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和書 507214 (67)



闘争!角栄学校〈中〉闇将軍・田中角栄の「天国と地獄」
販売元: 講談社

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統治崩壊
販売元: 光文社

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一本の内部告発電話で、銀行合併前の償却融資(暴力団の企業舎弟への融資)が明るみに浮上する。資金回収タスク・フォースのリーダーを命ぜられる広報担当だった主人公(根岸貴之)の活動は、頭取による会長(貴之の旧銀行での上司)追い落としの権謀にうまく利用される。さらに、秘書室担当役員が絡んだ絵画疑惑取引に関する内部告発が貴之に伝えられる。出世欲をさらけ出し自己保身に汲汲とする役員達の醜態。次々と明るみに出るコンプライアンス違反。正にガバナンス崩壊。貴之を中心に遂に若手行員がクーデターに立ち上がる。強制捜査や記者会見のシーンには臨場感がある。銀行の暗部への探索心、貴之の組織人としての信念・元上司へのおもいに共感し、ストーリーの展開に引きずりこまれた。が、貴之のようなヒーロー行員が現実にいるのだろうか...「多くの日本の経営者やリーダーが危機に際して、どれほど的確な判断と指示を下せるだろうか、疑わしい。」小説中のこの一行に、江上剛の思いが潜んでいるように受けとめた。




頭取の影武者―小説「徳陽シティ」破綻の真相 (徳間文庫)
販売元: 徳間書店

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1990年代半ば、大蔵省による金融機関に対する護送船団がくずれつつある状況下、日銀・大蔵省主導で画策された德陽シティ銀行(宮城)、北日本銀行(岩手)、殖産銀行(秋田)の第二地銀三行による合併計画とその白紙撤回までの顛末を、主に北日本銀行の立場で描く。登場人物、銀行名とも仮名のフィクション仕立てだがモデルは容易に類推できる。

天下りで銀行の経営陣に入り込み、コントロールする日銀・大蔵省人脈。名誉欲や叙勲をちらつかせて、各行の経営陣をおだて吊り上げる。躊躇する銀行頭取には、大蔵省自ら合併計画をマスコミにリークし、決心を促す・・・。この合併が膨大な不良債権を抱え経営不振に陥った德陽シティ銀行の実質的な救済のためと、北日本銀行の従業員と取引先は一斉に反発。翻意しない経営陣に、ついには前代未聞の銀行でのストライキ実施を宣言する・・・。
地域金融機関の経営層と癒着した金融当局、その目的のため手段を選ばない当局のえげつなさ、銀行のため顧客のためではなく自己の保身と私利栄達のために合併に傾く経営陣の浅はかさ、など考えさせられる箇所が少なくない。

一方で本作は、金融当局のお仕着せの合併計画が、一地方銀行従業員と取引先の反対で破談するという溜飲を下げる結末に至るが、むしろその後の德陽シティ銀行の破綻まで描くべきだったのではないかと思う。北日本銀行でのストーリーで終始してしまった分、小説としてのスケールが小さく終わっているように感じた。




頭取の影武者
販売元: 徳間書店

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頭取の首 (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

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頭取の死角
販売元: 潮出版社

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頭取の贖罪
販売元: 読売新聞社

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頭取室 (徳間文庫)
販売元: 徳間書店

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東武王国―小説 根津嘉一郎 (徳間文庫)
販売元: 徳間書店

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凍裂〈上〉
販売元: 構想社

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