戻る

前ページ   次ページ

和書 507156 (106)



暗殺者ロレンザッチョ
販売元: 新潮社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






晏子〈第1巻〉 (新潮文庫)
販売元: 新潮社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

決して強国とはいえない斉の宰相親子。前半の登場する父に対比すると子(おそらくこちらが主人公)に線の細さを感じてしまうが、父の死に際して職を辞し喪に服すところが印象深かったです。親の死後3年道改めざるはなんてわたしにはできませんが、それを戦国の宰相親子がやる、それはなんと魅力的な時代ではありませんか。この本を貸してくれてありがとう。




晏子〈第2巻〉 (新潮文庫)
販売元: 新潮社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

斉の名臣、晏子親子の物語です。

第1巻、第2巻では
父の晏弱が描かれます。
宮城谷氏の作品には珍しく、序盤から
主人公が華々しく活躍してくれます。

第3巻では、晏子というよりも崔子を
中心とした政変について描かれ

第4巻では、後半のほうで晏嬰の宰相としての
言動が描かれます。晏嬰のパートは少し
短く、もう少しボリュームが欲しかった。

父の晏弱のほうが、より英雄的で
晏嬰のほうは、完全無欠の君子として描かれています。
全編を通して、長く登場するのは崔子なので
崔子の物語としても面白く読めます。




晏子〈第3巻〉 (新潮文庫)
販売元: 新潮社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






晏子〈第4巻〉 (新潮文庫)
販売元: 新潮社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

歴史物語としても、歴史書としても、宮城谷氏の著作水準は
高いとは言えない。例えば晏嬰に関する史料考証は中国、日本
の歴史学何れもかなり進んだ研究成果が出ているのだが、そう
した資料に依拠したことは、少なくとも明示的には現れない。
これは資料水準を一定程度確保した司馬遼太郎氏や塩野七生氏

、海音寺氏といった歴史小説家の手法とは、少なくとも見かけ
上はかなり異なる。

 あからさまに言えば、歴史学者から見ればただの英雄史観
である。しかし物語として見た場合、本人が謙遜含みにせよ
公言する「無知から」の鋭く磨かれた想像力の駆使による原
典への沈潜による再構成を通じて、史書の無味乾燥な行間を

豊穣に埋めている。これは文学的想像力の賜物であると共に
、著者宮城谷氏が取り上げた対象に対して深い愛着を持つか
らこそあらわれるものだろう。

 宮城谷氏の凄みの一つは、政変や政争に対する、平坦な叙
述の中に凄惨さを淡々と織り込み得る点にある。本著作が宮
城谷作品の中で完成度の高い緻密さを得たのは、崔杼、という

稀有に現実的な陰謀家の存在を魅力的に配せた事だろう。晏子
の生涯に対し、崔杼は奥底での理解者であり、擁護者であり、
そして敵対者であり、同一の歴史的命題に対するアンチ・テー
ゼであり続けた。この配置の妙こそ、宮城谷氏の著作をただ
の英雄礼賛ではなく、歴史的存在に対する、えもいわれぬ哀惜

と悲劇の構成者として成り立たしめ得るものだった。崔杼とい
う、儒教的正統性から言えば、ただの簒奪者であり悪役である
人物を、力まず、囚われずに再構成し得た、この事こそ宮城谷
歴史文学の真骨頂の一つだろう。




晏子〈中〉
販売元: 新潮社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






暗色群生
販売元: 双葉社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






安政五年の大脱走 (幻冬舎文庫)
販売元: 幻冬舎

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

「大脱走」風時代小説とラストのどんでん返しのための設定に無理がありすぎると感じた。
伏線の張り方も中途半端でラストが生きてこない。
ただ○○○○○○を書きたいためとしか思えず最初からラストまで違和感を感じた。




安政五年の大脱走
販売元: 幻冬舎

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

厳重な警戒。まわりは断崖絶壁。不可能と思われた脱出だが、藩士たちは知恵をしぼって試みる。満足な道具もなく、工夫に工夫を重ねながら彼らは挑む。そこには権力に屈することのない強い意思があった。奇想天外なラストには拍手。人の心を動かすのは、権力でもお金でもない。やはり人の心だと思う。それに気づかなかった井伊直弼は愚かだった。読後もさわやか♪楽しい作品だった。




安政大変 (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

安政2年10月2日、未曾有の大地震が江戸を襲った。
本書は、その地震前後の物語7編を収めた短編集である。
歴史に名の残る人物で登場するのは藤田東湖だけ、市井の人々の生き様を描き、地震がそうした慎ましく平凡な生活をぶちこわす不気味さを描く。
巻頭から5編までは直接地震を描くことを避けているような描き方で、
ジョーズのように直接描かないことで迫りくる終末に対する恐怖を表出する手法かと思いきや、最後の2編では地震の後の人々のしぶとさをも描いている。
惜しむらくは、やや単調か。


前ページ   次ページ

戻る

仮想世界 - シューティング/レース/電車ゲーム フライトシミュレータ