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和書 507214 (50)



凛冽の宙 (小学館文庫)
販売元: 小学館

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

非常に読みやすく1日で読めました。
不良債権処理を描いた本作品、当時の日本を思い起こさせるトピックが随所に織り交ぜられていて、情報が整理されています。
本題としての不良債権ビジネスに関しては平たく描かれており、むしろ努力型の坂木と人心掌握術に長けた古樫という2人の「善」と「悪」を軸にした人間ドラマとして、当時の金融界に存在した2つのタイプが数々の局面で手に入れたものと失ったものを細やかに描かれています。
坂木が古樫に執着する動機となった女性の描かれ方については説得力が弱いものの、実際に周りに存在しそうな坂木の心理をつぶさに描いており、正直に生きたい人間にとって選択するべき道を取った坂木に読者は安堵を得てストーリーは終了します。
幸田真音さんの小説は正直者というかルールとかあるべき姿とかに対する思い入れが強くて、男性作家の描く経済小説のリアリズムとはまた違った味があって、人間の本質を信じたいという思いの表れなんではないかと思います。
経済小説としての展開はストライクすぎて面白みには欠けるかもしれませんが、非常に分かりやすいので気軽に当時の情勢を思い出すいい娯楽小説ではないでしょうか。




償却済社員、頑張る
販売元: 講談社

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『安土敏が描く償却済社員とは』というイメージが、読む前から頭にあった。定年もしくは、早期退職した人たちが、別のステージでまだまだやれるというところを見せながら、頑張る姿を想像して読み始めた。
ところがである。車の免許を持っていない元商社総務部長。その友人の元商社経理部長。まあいい。その同期で、商社を中途退職して総菜屋の社長になった男。ここから、安土敏ワールドの本領発揮か、というところにもかかわらず、主人公はあくまでも元総務部長。そして、ストーリーは、免許取得の過程を中心に、恋もありといえば聞こえは良いが、『スーパーマーケット』などを読んで期待して者にとっては肩透かしをくらったような内容でした。
もし、安土敏の作品を読むのが本書で初めての人には警告を発したい。こんなモンじゃないと。ただし、これがいまいちだということは認めると。




消失 第4巻―金融腐蝕列島【完結編】
販売元: ダイヤモンド社

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小説 盛田昭夫学校 (下)
販売元: プレジデント社

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 会社のカルチャーがどの様に作り出されるのか。リーダーはどうであるべきか。又、創成期から本書は始まりますが大手企業、これから伸びる企業がどうであるかの示唆を与えてくれる良書と思います。

 あれ程の規模のSONYも個の集まり、それも卓越したリーダーの下に結集して大きくなって行く様、これから就職する方にも転職を目指す方にも製造業を基本にして生きてく方には大きな収穫のある書です。




小説 盛田昭夫学校 (上)
販売元: プレジデント社

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 本書に登場する盛田氏は、世界で通用した日本人の中の一人である。即断即決・行動力・部下への任せ方が見事であり、部下がそれに応えようとする姿がさらに凄い。
 現状におごることなく、一つ一つを確実に積み上げていく姿は学ぶべき点である。




小説・女総会屋
販売元: 郁朋社

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小説 角栄学校
販売元: 東洋経済新報社

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小説 巨大(ガリバー)証券 (徳間文庫)
販売元: 徳間書店

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株とは全く無縁の生活をしている人にとっても証券会社の営業内容がよく分かる本です。証券会社といえばMMF等を個人相手に売っている金融会社というイメージしかなかった私にとっては目から鱗でした。

法人に対する営業、それもギブ&テイク(インサイダーインフォメーション)を基本とする営業スタイル。今後米国並みの直接金融に日本が変わった場合、企業は証券会社、それもガリバー証券の意のままになってしまうのではないかと思ってしまいました。

実際にこの本が書かれたのはバブル期ですが、著者はバブルの崩壊やガリバー証券の一人勝ちの時代をすでに言い当てています。
後に山一證券の廃業があり、時代も着々と直接金融に移りつつある現在、今読んでも新鮮味がある本です。




小説 起業講座
販売元: 日経BP社

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それに今時、悪役を無理に関西弁にせんでもええんとちゃうん?





小説 巨大銀行システム崩壊
販売元: 毎日新聞社

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みずほのシステム障害を材にとった作品だが、システム障害にいたる経緯や対応推移が表層的に終わっており、また小説としてのデキも人物描写などレベルは低い。時宜の尻馬にのった軽薄な企画本レベルに終わっている。
(歯の浮くような官能描写はやめてくれ・・、あそこで読むのを挫折しかかったくらい)


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