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和書 507216 (18)



50パーセントの幸福 (双葉ノベルズ)
販売元: 双葉社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

山村美紗氏の「12秒の誤算」に続く短編集。ですが「12秒の誤算」のように気軽な気持ちでスイスイ読め始めたらこれが結構面白くて、気軽どころではなくてどっぷりと山村美紗氏のサスペンスの世界にはまることが出来ました。ます初回の「殺意のまつり」から単なる冤罪事件から一転してその作中人物達の腹黒さ蠢くその意外な展開は面白くここからぐいぐい目を引っ張られるようにして次々と繰りなす短編はホラー小説のごときぞっとさせられた「教科書」に「眼には眼を!」などどれもこれも意外な展開が面白い短編ばかりで、楽しむことが出来ました。其のほかには哀れなハイミス女性の思わぬ悲劇的運命が面白い「殺意の河」プッシュホン全盛の今ではこんな電話の仕組みがあったのかとトリックより電話の仕組みに納得させられる「憎しみの回路」芸能界の男女の愛憎の思わぬ運命が楽しめる「50パーセントの幸福」浮気が思わぬ悲劇を招くジトジト悲しくなる「不用家族」とどの短編も気軽な気持ちを見事に裏切ってくれる引き込まれるような面白い短編集を堪能させていただきました。




50億ドルの遺産 (徳間文庫)
販売元: 徳間書店

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

~『火神を盗め』や『謀殺の弾丸特急』などに連なる、冒険小説。

主人公はヨーロッパから東南アジアへと渡り歩いて来た青年・中尾英輔。
彼が島国スマリで進行する陰謀に巻き込まれるところから物語は始まる。

アメリカがベトナム戦争で使った兵器、
50億ドルそうとうの遺物がスマリに残っているというウソによって、
スマリに世界銀行等から融資を引き~~出し、軍需産業に一泡ふかせよう、
というのがその陰謀である。

その倒錯的な発想も凄いが、
それに絡んでいる殺し屋やプロの軍人たちのストイックな描き方は
さすが山田正紀、という感じ。
終盤は最初に挙げたような作品と同じく、絶望的な戦力差を前にしながらも、
目的地に向かった行軍/冒険が待っている。

例によってクライマックスはあっけ~~なく通り過ぎてしまうのだが、
本作ではそれを補うかのような、多少長め、
かつ意表をつく二転三転の展開のエピローグが待っている。~




58便、応答せよ―新宿番外地 (カッパ・ノベルス)
販売元: 光文社

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5W1H殺人事件―長編本格推理小説 (1985年) (Futaba novels)
販売元: 双葉社

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5キャラットの恐怖
販売元: 郁朋社

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5万ドルの赤ちゃん―お嬢さま探偵ループの事件簿 (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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 探偵ループさんが、事件解決に奔走する。男好き呼ばわりされてるループさんですが、インランなわけではなく、情が濃くてホレっぽいのですな。
 しかし、ワコールUSAのブラは、スイス製ってホントだろーか!?マナティを見ると、湖に飛びこんでいっしょに泳いでしまう修道女のルルドさんがMY好みでした。




5年目の魔女 (幻冬舎文庫)
販売元: 幻冬舎

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 読後感よくないなあ。乃南らしいかもしれないんだが。短編ではあるけど長編でだされたらきついな。ストーリー性にしても不安定だったり強引だったりした。

 一応人捜しサスペンスなのだろうか。親友の裏切りで人間不信に陥った景子。それから5年経ち、その人を捜し始める。しかし人びとの言葉には矛盾があった。それが終盤はピークに達する。

 元々は誰を信じるかなんて自分で決めること。過信はよくないし、不信もよくない。その中の微妙な選択をしながら日々人は生きている。ただ、景子の場合はどれが真実なのか偽りなのかが分からずパニックになっている。探していた当人のとの再会が更にそれを煽っている。思いっきり心理サスペンスだ。

 結局悲惨なことから人を信じられなくなった景子。昔の親友だけあって、気持ちの整理はしにくい。そういう細かなところまで書いているわけだから読者も痛いね。

 最初に書いたように読後感はどろどろ。せめて短編だけにしてほしかったかな。話自体に深みもなかった。




5年目の魔女 (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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主人公の景子は、友人である貴世美に対する嫌悪が次第に増大していく。よく考えると、景子が受けた被害は、職場で自分を陥れるような行為のために退職に追い込まれたことぐらいで、別に彼氏を寝とられた訳でもない。しかも物語の中盤には一切登場しない貴世美であるが、その影に怯えながらも居所を捜し続ける景子の姿によって、貴世美は間接的に大きな存在感として表現されている。貴世美に対する嫌悪は更に病的に肥大し、遂に貴世美とそっくりな顔立ちの貴世美の母親まで殺害するに至る。つまり、こうした無駄な殺人行為に気付かないほど、人は自らの中で増大する不安をとめられないのだ。景子は、計算高く生きる貴世美に振り回され、会社をやめる羽目にまでなって縁を切ったはずなのに、気が付くと自らの判断で彼女を捜している。これは、単なる嫌悪だけでは説明できない。不思議と追い求めてしまう理由は、貴世美に対する何らかの憧れに似た心理があったのではないだろうか。こうした景子の行動は、愛憎入り乱れた近親憎悪に似ている。「愛」に相当するものは何か。それは、貴世美も含めた周囲との漠然とした良好な関係だったのかもしれない。「憎」は貴世美やその母親、異性との付き合いがうまくできない自分自身にまで向けられたのだろう。自分でコントロールできない不安、憎悪と自らそれに操られていしまう人間の姿が描かれている。
この物語りの主人公は景子として描かれているが、性悪女として描かれている友人の貴世美の方が実の主人公だと感じた。景子や、自殺に追い込まれた貴世美の不倫相手や、その妻(景子の高校の先輩)も、悪女貴世美の掌中でただただ踊らされていただけなのだ。極端に狡猾でアクの強い貴世美と、普通の幸せを感じたい景子は、実は一人の女性の持つ性格の両面なのではないだろうかとも思う。こうした技量に☆4つ。




5年目の魔女
販売元: 有楽出版社

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5日間のパリ
販売元: アカデミー出版

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I have never read a bad Danielle Steel book before... This book was very slow and not very intriguig or anything really... I read it but it never spoke to me as her other books all did.. I found this book very boring and not well written... Sorry Mrs. Steel, it is the only book you ever wrote I didn't like... I'd recommend instead reading Tino Georgiou's bestselling novel--The Fates--if you haven't read it yet!


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