和書 507156 (353)
吉良上野介―討たれた男の真実 (PHP文庫)
販売元: PHP研究所
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吉良さま御味方
販売元: 三一書房
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吉良忠臣蔵〈上〉 (集英社文庫)
販売元: 集英社
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森村誠一の作品には初期のものとそうでないものがある。勝手な分類だが、抑圧されていたものを一気に吐き出そうとする勢いのあるものが初期、そうでないもの(毒っ気・欲がやや抜けたもの)が後期である。
ではこの作品はどちらか?(私の勝手な感想だが)どちらにも属さない気がする。森村誠一もこんな作品が書けるのか、と驚かされた作品である。
一般に、忠臣蔵といえば、浅野内匠頭・赤穂浪士こそが「正」、吉良上野介といえば「不正」である。一方は「討ち入り」、他方は、「討ち入られ」て殺害されたにもかかわらずである。
しかし、本書を読むと吉良こそが「正」であり、浅野家が「不正」である、と説得される。状況証拠的には吉良に分がある。そう信じさせてくれる。
歴史好きの方にも、フィクション好きの方にもお薦めの一冊。
吉良忠臣蔵〈下〉 (集英社文庫)
販売元: 集英社
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吉良の言い分〈上〉真説・忠臣蔵 (小学館文庫―時代・歴史傑作シリーズ)
販売元: 小学館
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吉良の言い分〈下〉真説・忠臣蔵 (小学館文庫―時代・歴史傑作シリーズ)
販売元: 小学館
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吉良の言い分―真説・元禄忠臣蔵〈上〉
販売元: ケイエスエス
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吉良の言い分―真説・元禄忠臣蔵〈下〉
販売元: ケイエスエス
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斬らずの若殿 (春陽文庫)
販売元: 春陽堂書店
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斬られ権佐 (集英社文庫)
販売元: 集英社
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片思いの女性を守るために受けた八十八ヶ所の刀瑕。
その思いに応え、添うはずのなかった二人が結ばれ、子を成し、そして・・・
与力の子者として働く権三のストーリーを通じて、捕物帳としても楽しめるが、何と言っても、ふとした場面で描かれる権三とあさみの夫婦の情や子を想う親の情が胸にしみる。この親子を待ち受けている悲しい結末に涙が溢れた。
けれども、懸命に生き抜いた権三の生き様は、読後に清々しさを感じさせてくれる。再読したい作品。