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和書 507156 (97)



安倍晴明〈8〉陰陽宮 (小学館文庫―時代・歴史傑作シリーズ)
販売元: 小学館

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安倍晴明〈9〉陰陽宮 (小学館文庫―時代・歴史傑作シリーズ)
販売元: 小学館

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安倍晴明 天人相関の巻
販売元: 二見書房

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安倍晴明・怪 (光文社時代小説文庫)
販売元: 光文社

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天翔ける倭寇〈上〉
販売元: 角川書店

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天翔ける倭寇〈下〉
販売元: 角川書店

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天照らす、持統
販売元: 作品社

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天の鎖―小説・日本庶民通史 平安篇 (小説・日本庶民通史 (平安篇))
販売元: 新人物往来社

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天の鎖〈第2部〉応天門炎上 (中公文庫)
販売元: 中央公論新社

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 いきなり、冒頭で東国から戻る年老いた「牛」が登場し、
第一部から一気に60年過ぎてしまい、空海も亡くなっている設定には、
とても驚き、最初は話の行方が良く判らないような感を受けた。
が、物語が進むにつれ、「牛」の東国での60年が次第に判ってくる仕掛けが、
なかなか良く出来ていて面白いと思った。
また、今回は身分制度を扱った奴(やっこ)・石根と良民の娘・夜登女の
悲恋物語なども絡み、第一部よりドラマチックな展開になっている。
 しかし、その反面、前の「牛」の「東のお爺」の存在感が大きく、
二代目「牛」(豊安)の影が少々薄く、残念な気がしたが、
ラストにびっくりする仕掛けが待っていて、
その印象を多少は払拭するのも、良く出来た構成なのかもしれない。




天の鎖〈第3部〉けものみち (中公文庫)
販売元: 中央公論新社

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 第一部のように主役の少年の成長を追うようなストーリーだが、
奴として育っていく過酷な運命や寺の裏の仕事の様子が暗く、
夜叉神堂という場所や不思議に歳をとらない唯空が、
さらに不気味な雰囲気を醸し出していて、
前の2部以上に悲しみや苦しみに満ちている印象を受けた。

 また、すっかり空海は神聖化された存在になっていて、
残した書物まで聖典化されている点が興味深く、
東寺と高野山、他の密教宗派との争いをはじめとして、
奴として「牛」が仕える東寺の僧達の様子や行動などに、
宗教的な部分がより強く感じられる作品になっている気がした。

 なお、前の第二部で登場して、不可解だった唯空の正体が判明し、
この3部作における彼の重要性が判り、驚かされるのだが、
さらにもっと深い謎が残ったように感じてしまい、
神秘的というか、煙に撒かれたような読後感を覚えた。


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