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和書 507156 (257)



風冴ゆる―からくり文左江戸夢奇談 (双葉文庫)
販売元: 双葉社

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フィクションとはいえこれはあんまり。もうちょっとちゃんと調べて欲しい。出版社もノーチェック?細かい指摘はここでは避けます。でも一読すればわかるよね。
 こういうこれまで何度も読んだよ、と溜息が出るような小説はもうけっこうです。しかも時代考証もできていないなんて。ちなみにタイトルは俳句の季語ですね。これは昨年出た時代小説で季語を使ったものがあって、その影響かな、と思いました。そういうことも含めて、時代小説マニアとしては憂うべき1冊でした。




風と歩く―小説・伊能忠敬と四人の妻たち
販売元: ケイエスエス

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風と雲の伝説―私説太閤記
販売元: 光風社出版

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風の宮殿 (新風舎文庫)
販売元: 新風舎

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風の群像―小説・足利尊氏〈上〉 (講談社文庫)
販売元: 講談社

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室町幕府初代将軍・足利尊氏の生涯を、歴史の表舞台にのしあがる決断の時から死に至るまで描いた作品。

足利尊氏というと、皇国史観では逆賊・悪臣の筆頭にまつりあげられ、その事蹟からも周到な戦略家・政治家の印象が強いのですが、本作ではそういった人の上に立つ者の冷徹さは稀薄で、家族を愛し、家庭を大事にし、人との強い関わりを絶やさないマイホームパパという雰囲気が濃厚です。

そのせいか、そんな尊氏を影で支え続けた弟・足利直義に意外や多くの筆が割かれ、大変魅力的に描かれています。

やや呑気にもみえる兄・尊氏を、全面的にバックアップするしっかり者の弟・直義‥‥実にクールながらさりげに熱く、数々の史実や逸話をもとにその人間的な温かみがしっかり書き込まれているところが㡊??いです。微笑を湛えながら時に鋭く、時に優しく接する直義は凛と美しく、武士として、父として、ひとりの男としての毅然とした姿勢がぐっと伝わってきて、じんときます。

もちろん、南北朝の複雑な時代背景も、ありがちなつらつらの説明調ではなく非常に簡潔かつ平易に語られているためわかりやすく、さらっと読んでイッパツ理解OK。

足利尊氏の生涯に深く関わる脇役ひとりひとりを丁寧に描くことで個性を際立たせ、誰が何を考えてそこにいるのか、すっきりと表現されているので、南北朝の揺れ動く陣容が場面ごとにちゃんと把握できて、この時代に馴染みの薄い読者にも優しい作品に仕上がっています。




風の群像―小説・足利尊氏〈下〉 (講談社文庫)
販売元: 講談社

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足利尊氏を語る上で、避けては通れない大事件、観応の擾乱。
下巻でいよいよ一連の騒動が明らかにされてゆきますが、こちらではやや異説の立場で描かれています。

そのせいか、『太平記』や『仮名手本忠臣蔵』などの影響で悪役イメージの強い観応の擾乱の中心人物・高師直が、やたらニヒルでかっこいい。尊氏の本性を見抜いてる上に、直義ともお互いの資質を認め合っていて、持ちつ持たれつ巧くやっているところなど、読んでいて爽快です。しかも言動、行動は大胆かつ男らしく、まさに婆娑羅。偽悪者っぽいトコがイカしてます。
はじめからそういうスタンスで足利兄弟に絡んでくるので、観応の擾乱も師直がこういう人物像だから、ああなるのか‥‥と唸らせる展開に。

上巻から一貫して尊氏の像は変わりません。

天衣無縫な振る舞いが周りを奔走させ、結局自分だけは変わらぬ立場に落ち着いて、彼らのなすことを鳥瞰し、時折思い立ったように賽を振るといった感じで、為政者としては一見無欲です。

けれど数々の屍を乗り越えて、足利氏悲願を成就し未来へと繋ごうとするはずの尊氏に最期の最期で垣間見える生と勝利への執着。

ゆえに完全な充実感を得られず、死にきれない想いで病に倒れるラストに苦味が残ります。




風の群像〈上〉
販売元: 日本経済新聞社

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風の群像〈下〉
販売元: 日本経済新聞社

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旋風(かぜ)の剣―大江戸始末屋稼業 (学研M文庫)
販売元: 学習研究社

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風のごとく発す―明治撃剣家 (徳間文庫)
販売元: 徳間書店

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