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和書 503578 (181)



宝島 (偕成社文庫)
販売元: 偕成社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

この本は、当時の人達の暮らし振り、船の部品、海賊の様子‥などがページの端に写真と挿絵で詳しく解説してあります。
挿絵は全ページにあり、とってもわかりやすいです。
(解説がリアルで社会科の参考書を思い出しますけど‥。)

洋書を読む時、挿絵があるとイメージが湧くので助かります。
私は値段がちょっと張っても挿絵のあるものを選んでいます。

内容については、さすが「Treasure Island」ですね。
読んでいてワクワク!
続きが読みたくて寝不足になりました。




長くつ下のピッピ
販売元: 偕成社

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二年間の休暇〈上〉 (偕成社文庫)
販売元: 偕成社

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 ヴェルヌの代表作。表題は原題を忠実に翻訳したものですが、むしろ「15少年漂流記」と言われたほうが判る方もいるにちがいありません。

 無人島での生活を切り抜ける、少年たちの独創的な発想が面白い。その日を生き延びるだけでなく、少年らしい発想で無人島の生活を楽しむさまが読んでいて快い。これを読むと大人がいないほうが、少年は立派に育つのではないかとさえ思えます。

 もしあなたが、大人たちを見てうんざりしているのなら、この本はとても楽しいにちがいありません。もしあなたが、子供と一緒に過ごす時間が足りないと感じるのなら、この本を2冊買って子供と同時に読むことをお薦めします。私はこの作品は、大人と子供の接点の部分に存在する傑作だと思っています。




ニルスのふしぎな旅〈1〉 (偕成社文庫)
販売元: 偕成社

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全1〜4巻で構成され過去にNHKアニメで放映された。
作者のセルマラーゲルルーブはノーベル文学賞を受賞したスウェーデンの女性作家、その肖像が紙幣にも
なっている。日本の受賞者である大江健三郎氏も良書として紹介していた。
自分は少年期この本に感動し、学生時代本を携えニルスの旅路通りに南スウェーデンを一人で旅行した。
親すら愛する事を知らない少年ニルスが、裏切りの罰として妖精の魔法で小人にされ、ガチョウの背に乗って
雁の群れと旅する中で、スウェーデンの美しい自然や文化、生きる者の気持ちを学びながら人間として成長して
いく姿がリアルに描写されている。
鳥の背から見る風景は100年以上前に飛行機の無かった時代の空想の文学とは思えない。読み始めるといつも心に
北欧の澄んだ空気が流れ込んでくるように感じる。
ニルス少年の心の成長が周囲に及ぼす不思議な物語も意味深く、歳を重ね何度読んでも新しい感動がある。
日本語に翻訳された年代が古く、文体に少し違和感がある部分もあるが、それもこの物語の味わいになっている。
今の子供にも読み聞かせれば親子で楽しめると思う。
登場するシーンはほとんどスウェーデンに現存しているので大人の旅のガイドとしてもおすすめしたい。




ニルスのふしぎな旅〈2〉 (偕成社文庫)
販売元: 偕成社

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いたずらっ子で、動物をいじめるのが好きなニルスは、自分の家にいるトムテという妖精をいじめた罰として、小人にされてしまい、白ガチョウのモルテンの背中に乗って、ガンの群れと一緒にスウェーデン中を旅する。

第2巻はスウェーデン各地の民話なども絡めて、風景や動物達の生態が描かれているのだが、人間に破壊されていく自然の様子も描かれている。こういった事からニルスは、「幸福というものは他のものを愛さなくてはやってこないのだ」ということに、気づいていく。

たくさんの動物や人々を助けながら旅を続けるニルスだが、そうしようと意識してするわけではなく自ら自然にそうしているのだ、と読んでいるほうも徐々に気づく。知らないうちに、いたずらっ子のニルスは良い子になっているのだ。例え自分の命が危険にさらされようとも、何事にも動じず、淡々と自分のできる仕事をこなしていくニルスは、いつの間にかヒーローになっているのだ。




ニルスのふしぎな旅〈3〉 (偕成社文庫)
販売元: 偕成社

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旅を始めてから自分の行いを悔い改め、道々、たくさんの人や動物を助けて行くニルス。人の親切にも感謝の涙を浮かべるまでに成長した「親指」くんだが、今回は人間に捕まってしまい、モルテンやアッカと離れ離れになってしまう。そこに登場したのが、昔ひなの時にアッカが助けた鷲のゴルゴ。ニルスにも助けられたゴルゴは、お礼に、素晴らしいスピードでニルスをアッカのもとへと連れ戻してくれる。

この間に、スウェーデンの各地方がどのような成り立ちをしたのかという民話が語られ、実際の地理と合わせて、子どもがよく理解できるように工夫されている。民話の間にニルスがひょっこり現れて、本筋との繋がりも示すという書き方は、地理を勉強しながらニルスと共に旅をする感じで、非常に面白い。

x最終巻の第四巻で、ニルスは無事、人間に戻れるのだろうか?でも、このまま「親指」くんのままでいてほしい気もする。




ニルスのふしぎな旅〈4〉 (偕成社文庫)
販売元: 偕成社

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「親指くん」ニルスの旅も、これが最終巻。スウェーデンの風土を伝説や民話を交えて描いていくのはこれまでどおりだが、今回は作者本人と思われる人物も登場する。話の中に何度か登場した、ガチョウ番のオーサの弟マッツの死など、ちょっと悲しい場面もあって、涙ものの最終巻なのだ。

