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和書 507156 (1)



華胥の幽夢(ゆめ)―十二国記 (講談社文庫)
販売元: 講談社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

四つの短編集です。
才の話以外はリアルタイムなんだけど、場所とスポットを当てられた人物が違っているため本編とはまったく違う雰囲気の作品になっています。
本編が新幹線の駅に例えると短編はローカル線の駅みたいなかんじ。
これまで作り上げてきた世界が形になっているから短編が生きてくるんだと思う。
一番心に残ったのは「華胥」でした。
たとえ抱いている理想が正しいものであったとしても、実現できるとは限らない。
本人の能力という厳しい現実が存在すると共に言い訳の効かない世界が描かれていた。
人の弱さと脆さを垣間見た気がしました。
しかし止まってしまった本編はいつ動き出すのでしょうね。




風の万里 黎明の空〈上〉―十二国記 (講談社文庫)
販売元: 講談社

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陽子の治める慶に話が戻ってきました。
戴冠したものの、いまだに異世界の仕組みになじめていない陽子は腐敗した官僚制度の中で孤立し泥沼にはまっていた。
それを自覚して打開するために市井の生活に降りてしまう。
一方芳では父王を討たれ農村に追われた公主が周りを恨みながら生きていた。
そして百年以上前に流されてきた海客の少女もまた、主となった女仙のもとで卑屈な生活を送っていた。
その三人が他人の道と交差しながら自分の道を切り開いていく様子が微笑ましく描かれている。
当初は引っ込み思案だった女子高生の陽子があまりにも少年っぽく変貌してしまったのが不思議だけど、まあ年齢的にそんな時期でもあるしね。
三人の道が交わり、お互いに成長しつつまた新しい歴史が刻まれていくのでしょう。




風の万里 黎明の空〈下〉―十二国記 (講談社文庫)
販売元: 講談社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 星が10個あったら10個つけたいくらい好きです。
 初めて読んだのは6年ほど前で、久しぶりに再読したのですが、ストーリーやキャラクターのことをよく分かっていても十二分に楽しめました。何度も読んでも面白い本なんてなかなかないから、私にとって本当に貴重な作品です。

 三人の少女がそれぞれの問題を抱えていて、それがいつの間にか一本につながる過程の描き方は見事の一言に尽きる。戦のシーンは臨場感があって手に汗握る展開です。

 でもやっぱり、最後、陽子が官吏たちの前で宣言するシーンが一番好きです。陽子の成長も見れるし、王としての力強い宣言がこちらまで勇気づけてくれる。

 考えさせられるせりふがいくつもあります。
 王とか国とかそういうとんでもなく大きなものを扱っている小説ですが、根本にあるのは人間の生き方です。誰でも一度は悩むことに悩んでいる登場人物たちに共感する人は多いでしょう。

 ここ数年、いっこうに新刊が出ていないのをさびしく思います。。。。

 まだまだ読みたいのに!!

 読んでも読んでも、飽きるということがない。
 この作品に出会えたことに感謝しています。

 まだ読んでない人がうらやましいです。
 これから十二国の世界を楽しめるなんて!






黄昏の岸 暁の天―十二国記 (講談社文庫)
販売元: 講談社

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この物語の続きは!!
一番気になるところです。謎が多いし・・・。
現在、十二国期は何年も執筆していない、
(今後も出ない)みたいですが、この続きだけでも
書いてほしい!!

この麒麟が幸せになってほしい。




東の海神 西の滄海―十二国記 (講談社文庫)
販売元: 講談社

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『魔性の子』を読んで、十二国に興味を持ちました。
発表順からいうと3作目にあたるのかな。でも物語を歴史順に並べると、本作が最初にあたるので、この「東の海神 西の滄海」から読みました。

読み出した頃は、『魔性の子』の麒麟と本作の麒麟(六太)のイメージがずいぶん違う(軽いノリ)なので違和感がありました。
それと、登場人物の呼び名がひとりの人物に対して、氏名だったり姓名だったり役職だったり入り乱れて出てくるので、名前を把握するのにやや時間がかかりました。
どちらも読んでいくうちに解消されますけど…。

前半部分は雁国や十二国、登場人物像の把握に費やされますが、戦(内乱)というキナ臭い話になると、俄然おもしろみが出ます。
愚帝を装っていた尚隆が、いかに民のことを考えた賢帝であったのか、内乱勃発の噂を聞きつけ、兵に志願する民が殺到するくだりは、感銘を受けます。

ほんと、今の政治家たちに読んでほしいですね!




1809―ナポレオン暗殺 (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

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佐藤亜紀大好きです。このひとの小説があれば、もういいや。と思えるほどに好き。特にこの作品は素直に萌えられることでは随一です。
公爵のビスコンティ的にあざやかな人物造形に目を奪われますが、やっぱり主役はアントワーヌ。もう、噛めば噛むほどいい男なのである。工兵で剣の名手でなにがあっても文句を言わない情深い美男子ですもの。いいなあ。お得意の小役人キャラも実に執拗に絡んで味わい深い。反面マドンナであるはずのクリスティアーネのいさぎいいほどの書き割り感は爽快です。この女、まったく生きてない。
佐藤亜紀はキャラクターのネーミングが抜群に巧い。殊に公爵のフルネームは口のなかで転がして楽しみたいほど素敵である。
アウステルリッツ、フェンシング、ヴァイオリン、そしてオペラ。これだけ搭載されていて満足できないはずがあろうか。
読中の陶酔そして読後の恍惚たるやほとんど麻薬。





30秒の魔法〈3〉 (新書館ディアプラス文庫)
販売元: 新書館

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ジャックと尚也のお話も最終巻です。
今回は仕事で離れ離れになっていて、誤解が誤解を生み
ジャックが嫉妬に狂う・・・という展開。
素敵な攻めが嫉妬する・・・私のつぼにはまってます。
カミングアウトしきれない尚也にジャックがイラついたり。
すれ違いの二人のお話ですね。
揺れ動く尚也の心情がいいです。

私的にはマイクが運命の相手に出会えたお話が好きです。
マイクおめでと~って気分。




69(Sixty nine)
販売元: 集英社

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息苦しいメンタルな小説が流行る中、
この本を読んだら、とても爽快に感じた。

スッキリ感ありますな

クズで結構!楽しく生きよ!





ANGEL―天国?へのトビラ (富士見ミステリー文庫)
販売元: 富士見書房

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主人公の舞夢ちゃんのかわいらしさが爆発の本です。
そしてはらはらドキドキの事件の中でおきることには驚かされっぱなしでした。
この本を読んで夢のようなひと時をすごせてよかったです。




Burn Out
販売元: 新風舎

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次の展開にハラハラ、わくわく。直ぐに本の中の世界に引き込まれました。久し振りに、一気に読める本って感じでした。著者の次回作品に、期待します。


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