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アンの娘リラ (シリーズ・赤毛のアン)
販売元: ポプラ社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

この作品に触れたとき、私は高校生でしたが、三年たっても私の中で色あせない小説です。基本的にモンゴメリーを愛してやまない私ですが、彼女の小説のなかではパットお嬢さんと並ぶリァリティーを盛り込んだ作品と本作は、理想に輝いていたアンの生活に暗い陰を落とす戦争と人々の生活をうまく描写してあります。
親友でありながら対照的なリラの二人の兄、ジェムとウォルター。この作品では、ウォルターの描写が多いのですが、ジェム分は愛犬が補ってくれています。おとぎ話の理想の王子様みたいなイケメンのウォルターですが、私的に、モンゴメリーは彼を理想化することによって、彼の言葉の持つ意味を物語のなかで象徴化したかったのだと思っています。戦争に行くことは決して名誉なことではないし、人を殺すのは醜いことでしかない。ウォルターは戦争が人を変えてしまうのが怖かったし、また自分が変わるのも怖かったに違いありません。だから、ウォルターが戦死したとき、胸にズンと重い感情が押し寄せても、涙はでませんでした。彼が象徴的な存在だったからです。
でも、アンがスーザンに『永遠に空いたままの私の大事な息子の席』も忘れずに用意してくれと頼んだとき、彼がアンの大事な息子で、リラの大好きな兄だということをやっと意識し、思いっきり泣いてしまいました。戦争の中にあって、人間性という点で恐れを忘れなかったウォルター。Somewhere In Franceに立っている白い十字架の下で、彼が安心して眠れる時代はくるのでしょうか。考えさせられるシリーズ最終巻です。




アンの夢の家 (シリーズ・赤毛のアン)
販売元: ポプラ社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

アンは20代の後半。同い年のギルバートは社会人としては新人。
アンは主婦業にすっかり順応して、少々退屈な生活を送っているようです。
その代わり、周囲の人間関係は百花繚乱。

太陽の女神フィリパが、宣教師である夫と共に遠く日本へ去っていった代わりに、月の女神レスリーが登場。
レスリーは不幸な過去に由来する、白く冷たく硬い美女。

貧乏のために乱暴者の夫と結婚するが、船乗りの夫は喧嘩のため脳障害を負って帰還し、早15年。
しかし手術で脳障害が回復してみると、実はそれは夫ではなく、良く似た従兄弟だと判明。
レスリーは兼ねてから心を寄せていた若い新聞記者と結ばれる。
前半の不幸すら幸福のための土台ではないか、と思わせるほどのご都合主義かつハッピーエンドな展開。

アンの息子ジェムが、ジェム船長に灯台で見せてもらう異国のお土産ものには想像を掻き立てられます
短編「父の娘」でも船乗りの父から中国の陶器などもらう話が出てきました。
モンゴメリも東洋からのお土産をもらったことがあったのでしょうね。
そういえば、日本のフィリパからの手紙は桜模様の薄紙に書かれていたそうです。

そして世話好きのコーネリア。
貧しい子供のために得意の手芸で見事なベビー服を作っては、お祝いに届けるそう。
モンゴメリの本にはこうした一人暮らしの老嬢がしばしば登場します。
この人たちはどうやって日々の糧を稼いでいるのかしら。




アンの友だち (完訳 赤毛のアンシリーズ)
販売元: 講談社

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アンの娘リラ (完訳 赤毛のアンシリーズ)
販売元: 講談社

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主人公は、娘に成長したアンの娘のリラです。
戦争に巻き込まれるブライス家。
「私、婚約したのかしら?」
その台詞に思わず笑ってしまいました。
そして、悲しみがブライス家に訪れてしまいます。
戦争に行ってしまったジョンは・・・そしてウォールターは・・・。
最後のリラの台詞が、一番印象に残りました。




アンの幸福 (完訳 赤毛のアンシリーズ)
販売元: 講談社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

この話は、アンシリーズの中ではあまり印象に残りませんでした。けれども、良い話に違いはありません。
かわいらしいエリザベス。

読んでみてください。




アンの愛の家庭 (完訳 赤毛のアンシリーズ)
販売元: 講談社

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ジェム、ウォールター、ダイ、ナン、シャーリー、リラたち子供に囲まれて幸せ一杯の家族。
ジェムは宝石のように大切だから。
ウォールターはおそらく、アンの父ウォルターから。
ダイは、親友のダイアナ。
ナンは、アンの昔なりたかった名前。
シャーリーは、多分アン・シャーリーから。
リラは、マリラとアンの母バーサから。

お手伝いのスーザンもとても良いキャラクターで、マリラがジェムをかわいがっていることなど、ほのぼのとして大好きです。
私はウォールターが大好きなので、これから先の作品がひじょうに大好きです。

みなさんも読んでみてください。




アンの愛情 (完訳 赤毛のアンシリーズ)
販売元: 講談社

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表紙を見れば、なんとなく内容はわかると思います。
恋愛小説のような感じの話になっていますが、そこは赤毛のアンなので、少し違います。
この話は、わりとほのぼのと読めたと思います。
読んでみてください。




アンの青春 (完訳 赤毛のアンシリーズ)
販売元: 講談社

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16歳になったアンは近くの学校で教師をしながら、たくさんの人との出会いを経験します。ここでびっくりしたのは、まだ10代のアンたちがいっぱしの教育論を語るシーン。19世紀後半のティーンはこんなにも大人だったのか!?と言いたくなるほどです。ユーモアと人情あふれたストーリーの運びで心からあったかくさせてくれます。「赤毛のアン」の頃からの無邪気さを忘れていないアンに、どこかほっとしています。




アンをめぐる人々 (完訳 赤毛のアンシリーズ)
販売元: 講談社

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さあ、お待ちかねの?アヴォンリーの人々第2弾!またまた笑いと涙の短編集となっています。いずれもモンゴメリのあたたかい視線から綴られたもので、読んだあとは優しい気分になれること請け合います。私のお気に入りは全部ですが、なかでも『平原の美女タニス』は衝撃的でした。まさかモンゴメリがこんな残酷な愛を書くなんて!と驚かされました。『没我の精神』や『茶色の手帳』(←我らがアンが登場します)など、人間は愛する人のためにここまでも優しく残酷になれるものなのか、と思い知らされるエピソードがたくさんあります。どのエピソードも本当に素晴らしく仕上がっていて、1つのエピソードで映画が作れるんじゃないか、と思ったほどです。改めてモンゴメリの深い洞察力と、暖かみのある描写魂に感嘆させられてしまいました。




アンクル・トムの小屋 (世界の少女名作)
販売元: 岩崎書店

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