なによりも最後に人間に戻ったニルスが、もはや鳥や動物の言葉を理解できなくなり、ただ黙ってアッカや他の仲良しのガンたちと別れる場面は、本当に涙が出た。鳥の悲しみなど、そう長くは続かないと知っているニルスが、まだガンたちが悲しみの声をあげているうちに去っていくところなど、心憎いばかり。

ガンのアッカ、ワタリガラスのバタキ、ワシのゴルゴ・・・全編を通して、彼らの言葉は、ニルスを大きく成長させてきた。特にアッカの言葉は、自然を大事にしなくてはいけないとか、人のことを考えて行動しなければならないなどという、大切なメッセージがたくさん含まれている。

どんなに悪い子でも、親は子どもを愛しているのだということも書かれている。ニルスが戻ったときの両親の喜びよう、それまでの心痛、そういったことも痛いほどわかる。なるほど、たしかに子供向けに書かれているものだが、忘れていた何かを思い出させてくれるような、そんな本だった。そしてニルスが本当によい子になり、素晴らしい人間になったことが、なにより喜ばしい。




秘密の花園〈上〉 (偕成社文庫)
販売元: 偕成社

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ネイティブの”9歳以上対象”の本なのでまだ少し難しかった。
けっこう分厚くて数ヶ月かけてちびちび読んでいました。

このお話「秘密の花園」は「小公女」の作者でもあるフランシス・H・バーネット。


【あらすじ】

インドで暮らしていたメアリー・レノックスは両親の死後、
おじのクレイヴン宅に引き取られることになった。

おじのクレイヴンは妻の死後すっかり心を閉ざし、
コリンのことはおろか屋敷にも寄り付かない状態。
妻が大切にしていた花園も閉鎖し、鍵は土の中に。

大きなお屋敷で一人ぼっち、病の恐怖から毎夜のようにヒステリーを起こす
コリン。召し使いたちはコリンの存在をひたかくしにするが、
何度も耳にした泣き声をたどって見つけたのはメアリー。

章の前半はまだまだ暗く、ストーリーは盛り上がってこないが、
優しい姉的存在のお手伝いのマーサ、
純粋で、動物や植物好きなディコン(マーサの弟)
はこのお話しでは大きな存在。
メアリーと共に秘密の花園を生き返らせてゆくさまが
後半の多くを割いて描かれています。

一方、このお話でエネルギーを取り戻したのは花園だけではなく、
コリン、その父クレイヴン、メアリーたちだった。

日々息を吹き返してゆく花園のことをメアリーはコリンに話して聞かせ、
メアリーが来ること、外の世界のお話をコリンはとても楽しみにするように。

そしてある日、ディコンとメアリーはコリンの車椅子を押して
外の世界を見せようと計画します。
かつて目にしたことのない、想像の中だけにあった花園を初めて目にするコリン。

3人は花園で過ごす機会が多くなり、コリンは立って歩けるようにまで回復。

ホームメイドブレッドやバターなどとてもおいしそうな食べ物が
登場。それを秘密の花園で食べるのです。
球根から花が育っていくさまなどイマジネーションがふくらむ
シーンもたくさんあります。

ストーリー中に登場するイラストはおおよそ40年ほど昔のクラシカルなもの。
後半に進むにしたがってメアリーの表情の描き方が変わってゆくのも見所の一つ。


※ディコンたちが話す「ヨークシャーなまり」が文字にも現れています。
thaはyouに置きかえることができます。




秘密の花園〈下〉 (偕成社文庫)
販売元: 偕成社

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 「花園」を舞台にして展開される本書には、当然多くの自然が登場しますが、その描写がとても美しく(訳がうまいからなのかもしれませんが、原文を読んでいないのでわかりかねます)、読んでいると植物の成長や、そこにいる動物たち、また、彩りまで想像できるようでとても華やかな気持ちでいることが出来ました。
 他の児童文学では見ることのあまりない性格の主人公が、自分で悩みながらどんどん成長してゆく様は、とても感動します。子どもが読めば、メリーやコリンと自分の姿を重ね合わせつつも、楽しく読むことができるのだと思います。
 
 本書で語られる「花園」はメリーやコリン、果てにはバーネットの子ども時代を象徴しているそうです。すると荒野(ムーア)は人生を表現することになりそうですが、時折見せる悪天候や、春の到来は様々なものを象徴しているようでもあります。そして、コリンの述べる「魔法」がそこには満たされているのであり、良い結果をもたらします。
 本の世界だけでなく、日常にあふれる子どもが感じている「魔法」に大人も目を向けてみるべきなのかもしれません。




ピーター・パンとウェンディ (偕成社文庫)
販売元: 偕成社

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