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和書 507214 (76)



不当買収
販売元: 講談社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

銀行員松下遼は金融検査直前に行った同僚中川への数字のごまかし助言が原因でWFBを退職し、自分の可能性を試したいがために大沢の主宰する買収ファンドに参加する。大沢は敵対的買収TOBを武器に日本の株式会社の馴れ合いシステムを変革したいと夢見る男。この大沢の次のターゲットは、遼の元同僚で恋人・榎本彩の父が経営する会社だった。エノモト加工は、WFBVFに買収への対抗の助言を求める。野心家桜田常務の片腕として中川が対立してくる。桜田自身も大沢とはかつて銀行の先輩・後輩のライバルだった。この中川、実は彩に惚れている。松下遼の行動に激怒し、彩に遼との交際断絶を命じ、買収阻止が成功したら中川を迎え入れてもよいと言う父。M&Aの熾烈な駆け引きと並行して、遼と彩そして中川の心理的葛藤が織り込まれていく。また、大手銀行が合併したWFBを通して、銀行合併内幕劇も端々に語られている。M&Aプロセスのストーリーが主軸に展開されるので、巻末のM&A用語集を参考にすると、格好のM&A入門書になっている。




不撓不屈
販売元: 新潮社

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 とある本で紹介されていたので買ってみたのですが…。
正直がっかりです。
 まず物語にあるべきワクワク感が微塵も無い。思わず引き込まれる、時間を忘れて貪る様に読む、
という様な夢中になって読めるような話の構成ではありませんし、また人物の描写でも特に魅力を感じるような点はありませんでした。
(経理や監査に関心の無い人でも飯塚氏の偉業が良く理解できるような作りにするのが物語ではないでしょうか)
ただただ記録と事実にそれらしい台詞をつけただけ…そんな印象です。ノンフィクションの経済小説はそんなものだ、と言ってしまえばそれまでですが…。
興味深い題材なだけに非常に残念です。




振り返らないで―Think out of the box
販売元: 柘植書房新社

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実用企業小説 プロジェクト・マネジメント
販売元: 日本経済新聞社

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実際のプロジェクトに反映できる部分もあるが
読んでまず思ったことが「非現実的」という感。

筆者が自身の経験に基づいて書いているので
なんとも言えませんが様々なプロジェクトに
応用できる考えが少し無いように感じた。

しかしながらプロジェクトを完遂させるには、
チームの思いと感情であるということは非常に
共感できたことである。

経験したほとんどのプロジェクトがエンドユーザとの
ヒアリング不足やチーム間のコミュニケーションエラー
などによる部分が大きいと感じてしまう小生としては、
あまり参考にならなかった。




ベイジン〈上〉
販売元: 東洋経済新報社

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一気にとはいきませんでしたが、数回に分けて短期間で読み終えました。
2人の主人公が登場するのがこの小説の特徴でしょうか。
日本の技術者と中国の若手官僚。
この二人がそれぞれの立場で苦しみながら、最後には人間として共通の考えに達し、友情を芽生えさせるという物語です。
小説なのでフィクションのはずなのですが、読後も読んでいる最中も、この小説の舞台になった場所が現実のどこかにあると感じられてしかたがありませんでした。
北京オリンピックの興奮が冷めやまない今だからこそでしょうか…
それだけではなく、作者の描写力が読者にそう感じさせているような気がします。
ドライでテンポの良い文章で読み手を飽きさせませんし、内容もなかなか知ることのできない中国の官僚社会が垣間見られて非常に良い小説だと思います。
ただ、少し残念なのは、主人公を取り巻くヒューマンドラマに欠けたかなと感じさせる点です。
日本人技術者の家族について(特に主人公を影ながら支えているはずの奥さんについて)、中国人官僚の生い立ちについて、もっと知りたかったというのが本音です。
別の章を立てて詳しく書いても良かったかもしれません。
ただ、そうなると長編大河小説になりかねないので著者はあえてそうしなかったのかもしれませんね。
その点を踏まえると、テーマを絞った小説としては冗長であり、大河小説としては物足りないというのがこの小説の評価になるのでしょうか。
ラストの終わりかたといい、もう少し違う構成のほうが良かったかな。
なので、星4つです。




