戻る

前ページ   次ページ

和書 507156 (216)



鬼平犯科帳〈22〉迷路 (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






鬼平犯科帳〈23〉炎の色 (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






鬼平犯科帳〈23〉特別長篇 炎の色 (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






鬼平犯科帳〈24〉特別長篇 誘拐 (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 この巻の最後迄を、マーロウの最終巻の様に、誰かが最後迄続けて書く事を望むんだろうか。例えばそんな企画があったとして、作家の方は光栄だろうけど大変だ。心ある作家さんなら、「是非もないこと・・・」と断ってしまうかもしれない。そもそも読者(少なくとも自分)は、平蔵の話が読みたい訳ではなく、池波さんの噺を、「ずっと聞いていたかった」のだと思った。
 ひとが死ぬと、その人が行ってきた全てが未完に終わる。
 自分の実生活の中でも、最後迄面倒が見れる事、そのまま忘れ去ってしまう事、後ろ髪を惹かれつつ、ずっと心残りになっている事、ホント様々。
 この巻が尻切れトンボである事もまた、そんな事を知らず知らずの内に考えさせてくれ、また、人の噺をずっと書いてきた池波さん「らしい」ということです。




鬼平犯科帳〈24〉誘拐 (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






鬼平犯科帳〈2〉 (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

「悪を知らぬ者に悪を取り締まれるか!」
この言葉が、凄い印象に残っています。
「妖盗葵小僧」、「蛇の平十郎」では、情け容赦なく取り締まる鬼平も、「女掏摸お富」の様に、厳しいながらも情を見せる鬼平の魅力に、酔いしれます。
鬼平は、時代劇小説ではありません。
200年前の日本を舞台にした、
「ハードボイルド小説」
です。




鬼平犯科帳〈3〉 (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 鬼平さんが京都へ旅する「休暇版」?ではなくて、ここでも色々な事件に遭遇しながら(危機一髪でもあった)様々な人間模様が描かれていきます。特に「盗法秘伝」は面白い。池波正太郎さんの下町っ子ぽい人情溢れる話となっているし、続く「艶婦の毒」「兇剣」も見事。
 長谷川平蔵がさらりと纏めてくれる構成も話が多岐にわたっていく中では気にならないですね。まだ3巻目ですが、威勢のいい著者の気概が溢れてくる時代で物語が熱い熱い。ほぼ半年分で1巻なので著者の人生観が読み取れていけるような気がする。

 あとがきに、池波正太郎自身が長谷川平蔵を語っているのが素晴らしい3巻目。




鬼平犯科帳〈4〉 (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 これまでのシリーズでは一番の面白さでは?池波正太郎、乗りに乗った時期でもあったのだろう。「霧の七郎」から「夜鷹殺し」まで一気に読まされた。鬼平の人情溢れる沙汰がたまらなく味わえる。
 発表されたのは昭和44年10月から昭和45年6月の間。池波さんも47歳の男盛りであったから、こういう男気のある骨太い内容になったのだろう。
 この昭和44年〜45年とは・・・。人類が月面に立ち、日本万国博覧会が開催された。ニャロメ、シラける、ウハウハ等が流行語に、いい湯だな、走れコータローが流行歌に、8時だよ全員集合、時間ですよ、に国民が和んだ時代である。

 天下泰平であったかのぉ・・・・あぁ、懐かしいなぁ。




鬼平犯科帳〈5〉 (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 前巻(4)から池波正太郎の真骨頂という感じでシリーズがグイグイ進められていくのに、こちらもスブズブと深みに嵌って行くことが快感になっていく。「深川・千鳥橋」でホロリとさせられて一気に読み続ける。「兇賊」での導入部での九平や夜鷹おもんとの渋い心模様に唸ってしまい、「鈍牛」での平蔵の優しさには泣かされた。自然と次の巻に手が伸びる。内容に自信があるのだろう、出版社は解説も付けていない。納得納得。




鬼平犯科帳〈6〉 (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 池波さんが脂の乗り切った時期ですから全て面白いのですが、半年に1話くらいで言うこと無し!の話が出てくる。本巻では「狐火」と続く「大川の隠居」でしょうね。これは上手い、アッと言わせる、唸らせる、泣かせる。平蔵の暖かくて粋なセリフに、読み終わった後の自分が幸せになっている気分が堪らない。さて7巻目も読むとするか・・。


前ページ   次ページ

戻る

仮想世界 - シューティング/レース/電車ゲーム フライトシミュレータ