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和書 507156 (36)



じじばばの記 (FUTABA NOVELS)
販売元: 双葉社

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じぶくり伝兵衛―重蔵始末〈2〉 (講談社文庫)
販売元: 講談社

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江戸の火盗改与力の重蔵の捕物記。この重蔵、まだ20代前半だというのに、大酒は飲むは、情婦はいるは、おまけにふてぶてしい。しかし、仕事はできるので上からの信頼は厚い。さっぱりした性格のせいか、部下からも慕われているようだ。向かうところ敵なしといった活躍で悪党を捕らえていく。なじみの店の「えん」という女房とのやりとりが面白い。重蔵が危ない場面がないので、安心して読む事ができる。




じぶくり伝兵衛―重蔵始末〈2〉
販売元: 講談社

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主人公の火盗改め与力近藤重蔵は幕末期実在の旗本で、後年わが国の海防のため択捉島まで出張り日本の領土である旨碑を残して来たそうである。
早くから神童と呼ばれ剣の腕も立ち、20代前半の若さで押し出しも異常に強く、また女にも全く弱くない。昼間から茶碗酒をぐびり、ぐびりと呑み、特製の鞭で悪党を打ち据える。
韮かニンニクのような強烈な個性を別にすれば、絵に書いたような痛快時代劇ヒーローである。
因みにタイトルの「じぶくり(る)」とはぶつぶつ言ったり、屁理屈をこねたりすることだそうだ。
怪盗じぶくり伝兵衛事件を始め、今回も重蔵の推理と鞭が冴え渡る。




じゃがたらお春
販売元: 三一書房

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すかたん奉行 (徳間文庫)
販売元: 徳間書店

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すかたん奉行―邪恋のお白州 (トクマ・ノベルズ)
販売元: 徳間書店

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すっ飛び駕 (光文社時代小説文庫)
販売元: 光文社

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すべてを失った女―仏陀に帰依したパターチャーラーの物語 (ぶんりき文庫)
販売元: 彩図社

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すべて辛抱〈上〉 (集英社文庫)
販売元: 集英社

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「どぶどろ」も名作だが、本書もすこぶる読後感の良い作品。市井に生きる人々を描いた時代小説は数多いが、この作品は、幼くして貧しい寒村から江戸へ出てきた2人の少年、市造と辰ノ介の人生物語りである。徳川幕府も左前になってきた混乱期、自分達の才覚だけで町年寄りにまで大きくなっていく過程が、丁寧な筆致で綴られ、読者を離さないものがある。帯評にも『最後の長篇』とあるが、個人的には半村作品の中でもベスト3に入れたい。一方の大作、SF巨編『妖星伝』を20年ぶりに読み直そうかという気になりました。安心して読める作家の、楽しいに違い無い作品を読むのって、ホント楽しい。




すべて辛抱〈上〉
販売元: 毎日新聞社

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