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和書 507156 (129)



犬吉 (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

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 2003年に出た単行本の文庫化。
 生類哀れみの令によって中野につくられた犬囲を舞台とした時代小説。タイトルの「犬吉」とは、そこで働く女性の名前。本当は「お吉」なのだが、犬好きなことから犬吉と呼ばれている。
 話としては、犬にまつわる悪行を暴きつつ、恋物語が進んでいくというもの。背景として赤穂浪士の討ち入りが使われている。荒唐無稽で滅茶苦茶な話ではあるが、面白かった。犬囲という特異な世界、また、その世界で生きる下層の人々が、飾ることなく描かれている。その汚さに迫力がある。
 しかし犬の印象は薄い。




犬吉
販売元: 文藝春秋

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寝食を惜しんで読んだ。グイグイ小説の中に引き込まれていった。そして読後のすがすがしさに浸っている。

赤穂浪士の討ち入りの日、江戸から少し離れた犬の収容所「御囲」(おかこい)で犬のお世話係をしている犬吉という女性の身に起きた一夜の恋物語。物語は犬吉のはすっぱな語り口調で描かれているのだが、この犬吉の心根の優しいこと、まっすぐなことといったら突き抜けている。喧嘩っ早くて生意気で、寂しがりやのくせに意地っ張り。読み進めていくうちにすっかり犬吉のとりこになった。

辛い少女時代を過ごし、御囲の中にあっても身を売って生きる道は同じ。目の前で惨殺された愛犬「雷光」の亡霊に語りかけることだけが本当の自分と向き合うときだ。そんな彼女のまえに現れた一人の侍。はかない恋。「一緒に死んでもいい」と思うほど一途に犬吉は彼を想う。

恋は実るのか・・実らないのか・・。犬吉と一緒に一喜一憂したが、最後はいかにも犬吉らしい終わりかただと思う。犬吉とはつまりそういう女なのだ。絶対読んで損はない本。お勧めです。




犬侍
販売元: 文芸社

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犬同心狩り―元禄斬鬼伝 (飛天文庫)
販売元: 飛天出版

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犬張子の謎―御宿かわせみ〈21〉 (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

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御宿かわせみシリーズ第18巻。

船宿に向う途中の小店で、るいが目に止めた犬張子。それには深い因縁があった。

玩具職人の文治郎が斬り殺され、続いて娘も惨殺された。事件の裏には、孫の徳太郎を巻き込んだ大店の跡目争いが隠れており…。犬張子に込められた文治郎の孫への情愛に、胸を打たれる表題作。

ほか、「独楽と羽子板」「柿の木の下」「鯉魚の仇討」など七篇を収載。

るいと東吾、同心の畝源三郎などが大活躍する人情捕物帳。




犬坊狂恋
販売元: 新風舎

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妖艶な美童が描かれた表紙に惹かれ、ページをめくってみました。舞台は、テレビの時代劇等でよく出てくる有名な地ではなく、登場人物も、歴史にさほど興味のない私には、名前に馴染みの薄い武将たちでした。しかし、読み進むうちにどんどんと物語世界に引き込まれてしまいました。
 率直な感想は「面白かった」です。新人作家の作品のようですが、読み応えがありました。




伊能忠敬―子午線への一万里 (広済堂文庫)
販売元: 廣済堂出版

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伊能忠敬―生涯青春 (人物文庫)
販売元: 学陽書房

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異能の者
販売元: 西田書店

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人斬り (井上志摩夫傑作時代小説集)
販売元: 双葉社

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