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和書 507156 (371)



雲ながれゆく (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

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時代小説家はたくさんいる。
代表的なところは、司馬遼太郎と藤沢周平というところか。
この両者を大御所の両極として、池波正太郎の小説は、どちらか言うと藤沢周平に近いか。
私としては、藤沢周平は、やはり山形を舞台にしたものに名作が多いと思う。
江戸モノはそれに比べるとちょっとクセがあるような。

おっと池波正太郎の本のレビューが関係ない人の事で字数を使った。
その意味で、池波は、江戸を書かせるとひときわうまい。
江戸の庶民でも、旗本や官である奉行所側でも、池波に書かせる江戸は楽しい。

本小説は、特に、池波のものはで余りメインではない、女性を主人公にしたもの。
これが小粋で、勇ましく、かわいらしくって、ちょっと艶も有り。
いいんだなぁ。
うまぁーく剣劇も混ぜて、実に楽しい娯楽小説です。




蜘蛛の巣屋敷―お役者文七捕物暦 (徳間文庫)
販売元: 徳間書店

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 1959年に東京文藝社から出た単行本の復刊。
 「お役者文七」シリーズの第1作。もともと映画化を前提として書かれたもので、派手で怪しい世界がつくり出されている。
 「捕物暦」とは名付けられているが、捕物帳とはちょっと印象が違う。主人公が十手を持っているわけでもないし、長編であるという点も異色。どちらかというと、絢爛豪華な2時間ドラマの時代劇といったところか。
 物語の面白さはいまいち。「冒険活劇」としては熱さが足りないし、なんだか煮え切らないものが残る。




雲の涯―甲斐武田二代合戦記
販売元: 文藝春秋

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雲のゆき来 (講談社文芸文庫)
販売元: 講談社

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 本文250ページのうち,冒頭66ページまでは元政上人を中心にした江戸漢詩人に関する評論のような語り(もっとも,書かれている事柄がすべて事実かどうかまではわからない)。主人公(国際女優楊嬢)はそのあとようやく出現する。

 その後,京都で主人公は語り手とともに父の過去の女性たちを順次に訪ねる。ここで明らかになる,主人公の父と彼女たちの関係の5つのパターンは,まるで通常あり得る男女の関係を5つの類型に分離したかのように見え,語り手は主人公を相手にそれを分析する。そして,この分析と冒頭の長い語りのなかの江戸漢詩人に関する叙述が照応している。(一部は,文中で類似が明らかにされている。そのほかについては,自分には対応を読み取れないものもあるがおそらくそうであろう。)
 
 主人公と語り手は京都での短いリアルタイムの時間を進みながら,主人公は自身の過去に深くつながっており,語り手は元政上人の生涯に分析の基準をおいている。

 人間関係(男女関係)の分析を論理的に,かつ洋の東西と歴史を問わず縦横に対比させながら,語り手と主人公との国際的な交流の筆をすすめていく「中村真一郎ワールド」はまさに小説の醍醐味。




雲霧仁左衛門 (広済堂文庫)
販売元: 廣済堂出版

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雲霧仁左衛門
販売元: 新潮社

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江戸時代、大盗賊がいた。それは仕事の際血を流さずにに押し入り、雲か霧のように消えてしまう。そして雲霧仁左衛門は自他共に認める大盗賊なのだ。
その仁左衛門が目を付けたのは名古屋の薬種屋『好蘭堂・松屋吉兵衛』だ。
そしてその獲物をしとめるために仁左衛門の配下の「七化けのお千代」や「木鼠の吉五郎」が動く。
そしてそれを火付け盗賊改めが追う。仁左衛門と盗賊改めの知恵比べが始まるのだ。それはどちらが勝つことになるのか!
そして仁左衛門が盗賊になったきっかけとは?
昔、ケーブルテレビで放送していた『雲霧仁左衛門』のビデオ(山崎努が仁左衛門)を見ていて、かなりはまってしまったので原作探しました。
雲霧と盗賊改めの知恵比べがすごい。
どんどん引き込まれます。おもしろいよ。ドラマとは随分違うものに思いますが、人との関係とかはけっこうそのままだね。
松屋にはいったお千代とかも演技が本当にすごかったんだろうね。きっと。
けっこうひやひやの連続で読み進めました。紙一重ですれ違ってる感じがする。
出てくる人間の個性が豊かでそれが絡み合ってるのは絶妙。
あと、やっぱり出てくる料理が美味しそうだった(笑)。




雲を斬る
販売元: 講談社

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鞍馬天狗〈1〉角兵衛獅子 (小学館文庫―時代・歴史傑作シリーズ)
販売元: 小学館

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鞍馬天狗〈5〉地獄太平記 (小学館文庫―時代・歴史傑作シリーズ)
販売元: 小学館

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鞍馬天狗―時代小説英雄列伝 (中公文庫)
販売元: 中央公論新社

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