、それ以外のことについて記述されている。特に、クリックは、もともとX線回折に精通していたため、ラマチャンドランプロットや、アルファヘリックス、重原子置換法といった現在のX線結晶回折で普通に使われている概念が、どのような過程を経て理論が組みあがっていったのかが書かれていて興味深い。

クリック自信は、理論物理家らしく(というか実験が下手)、自分では実験をしないようだ。(例外的に、コドンが3つの塩基から成り立つことを証明する際には、自分で実験を行っている。)そして、理論家たるものは、どう理論を組み立てるべきかという理念を説明している。実験家に無視されるのは何が足りないのか、どうすれば皆に認めてもらえる理論を提唱できるのか等々、特に理論家は読むべき本だと思う。

ちなみに、オリジナルの本のタイトル「What mad pursuit!」を日本語訳すると「狂気の沙汰の追求」といったような訳になるが、これは英国の詩人キーツの「ギリシャ壷の詩」からの1節らしい。なぜ、日本語訳の本では「熱き探求の日々」などという普通の言葉になってしまったのか、少々残念だ。




アムンゼン [新装世界の伝記] (世界の伝記)
販売元: ぎょうせい

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