和書 505314 (91)
ブルームバーグ東京発 信用リスクを読む
販売元： 日本評論社
Amazonのカスタマーレビュー（口コミ）
著者の経歴はデリバティブからスタートしているようです。したがってどれだけ不純な動機からこれらの金融商品が１９９０年前後に日本に導入されたかについては、おそらくここに書ききれないほど言いたいことがあると思われます。この信用リスクなる新しい概念についても、この著者の慧眼は、実は最後の短い結論の部分に集約されています。それは信用リスクなる概念（別な言葉で言えばイデオロギー）が、経済メディアの言葉の遊びとは別に、本当に日本の企業社会に根付くものなのかどうかについての深刻な疑念です。著者は”煽り”と”癒し”というキーワードでこの根本的な矛盾を表現しています。つまり個々の企業が、互いに独立した信用リスクの属性とその展開の軌跡をもち、その企業の運命への支配権を個々の企業が持つはずだ、いや、持っているべきだ、そしてそれが社会的な費用分担の上で、善でありかつ効率的であるに違いないという強い価値判断をもつイデオロギーに社会全体が染まったときに、初めて信用リスクなる概念が現実的に意味を持つのだという点です。つまり信用リスクなる言葉も、一つのイデオロギー偽装のための概念でしかないし、金融市場のニヒリズム性を反映したものでしかないということです。著者には、この結論の部分をさらに掘り下げた次の著作を期待します
信用リスク、格付、債券投資入門―ビックバン後の社債市場を展望する 金融職人技シリーズ〈No.3〉
販売元： シグマベイスキャピタル四熊ブックス出版部
Amazonのカスタマーレビュー（口コミ）
私のような金融門外漢が「クレジット」とは何かを学ぶには大変宜しいのではないでしょうか。文体も平易。ページの少ない本ですが、よくまとまっていて、一通りのことは学べるという感じです。難しいことを難しく説明するのは誰にでもできますが、著者は難しいことを素人にも理解できるようにやさしく説明できる「本当のプロ」なのでしょう。この著者の本を何冊か続けて読みたいと思わされました。
ちょっと事例が古くなってしまっているのが、星一つ減点です。それにしても「格付け」や「ジャンク債」の本の出版が最近少ないのは残念です。もう流行ではないということなのでしょうか。これらの延長線上に今脚光を浴びている「不良債権の評価」の手法があるのだと思うのですが・・・。
図解 ナスダック・ジャパン&東証マザーズ&新店頭市場の公開ガイド (CK BOOKS)
販売元： 中央経済社
Amazonのカスタマーレビュー（口コミ）
![]()
実践インベスター・リレーションズ―投資家向け広報のすべて
販売元： 日本経済新聞社
Amazonのカスタマーレビュー（口コミ）
実戦 オプション取引入門
販売元： 日本経済新聞社
Amazonのカスタマーレビュー（口コミ）
入門書としては必要十分以上の内容。
オプションのさまざまな取引や用語、記号など、詳細かつ平易な表現で説明が記されており、とても分かりやすい。
内容もオプションとは？からはじまり、オプションを使った金融商品、リスク管理と、入門書の枠を越えた豊富な内容となっている。
また、各章に「まとめ」と「サブノート」、さらには練習問題まであり、どれだけ理解したか確認できるのもいい。
実践 株式公開マニュアル
販売元： 日本法令
Amazonのカスタマーレビュー（口コミ）
![]()
実践株式公開マニュアル
販売元： 日本法令
Amazonのカスタマーレビュー（口コミ）
実践ギャン・トレーディング―相場はこうして読む
販売元： 日本経済新聞社
Amazonのカスタマーレビュー（口コミ）
私は日本テクニカルアナリスト協会の検定アナリストです。この本は協会から入手しました。ギャンは世界恐慌を予想した人として有名です。この本はギャンチャートの書き方、売り買いの方法を懇切丁寧に指導してあり本当に有用な本です。しかし初心者の方が読んですぐ活用できるかと言えばそれは疑問があります。一冊目のギャン本は別の本（林康史氏の著書など）を読んでみて興味を持てばこの本に進まれるのが良いと思います。この本の真髄は玉（ぎょく＝と読みます＝株のことです）の建て方（ピラミッディング）です。これは面白いのでここは読み逃すことなくご理解ください。
![]()
実戦・個別株オプション入門
販売元： 日本経済新聞社
Amazonのカスタマーレビュー（口コミ）
![]()
実践ゼミナール 日本の金融と銀行
販売元： 東洋経済新報社
Amazonのカスタマーレビュー（口コミ）