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和書 507156 (165)



江戸の検屍官―北町同心謎解き控 (祥伝社文庫)
販売元: 祥伝社

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江戸時代、文政の世を舞台にした捕物帳。なのですが、他の捕物帳とは少し趣きが変わっています。と言うのも、書名にあるように主人公の同心・北沢彦太郎は、江戸でも一、二を争う検屍の腕前も持つという設定。死体が見つかる度に、友人でありライバルでもある医師の古谷玄海とともに出向いて、中国から伝わった検屍の手引書を元に死体を検分していくのですが、これがおもしろい。現代のような整った法医学など無く、何よりも死体を解剖することが禁じられていた時代に、これだけのことをしていたのかと驚かされ、聞きこみ情報などの状況証拠のみで犯人を捕らえてきて、後は拷問で口を割らせていた、と漠然と思っていた江戸時代の警察制度・司法制度について考えを改めさせられました(解説によると時代考証もシッカリしているとのことなので)。

短編6作が収録されていて、溺死、縊死、毒死、中には自殺に見せかけた死体など状態の異なった死体を、それぞれに合った方法で検分していくのでおもしろく読めます。が、死体というのがどれも若い女性ということもあってか、エログロまではいきませんが、2、3話読むと、ちょっともういいやって感じになってしまいます。殺しの動機がどれも似かよっているのも残念です。
設定などはおもしろく、ちょっと変わった捕物帳という点はかうのですが。




江戸の検屍官―北町奉行所同心謎解き控 (ノン・ノベル―NON時代推理ロマン)
販売元: 祥伝社

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江戸の検屍官―北町奉行所同心北沢彦太郎謎解き控
販売元: 祥伝社

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江戸の検屍官 闇女
販売元: 講談社

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江戸の恋とんび (双葉文庫)
販売元: 双葉社

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御宿かわせみ〈新装版〉 (二) (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

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江戸の精霊流し 御宿かわせみ
販売元: 文藝春秋

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初めて、このシリーズの単行本を買いました。挿絵があると、ますますイメージが膨らみますね。

なんといっても、表題作が一番印象的。
地道に仕事をこなし、周りに評価されているのに、心は空っぽ。
からだだけのつながりの男を追い、相手は追いかけてこないのに、情事のときだけ求められるのを、「必要とされている。」と思いたい女。
シングルで働く女性に、ありそうな話ですよね。

麻太郎と源太郎が活躍する「北前船から来た男」、少年たちが一生懸命になって動き回る、微笑ましい一話。こういうのを読むと、東吾たちが年取ったと感じます。一体、嘉助っていくつ?




江戸の精霊流し―御宿かわせみ〈31〉 (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

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江戸の人生論―木枯し紋次郎のことわざ漫歩 (光文社文庫)
販売元: 光文社

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江戸の素浪人 (春陽文庫)
販売元: 春陽堂書店

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