ベイジン〈下〉
販売元: 東洋経済新報社

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北京五輪が終わってから読んだのですが。クチパク*竭閧ネどを先取りしたようなストーリー展開は楽しめました。ノンフィクションとフィクションと絶妙に混ぜ合わせたエンターテインメント小説としてオススメできると思います。田嶋さんと門田さんという人物設定は、まるで「プロジェクトX」を彷彿させるような良質な日本人≠エじさせてくれます。まあ、好き嫌いはあるかもしれませんが。




米中暗闘 オペレーション菊
販売元: 文藝春秋

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   ニューヨークの9.11テロ前後から、イラク戦争を含めた2003年末までを舞台に、米中の虚虚実実の暗闘をフィクション化した小説で、ネオコンと思しき勢力と中国の超保守派との闇の戦いに、日本の外交と政治を刺身のツマにして、夫々の穏健派のチャイナ・リンクとの駆け引きを絡ませて描くが、結果はハッピーエンド。

   バックに、イラク、インパキ、台湾、北朝鮮等の国際紛争を扱っていて、かなり在りそうな設定で話が展開しており、最後の米中激突解決の掛けの切り札として、北朝鮮の核攻撃が使われているのが面白い。

   ベルリンの壁の崩壊やソ連の消滅、最近のイラク戦争やブッシュ政権の様子等を見ていると、この小説の様に、何が現実で何がフィクションなのか分からなくなってきてしまって、この本当の現実の世界の方が、大変な物語のように思えてくるのが不思議である。




ベンチャーキャピタル―小説形式のビジネス書
販売元: マネジメント伸社

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小説形式で描かれており、ベンチャーキャピタル(VC)の業務内容を具体的に知ることができる。ベンチャーキャピタリストの日々の業務に関
心がある人は、読んでみても面白いのではないでしょうか。

ただ、若干内容が古いのではないかと。今のベンチャーキャピタリストは、これほどアバウトなやりかたをしないでしょう。また、ファイナン
ス関連のシーンがないのは残念。ベンチャーキャピタリストとして、業務を通じてどのように収益を得るのか、あるいは、リスクヘッジをどの
ように行っているのか、といったことを学べる内容ではないと思います。




崩壊
販売元: チーム

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崩壊商社
販売元: 徳間書店

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「いまさら企業倫理を口にするつもりはない。~この巨大商社を今後も生き長らえさせようとするのなら、せめて世間には正直であるべきだと思うのだった。それが結ういつ生き残れる道であり、それ以外に生き残れる道はない」
「正論は正論に過ぎない。そうすると末端の管理職としてはせいぜいが与えられた作業に没頭することだ」
「個人も組織も邪悪なものを抱えていながら、なお正義を貫く。それが本当の強さだろう。」「ああいうワルを抱え込む力がなくなった」
「これからの企業は会社の課題そのもの、会社の明日を考える社員が十人中九人はいないと会社は潰れる。自分の頭で考え、行動する人間。必要なのは、そういう人間だ」
その後変わったのだろうか?
人間は弱い。やはり自分が生き残ることだけを必死で追い求めているのではないか?それはそれでよい。結局、サラリーマンにとって自分が生き残るためには会社が生き残らなくてはいけない、会社が生き残るためには社会に貢献していく健全な経済活動を行わなくてはいけない。
この社会で生きて行くためには、正しいことをしていくことが自己の幸せへの一番の近道である。
今一番大切なことが何かをきちんと見つめなおしてほしい。人生は単純だ。嘘や偽りで人生をややこしくしているものは、いつか必ず自分で自分を追い込むことになる。自己の出世のために権謀術数ばかりしていると、あなた自身の人生が狂うのだ。


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