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和書 507156 (125)



一諾 季布游侠伝 仮
販売元: 徳間書店

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一人ならじ (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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武家物14編とあって、戦の話が多いです。
自らの信念のために死すら厭わぬ者が武士であるという山本哲学のもと、それを貫いて死んでいく者、そう成りきれずに自滅する者など色々な人生が出てきます。
勿論主人公は男だけでなく女の話もありますが、どの女性も「女武士」。信念を貫く生き様を見せます。

これらの峻烈な生き方に心を打たれますが、あまりに立派過ぎて、単純に楽しめないなあ…とも思います。

けれども1編だけ、とても好きな作品があります。「柘榴」です。周五郎の恋愛物の中でもかなり優れた作品だと思います。

主人公は若くして結婚に失敗し仕事に生きる、今で言うキャリアウーマン。けれども年をとるにつれてその失敗が、自分の若さと未熟さにあったと後悔し始める…という内容です。結末には泣きました。

周五郎作品はどれも好き、とは言えない私ですが、時々めちゃくちゃ好みの作品があります。「柘榴」もその中のひとつ。

他の本の恋愛物のオススメは、「薊」「葦は見ていた」「その木戸を通って」「菊千代抄」「みずぐるま」。
この中でも「薊」はダントツにオススメです。「松風の門」に入っているので、興味のある方は是非。




一枚摺屋
販売元: 文藝春秋

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東京一辺倒の時代劇の世界で、大坂を中心に据えて描いたのが成功しています。
しかも他の大坂が舞台の小説のように、町の説明臭がないのがいいです。
なのに辻売りの瓦版屋が幕末大坂の町を上手く案内してくれる。
それだけでも楽しかった。
ただ史実と違う点が若干あったと思います。これは時代小説にはつきもの難癖になってしまうかもしれないので、ここでは書きませんけど。
お話はご都合主義が目立ち、ミステリーとしても弱いです。
主人公を助ける人間が次々と登場したり、やたら強い主人公ってのもどうかと思います。
それでも読みやすく楽しかったのでこの評価。




一夢庵風流記 (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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男と男の友情が熱い! 熱すぎる!

私の人生に多大な影響を与えた一冊です。
こういう小説ですと、主人公がカッコよすぎると他の人物の影が薄くなりがちなのですが
他のキャラも実在、架空ともにいきいきと動きまわります。
特に私が好きなのは親友の奥村助衛門ですね。

慶次が前田家を出て行こうとした時、奥村がやってきてこう言います。
「鞍だ」
慶次は最初、蔵の事かとも思いましたが、すぐに違うと気付き馬小屋に案内します。
「鞍だ」
それでもしつこく言う奥村に馬の鞍を差し出すと、奥村は鞍に袋をどさっと乗せて言います。
「金だ。 重いが、役に立つ」

シビレましたね。(私の友達もこの場面が大好きで、お金を私に渡す時にたまに言います)

他にもどうしても慶次を前田家の為に斬らねばならない事になり、奥村が親友として
斬りに来るのですが、慶次がかたびらを着込んでいたので斬り損ねてしまいます。
慶次は「この男に斬られるんじゃあしょうがない」とあきらめてたので
「腹は駄目だ。 首をやれ」と言うのですが奥村は「もうこの刀では斬れん」と斬りません。
「脇差がまだあるじゃないか」となおも催促すると
「友を二度斬るのかね。 俺が、そんなにお前を斬りたいと思うのか」
慶次を斬った後自分も死のうと考えていた奥村は泣き出してしまいます。

すごく大好きです。 マンガ化されたのも頷けます。
2009年の大河ドラマは「天地人」らしいですが、登場する前田慶次がどんな風か今から楽しみです。
・・・でも、原作は大して面白くなかったので(あれで賞をとったのがよくわからない)
どうせなら、この一夢庵風流記を大河ドラマ化して欲しいです。




一夜官女 (中公文庫)
販売元: 中央公論社

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司馬さんらしく、男女の交歓を心理描写巧みに描き出している。「一夜官女」の岩見重太郎、「侍大将の胸毛」の渡辺勘兵衛らの戦国型武士の生きざまが、女性の視点からカッコよく描かれている。




一夜の客 (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

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 天平から平安 の時代を背景に庶民を主人公にした短編集

 海を渡って医学を修めようと希望に燃える旅の青年を
村の老人が一夜家に泊め、その情熱に自分も満たされた気持ちをもつのですが…という表題作。
 食べることでも精一杯な時代。
 天変地異に翻弄される様子や、伝道されたばかりの仏教を頼りに救いを見出す兄弟の話などにじんわりと泣きました。
 時代物の醍醐味を堪能させてもらえた短編集です。 




一夜の客
販売元: 読売新聞社

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銀杏散りやまず (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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一両二分の女 (文春文庫―御宿かわせみ)
販売元: 文藝春秋

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一輪の花―父子十手捕物日記 (徳間文庫)
販売元: 徳間書店

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