和書 501028 (71)
南方熊楠物語―信念を貫いた自由人の生涯
販売元: 評伝社
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有終の死―癌で逝った医者の記録から なぜこうも心穏やかに死を迎えられたのか? (魅力学シリーズ)
販売元: プロスパー企画SC
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無限の天才―夭逝の数学者・ラマヌジャン
販売元: 工作舎
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第一次大戦前後に活躍したインド人数学者の伝記。我流で数学を学び、独自の記法を使いながら、特に無限級数に関する発見を続けていく。著名な数学者に自らを売り込む努力をした結果、数学者ハーディにその才能を見出され、イギリスに留学する。無限級数の和などを他の数学者ならば形すら想像つかないものを、証明は二の次で次々と言い当てていく。しかしながら、結核に冒され、僅か32歳で夭逝する。病床においても彼の最高傑作であるといわれる擬テータ関数を発見する。彼がもっと長生きしていたらと、多くの数学者に惜しまれている。
ラマヌジャンの名すら知らずこの本を購入。小さな字でぎっしりと書かれた伝記であり、背景がやや過剰なくらい詳しく書かれているので、途中で挫折しそうにもなったが、結局はハマッて数日で完読。5500円もの投資に後悔なし。
筆者が言及している通り、努力してなる天才と、超越した天才があることが良く分かった。
虫を愛し、虫に愛された人―理論生物学者ウィリアム・ハミルトン 人と思索
販売元: 文一総合出版
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進化生物学の発展に大きく貢献し、2000年に亡くなったW.ハミルトン博士の自伝。石があったらひっくり返さずにいられないという性格。また虫を見つけようとして、ブリキ缶を発見し、中の薬品を混ぜて暴発事故を起こすなど、子どものころから好奇心の塊だったことがわかる。
自分が研究したユニークな生態を持つ動物をいくつか紹介していて、いちばんおもしろいと思ったのは、樹皮下に住むダニの話である。このダニはメスの体内で卵からふ化するが、先にふ化したオスが、メスを探して交尾する。つまり母親の体内で子供同士が近親相姦するというのだ。なんともはやすごい生態である。
後半で述べられているエイズの起源についてコンゴに調査に行った背景はミステリーを読んでいるようだ。1950年代にコンゴでポリオワクチン接種キャンペーンが行われた。このワクチンの培養にチンパンジーの肝細胞が使われ、この細胞にSIV(サル免疫不全ウイルス)が混じっていた。これがヒトに導入され、変異し、エイズウイルスになったという説がある。この説を確認するためハミルトン博士はコンゴに行ったが、調査を完遂する前に亡くなってしまう。事実の暴露を恐れた何者かに暗殺されたのではと思ってしまうが、実際はコンゴでかかったマラリアがもとで命を落としたようだ。しかしこのワクチン起源説の真相はどうなのだろうか。この説が正しいとすると恐ろしいことだ。ハミルトン博士には、ぜひとも調査を全うしてほしかった。
ブラジルでニワトリの死骸を食べるダイコクコガネを見ながら、自分が死んだら遺体をここに運んでダイコクコガネに食べてもらいたいと遺言した博士。本当に虫が好きだったんだなあと思う。
無病足災
販売元: 文芸社
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目で見るデジタル計算の道具史―そろばんからパソコンまで
販売元: ジャストシステム
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メンデレーエフの周期律発見
販売元: 北海道大学図書刊行会
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盲目の科学者―指先でとらえた進化の謎
販売元: 講談社
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元看護師突っ走ってアウト
販売元: 海苑社
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門弟への手紙―上松蓊へ
販売元: 日本エディタースクール出版部
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