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和書 507156 (29)



くぐつ小町
販売元: 河出書房新社

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くぐつ小町―平安朝妖異譚 (河出文庫―文芸コレクション)
販売元: 河出書房新社

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くちなわひめ―佐馬之助無頼流始末
販売元: 学習研究社

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本書の中の作品はどれも素晴らしいと思うが、個人的には特に「うつせみ」が一番良かった。芳之と又二の淡く切ない恋、その悲しい結末。涙がこみ上げてきた。
また、「人形屋敷」は非常に短い作品(短編以下の超短編)なのに、なんとも言えないさわやかさを呼び、筆者の上手さを感じる作品。

主人公江辻佐馬之助を取り巻く人物が素晴らしい。又二郎・お千。小田島月舟夫妻(岡谷辰之介と桐女)、弟子の坂田新八等々。まるで平岩弓枝の「御宿かわせみ」を連想させる。
今後、佐馬之助とお千の恋の行方、藤田鐵秋斎と清水竜女はその昔そしてこれからどうなるのか?坂田新八は今後は?など

本書を読んで、続編を勝手に想像が膨らむ。次回作も佐馬之助が登場する長編とあり、大いに期待したい。

気になったのは、鉤爪小町の一章の第一文で安永2年とあるが、江戸時代なんだろうなとはわかるが、いつ頃の御代なのかわからない。なぜだか非常に気にかかる。
残念なのは単行本なのにしおりが付いていないこと。出版社に改善を求めたい。




くらがり同心裁許帳 (ベスト時代文庫)
販売元: ベストセラーズ

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お蔵入りになっている事件を洗いなおしていく、くらがり同心のお話。
釣り好きで、どこか小市民的なところがあり、
正義感に燃えてる!!みたいなタイプではありません。
大岡越前にも信頼を得たのか、時折出てきますね。
悪を叩き斬る!!!みたいな痛快さは少なめですが、
じんわりと切なさの込み上げるお話が多いです。

短編仕立てになっているのも読みやすい。

特に最後の話がジーンと来ました。
正直読み始めは、続きを買う事は無いかなぁ〜と思ってましたが
最後の話が良かったので、続きも買って見ました。
読めば読むほど味の出てくるシリーズになればいいけどな。

手柄を横取りして平気な定町廻りや、
人生の恩人と慕ってくる男などのキャラがこれからどう生きていくのか楽しみです。






くらやみ始末―龍之介よろず探索控 (コスミック・時代文庫)
販売元: コスミック出版

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今の時代でも「怨み・つらみ・妬み」は人間の心に巣食っているけれど、江戸時代は現在よりも人情からくる事件が多かったのだろうか。
相楽龍之介という、ものすごく腕が立つのに地位や肩書きに頓着せず、妙に女心をくすぐる魅力ある男が主人公になっている。
そしてここでは、この時代には珍しいタイプ(?)の女性が色を添えている。
異常なほどの憎しみと執念に生きる犯人を追っていくのだが、そこに内在する人間の感情が及ぼす影響を知るにつれ、興味深く考えさせられる。
「大江戸ハードボイルド」として書かれたようだが、だいたい「ハードボイルドが大好き」という女性はあまり居ないと思うのだ。
しかし、これは女性が読んでも面白い! ということでお勧めの本。




くらやみ砂絵―なめくじ長屋捕物さわぎ (光文社文庫―光文社時代小説文庫)
販売元: 光文社

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主な役者が出揃い、力関係(?)も定まるシリーズ2作目。
江戸に生きる物乞いたちの、活き活きとした会話が冴えます。
読めば読むほど、その自然な語り口には感動すら覚えるほど。
当時の文化やちょっとした言い回し、古い言葉などが
随所に登場して、物語とはまた別に、楽しめること間違いなし。

『さすがは猿若町だ。犬まで見栄を切ってから、片足を上げやがる』
野良犬がマーキングしている姿でさえ粋な会話になってしまうのは、
都筑センセーのなめくじ長屋でしか読めません。
当時の江戸っ子たちの姿を思い描くだけで頬が緩んでしまいます。




くノ一元禄帖 (徳間文庫)
販売元: 徳間書店

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くノ一忍法勝負 山田風太郎忍法帖短編全集 (全12巻) (ちくま文庫)
販売元: 筑摩書房

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「倒の忍法帖」
「叛の忍法帖」
「虫の忍法帖」
「呂の忍法帖」
「妻の忍法帖」
「淫の忍法帖」
と、絵本と漫画の中間のような
「絵物語 忍者撫子甚五郎」
を収録。

巻末エッセイは漫画「バジリスク 甲賀忍法帖」のせがわまさきが担当。
なんと「倒の忍法帖」と「淫の忍法帖」の描き下ろしイメージイラストは必見です。




くノ一忍法帖 (KODANSHA NOVELS SPECIAL)
販売元: 講談社

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くノ一忍法帖 (角川文庫)
販売元: 角川書店

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徳川に滅ぼされた豊臣方のくノ一忍者と伊賀忍の戦い。
豊臣の子種を受けたくの一という設定がすでに悶絶。
臨月が近くなる終盤では、腹の大きなくノ一が子を守り戦い抜くのである。
激突する忍者達の忍法合戦は自然「淫法」合戦となり、んなあほなという技が百出。
が、それを「ホルモンの関係によるものであろう」といった風に、たかが一文で片づける潔さ。
そして突飛なあまり、これで十分に説得されてしまう楽しさ。
物語の勢いがあるからこそ、そのような突っかかりは足下の石ころほどにもならず、ただただ次のページを繰るしかなくなる。
物語の最終的なまとまりを含め、完成度が高い。


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