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和書 507156 (157)



蝦夷拾遺物語
販売元: 創栄出版

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蝦夷の幡風
販売元: 筑波書房

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蝦夷国まぼろし〈上〉 (中公文庫)
販売元: 中央公論社

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蝦夷国まぼろし〈下〉 (中公文庫)
販売元: 中央公論社

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蝦夷国まぼろし
販売元: 光文社

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蝦夷地別件〈上〉 (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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さすがに船戸与一、最初から中盤まではあまりの面白さに止まりません。
かなりの長編ですが、キャラクターメイクと構成の素晴らしには脱帽です。最高です!
しかし、どうしてこの人はいつもラストが現実離れするのでしょうか、わかりません。
もったいないの一言です。滅茶苦茶にしてます。それがこの作者の限界でしょうか。
前半の面白さががラストまでもてば、この作品は必ずなんらかの賞を受賞していたでしょうに、ホントもったいないです。
船戸ハードボイルドの最高傑作は、やはり「山猫の夏」。
これを越える作品を作るのはやはり難しい、ということでしょうか。




蝦夷地別件〈下〉 (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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上巻を読むのに一週間かかった。しかし中を読むのに二日、下に至ってては半日しかからなかった。理由は簡単だ。この小説は面白い。しかし途中から言いたいことはほぼ予想がつくようになった。だから飛ばし読みをする段落が増えたからである。後三分の一ぐらいは削るべきであったろう。

最終章はいただけない。作者の気持ちは良く分かる。アイヌのその後の運命を考えるとああいう終わり方にしたい気持ちも良く分かる。しかしせっかくつくってきたキャラを壊すようなことは良くない。あの思慮深いツキノエが、ハルフナリが、あそこまで無気力になるだろうか。物語に決着をつけるために作者が物語を「作為的」に作ったのだ、もちろん小説だから物語は作るのだか、「自然でない」と私は思うのである。 ただ、この物語には一度も登場しないが、この物語を規定している人物を配置するというのはなかなか面白い趣向である。老中松平定信の「日本国」論。もっとも彼の構想はさながら現代日本の官僚の作文のように思えて仕方ないのは私だけだろうか。




蝦夷地別件〈中〉 (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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この小説の中では、蝦夷地にまだ階級社会は生まれてなかったということになっているらしい。指導者は常に評定で決まり、戦争を起こすかどうかも長人たちの評定で決まっていく。住居は竪穴式らしく思えるが、その描写は無い。既に明らかになっていることのみを誠実に再現しようとする作者の態度が伺える。

中巻まで読み終えて、やはりこの「乱」はあまりにも無謀であった、といわざるをえない。しかしアイヌは自らの誇りにかけて立ち上がる。民族を守る闘いに(現代でも)我々は口をはさめない。さらに言えば過去に民族をじゅうりんした我々の祖先を我々は恥じなければならない。

物語は封建社会の支配者である幕府の思惑と、革命が進みつつある西欧の思惑を背景にもちながら進んでいく。世界的な視点でこの「乱」を船戸は描いている。それは正しい。




蝦夷地別件〈上〉 (新潮ミステリー倶楽部)
販売元: 新潮社

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蝦夷地別件〈下〉 (新潮ミステリー倶楽部)
販売元: 新潮社

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江戸時代末期の、アイヌ民族を支配しようとする日本人とアイヌ民族との対立が見事に描写されており、過去に民族紛争が日本でもあったという事実を目の前に突きつけられる、そんな作品です。北の僻地で展開される、民族の誇りを取り戻そうと血気盛んになるアイヌの物語に、幕府やロシアが絡んできたりとスケールの大きな、それでいてとても悲しい内容でした。魅力的な登場人物が多く、どんどん惹きつけられました。残念なのは、少々エンディングが物足りなく感じたことです。


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