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和書 501028 (48)



相対論がもたらした時空の奇妙な幾何学―アインシュタインと膨張する宇宙
販売元: 早川書房

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 物理や数学の話も随所に出てきますが、20世紀最大の天才の一科学者としての人間性を身近に感じさせる伝記です。政治的な側面はほとんど交えず書かれています
 戦争によってクリミアでの日食観察が不可能になったことがかえって間違いの修正を可能にしたこと、日本の教育以上に硬直的な感のあるドイツで学校生活に馴染めなかったにもかかわらず自らの発想を育くんだこと等も印象に残りますが、研究者間の成果争いはサイエンスの世界に身を置いた人であれば程度の差はあれ体験することで、ある種の身近さを感じることでしょう。
 彼が「神はサイコロを振らない」と言って量子論を嫌ったのは有名な話ですが、神への信仰と美へのセンスが許さなかったということでしょうか。後半は彼以降の宇宙論の逡が中心になりますが、前半とのつながりから、ドイツにかなり愛着を持っていた彼が後世を他国で過ごさざるを得なかった心中に踏みこんだ記述もほしかったように思います。




蕎麦と生きる―一茶庵 友蕎子 片倉康雄伝
販売元: 柴田書店

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蕎麦打 (ちくま文庫)
販売元: 筑摩書房

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ソムリエ世界一の秘密―田崎真也物語
販売元: 朝日新聞社

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ダーウィン―世界を変えたナチュラリストの生涯
販売元: 工作舎

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大切なことはすべて食卓で学んだ
販売元: 阪急コミュニケーションズ

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話は著者が「カビの女王さま」と称する母親の描写から始まる。残り物のスープの青い綿毛状のもの取り除きながら「ちょっとカビが生えただけよ」と家族の夕食に出すこの母親がある日、息子の婚約パーティーを開くと宣言する。計画を阻止しようとするが、冷蔵庫の中には日を追うごとに子ヤギの頭、サボテン、チョコレートをかけたイナゴ(どんなものだ!?)が出現するようになる。幼い著者の心配をよそに、婚約パーティーは新聞社まで招待した慈善事業に発展してしまう......。

この母親はある病気なのだが、著者はそんな母親を見るにつけ「命がけで料理の腕を磨く」事を余儀なくされ、料理を通じて「人間観察眼を養う」事になる。母親に振り回されながらも必死に自立しようともがく著者の様子が、自らが「火星」と呼ぶフレンチスクールやニューヨーク、ミシガンでの学生生活、カリフォルニアでのレストラン勤務を通して軽快に語られていく。60年代のアメリカの様子、料理に関する話に興味のある人ならきっと楽しめる本だと思う。とにかく映画でも見ているような面白さだ。また、本の随所に料理のレシピも登場する。

しかし、わたしはこの、どこかのベストセラーをもじったようなタイトルが気に入らない。この本の原題は
”Tender at the Bone”だ。これをうまく生かすようなタイトルになぜしなかったのか、とても不満である。そのおかげで、こんなに面白い本を手にする機会がだいぶ遅れてしまったくらいだ。最近、こういう安易な方法を使う本をよく見かけるように思うのは、わたしだけだろうか。




大戦秘史・リーツェンの桜―敗戦の地ドイツでチフスと闘い、散った日本人医博・肥沼信次
販売元: ぱる出版

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高木健太郎の生涯
販売元: 健友館

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高峰譲吉とその妻
販売元: 新人物往来社

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幕末の長崎に蘭学を学びに留学したが、その後は英国のエジンバラ大学に留学してから、アメリカに渡って科学者として世界的な発明をしただけでなく、ビジネスマンとして素晴らしい活躍をした高峰譲吉の生涯を描いた会心のドキュメンタリー作品。アドレナリンを抽出した高峰博士の仕事はノーベル賞級以上だから、日本でも多くの伝記が書かれているが、特にアメリカ人のキャロライン夫人を伴侶に得て大活躍した、明治男の新世界での生涯を丹念に追い、関係者の生きた証言を記録して歩いた著者の努力は、アメリカ在留という地の利を生かしていて凄い成果を生み出している。




武井武と独創の群像―生誕百年・フェライト発明七十年の光芒
販売元: 工業調査会

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